NPO百千鳥とは
私たちは「日本の文化をもっと身近なものにし、次世代にひきついでいきたい」という願いからこの活動をはじめました。
日本文化を振興する団体はたくさんありますが、百千鳥では「だれでも気軽に参加できる」「暮らしにつながる提案をする」ことをポリシーとしています。
多彩な専門スタッフが実現するインクルーシブな文化体験
NPO百千鳥のちょっと変わっているところは、子育てや福祉・言語の専門家がボランティアスタッフとして参加しているところです。
発達心理学を専門とする公認心理師や、ふだんからたくさんの幼児を関わっている保育士、小学校で外国人を対象に日本語を指導している福岡市日本語指導員など、専門性が高いスタッフが在籍しています。
この強みを活かし、本当の意味での「だれでも参加できる」日本文化体験を目指しています。
ちいさなお子さんや心身が障害のある方、日本語が不得意な方も、スタッフのサポートを受けながら日本文化を楽しんでいただけます。
NPO百千鳥で可能なサポート
・ちいさなお子さんへのサポート
・神経発達症(発達障害)や知的な遅れのある方へのサポート
・身体障害のある方へのサポート
・ご高齢の方へのサポート
・「やさしいにほんご」サポート
・英語サポート
日本文化との出会いを作る。そして暮らしのなかで楽しむ。
主な活動は、「日本文化との出会いを作る」こと、そして「暮らしの中で継続的に楽しむためのきっかけづくり」です。すべての活動においてインクルーシブなサポートが可能です。
★活動内容
・各地の「文化の担い手」を講師に招いての本格的な文化体験
(和菓子づくり体験、茶道体験、書道体験など)・日本文化を継続的に楽しむための連続講座
(オンライン書道レッスン、煎茶道教室など)・日常のなかで日本文化を楽しむためのきっかけづくり
(SNSを利用した筆文字企画、和菓子デザインコンテストなど)・オーダーメイド文化体験
(小学校や専門学校・外国語学校など、他団体からの依頼による出張文化体験、
海外の和菓子職人からのご依頼による和菓子づくりレッスンのコーディネートなど)
日本文化との出会いを作り、未来へつなげたい
季節にあわせて、和菓子を選ぶ。
コーヒーや紅茶をいれるのと同じように、お煎茶や抹茶を自分でいれてティータイムを楽しむ。
たまに筆を手にとってみたりもするし、筆で名前を書く機会があったらはりきっちゃう。
ちょっとしたお出かけの機会に、浴衣や着物を自分で着るのもいいよね。
百千鳥が目指しているのは、そんな気取らない暮らしです。
ふつうの人が、日常のなかで気軽に日本文化を楽しむ。そのさきにある価値は、ボリュームです。
和菓子をつくる職人さん、お茶を育てる農家さん、お茶屋さん、筆や書道具・着物を作っているひと。
そういう方にとって、「ふつうの人が頻繁に使う」ことは、なによりの応援だと考えています。
NPO百千鳥は、ふつうの人が無理なくできる文化の楽しみ方を提案するとともに、職人さんや文化継承者の方など「日本文化の担い手」との交流の機会を作れたらいいなと考えています
ふつうで多様なわたしたちが、日々の暮らしのなかで日本文化を楽しめるように。
いま日本でがんばっている「文化の担い手」が新しいファンの方と出会えるように。
あなたも百千鳥の活動を支える千鳥の一羽になりませんか?
私たちの活動は、皆さまからのご支援によって支えられています。
ご支援の使いみち
・だれでも参加しやすい価格で、質の高いイベントを企画・開催すること
・講師として協力してくれる「文化の担い手」に適切な謝礼をお支払いし、その生活を守ること
・行政とやりとりをし、活動の情報を皆さんにお届けし、お金をきっちり管理するなど、社会的信頼に応えられる事務局を運営すること
NPO百千鳥は、よい活動を末永く継続していくために、「認定NPO」の認証取得を目指しています。
そのために、事業を継続的に応援してくれる百人のサポーターを必要としています。
どうか、よりよい活動のためにあたたかいご支援をお願いいたします。
私たちひとりひとりは小さな一羽の鳥にすぎませんが、みなさんと共に羽ばたくことで、未来を変えていけたらと願っています。
NPO百千鳥
理事長 清水美紗