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映画「ゆめパのじかん」
川崎市にある公設民営の施設ゆめパーク。通称「ゆめパ」は子どもたちみんなの遊び場。約1万㎡の広大な敷地には、子どもたちの「やってみたい」がたくさん詰まっています。手作りの遊具で思いっきり遊ぶ子どもたち。一緒にどろんこになっている親子。くるくると踊る子。小さな子どもを連れた自主保育のグループ。ゆめパにはいつも子どもと子どもに関わる大人が集っています。 ゆめパの一角には「フリースペースえん」があり、学校に行っていない子どもたちが自分の「好き」をあたためています。安心して、ありのままの自分で過ごせる場所で、虫や鳥を観察したり、木工細工に熱中したり、ゴロゴロ休息したり。でも、時には学校や勉強のことが気になる子も…。新しい春を前に、一人の子が自身の将来を考え始め––––––。 子どもも大人もみんなが作り手となって生み出される「居場所の力」と、時に悩みながらも、自ら考え歩もうとする「子どもの力」を描き出したドキュメンタリー。
http://yumepa-no-jikan.com/#
躓いたり立ち止まったりしながらも、自分の人生に真剣に向かっている、子どもたちの力強い姿、と、
その環境を作るため守るために、真剣に寄り添おうとしている大人の力強い姿に、勇気と感動をもらいました。
こんな場所が、
希望する誰もが無料で利用できる開かれた場所であること。公のもの、として存在していることの意義はとても大きいと思いました。
映画の中で、ゆめパークを運営している団体の代表の方の、不登校の子どもたちは、前例のない自分の道を切り開いているんだ。というような言葉が印象的でした。
子どもの居場所について、全国各地で様々な実践がされています。大きな前例が確かにあり、今日この瞬間も続いています。
子どもの居場所、で問われるのは、案外、大人なのかもしれないなぁ。
byナカちゃん
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