その夜を乗り切る力を、ひと袋に。
子どもの入院のほとんどは、緊急入院として始まります。
具合が悪く、病院を訪れたその足で、
「今日は入院してください」と言われる。
初日、泣きわめく子ども。
夜になり、静まりかえる病棟。増す不安感。
看護師さんは忙しそう。
子どものそばを離れられない。家にも帰れない。
自分のものは、何ももっていない。
もう院内のコンビニも開いてない。
そういえば、朝から何も食べていない...
そんな“一番不安な夜”を少しでも支えるために、必要なものをひと袋に詰めてお届けするのが「付き添い生活応援パックライト」です。
理事長|光原ゆきよりメッセージ
たとえ数日でも、付き添い入院は大変
キープ・ママ・スマイリングは、子どもの入院に付き添う家族を2014年から支えてきた東京都が認定する認定NPO法人です。
これまで、限られたリソースのなかで、長期入院のご家族を中心に支援を届けてきました。しかし、たとえ数日であっても、付き添い生活の大変さに変わりはありません。
緊急入院や短期入院のご家族に対する支援を求める声が、以前から寄せられていました。

3,000個のトライアルで見えた、支援の確かなニーズ
こうした声をかたちにするため、全国の小児病棟の関係者の皆様と連携し、昨年度は全国の20病院に3,000個の応援パックを届けるトライアルを実施しました。
パックを受けとったご家族の声と医療現場からの反響に、私たちは、この取り組みは“求められている支援”だと強く実感しました。そして今年度から、「付き添い生活応援パックライト」の無償配付を本格的な事業としてスタートすることを決めました。
その夜の安心と、明日から必要な情報を
突然の入院で、売店にも行けず、家にも帰れない――。
そんな“その夜”を乗り越えるための「付き添い生活応援パックライト」には、付き添い入院の“今すぐ必要”を支える工夫が詰まっています。

たとえば、
・そのまま食べられるレトルト食品やごはん
・ほっと一息つける甘いもの
・歯ブラシやウェットティッシュなどの衛生用品
・女性に特に必要なスキンケアセット(保湿剤や洗顔料など)
必要な支援が、切れ目なく届くように
そして袋には、「つきそい応援団ハンドブック」も入っています。
このハンドブックは、付き添い生活の必需品リストや困りごとの相談先など、付き添う家族にとって本当に役立つ内容を8ページに凝縮した冊子です。

「付き添い生活応援パックライト」は、突然の入院に対応する“その夜”の安心と、明日から始まる付き添い生活に備える情報を、ひとつにまとめました。そして、長期の付き添い生活となる方には、より多くの支援物資を詰め合わせた「付き添い生活応援パック」へ。
今、その人に必要な支援が、切れ目なく届くように――
キープ・ママ・スマイリングは、必要な支援を途切れさせないための仕組みをつくっていきます。
受け取ったご家族の声
応援パックを受け取った方々へのアンケートには、毎月平均4.2~4.3(5段階)という高評価の声が寄せられています。
ここで、パックを実際に受け取ったご家族の声を一部ご紹介します。
「突然の入院、何も持たずに病室へ」
歯ブラシもなく諦めかけたとき、このパックをいただきました。不安な夜が少し軽くなりました。
「“あ、自分を大事にしていいんだ”と気づけた」
子ども優先で自分のことは後回しにしていた私にとって、ボディクリームの香りが救いでした。
「まさか食事まで入っているとは…」
入院で心も体も疲れたとき、野菜がとれる温かいご飯は本当にありがたかったです。

「“気にかけてくれている人がいる”という安心」
見知らぬ誰かの優しさに触れた気がして、涙が出そうになりました。
「看護師さんからの手渡しが、何よりうれしかった」
支援の内容ももちろんだけど、“誰かとつながっている”感覚が心強かったです。
一人ひとりの声から、たったひと袋にも、心を支える力があることが伝わってきます。

手渡される「最初の安心」が、信頼につながる
「付き添い生活応援パックライト」は、医療者の皆様との連携と全面協力があって、初めて実現する取り組みです。
どなたにお渡しするかの判断は、各病院の看護師長さんにお任せしています。
ご家族が不安や混乱の中にいるとき、看護師さんから直接手渡されることには大きな意味があります。
信頼が生まれる瞬間|群馬中央病院 阿久澤看護師長の声
医療現場にも、家族を支えたい想いがある
「支援したいと思っていても、病院としてできることが限られていた」——
そんな声が、付き添い家族の一番近くにいる医療現場からも寄せられてきました。
中には、出張先のホテルでもらった使い捨て歯ブラシを使わずに持ち帰り、必要な家族に手渡していたという看護師長さんもいました。
このパックは、そんな付き添い家族を支えたいという医療現場の想いを、“手渡せる支援”として形にしたものでもあります。

動き始めた変化を、確かな前進に変えていくために
これまで私たちは、主に長期入院のご家族への支援を続けてきました。
月に数回、食事を提供する支援から始まり、長期の付き添い支援、そしてようやく、短期・緊急入院の支援にも取り組めるようになりました。
これは、寄付者の皆様や支援企業の皆様、医療現場の皆様のご協力があって実現したことです。

今、30年近く変わらなかった付き添い環境に、少しずつ改善の兆しが見えてきています。
この流れを一過性に終わらせず、さらに前に進めるために、どうか皆様の後押しをお願いします。
ご寄付の使い道について
目標400万円で、全国5,000人のご家族に応援パックを届けたい
皆様からのご寄付は、「付き添い生活応援パックライト」の制作と病院に届けていくための費用として活用させていただきます。
突然の入院で必要なものを届けるため、以下のような費用を想定しています。(ひと袋あたり700〜800円程度を想定)
・食品・生活用品・衛生用品の購入費
・各病院への一括配送にかかる運搬費
・病院との調整や梱包・発送作業など支援事務を担うスタッフの人件費および拠点維持の費用※支援物資の一部は企業から寄贈されたものですが、購入が必要な品目も多数含まれます。(商品を寄贈してくださる企業様も大募集中です)
必要とする病院に、必要とされる支援を
今年度は、全国の小児がん拠点病院や地域中核病院など緊急入院が多い病院138か所を対象に、それぞれ丁寧にヒアリングを行い、必要とする病院に、必要とされる支援を届けてまいります。
※本プロジェクトは、目標額に達しなかった場合も寄付が実行される「All-in方式」で実施します。
しかし私たちは、必ず目標金額を達成し、全国の付き添い家族のもとへ応援パックを届けることを目指します。
応援サポーターからのメッセージ
子どもの入院に付き添うお母さん・お父さんのことを想い、応援したい、支えたいという仲間が日本全国にたくさんいます。
日本小児科学会副会長・東京都立小児総合医療センター院長 山岸 敬幸さん

山岸敬幸さんの応援メッセージ:
「こどもが急に入院することになってしまったとき、ご家族は何の準備もなく泊まり込み、食事や着替えもままならず、不安と疲労を抱えて過ごすことも多いと思います。
「付き添い生活応援パックライト」は、そんなご家族を必ず救い、癒し、「あなたはひとりじゃない」という支えを背中に感じさせてくれる、うれしいひと袋です。
こどもの笑顔のために欠かせない「付き添いご家族」の安心を全力で支援するキープママのクラウドファンディングを、私は心から応援します。」
株式会社榮太樓總本鋪 代表取締役社長 細田 将己さん
細田 将己さんの応援メッセージ:
この度は、キープ・ママ・スマイリングさんのクラウドファンディングにご興味をもっていただき、ありがとうございます。私たちも、団体発足当時からお菓子の寄付という形でご協力をさせていただいております。ぜひ、皆さんも寄付での応援をよろしくお願いします!
『No Code』オーナーシェフ 米澤 文雄さん
米澤文雄さんの応援メッセージ:
「私は、キープ・ママ・スマイリングを10年ほど、団体設立当初から応援しています。付き添い家族のためのオリジナル缶詰も一緒に作らせていただきました。クラファンもガッチリ応援しますので、皆さんもご支援よろしくお願いします!」
※米澤シェフ監修のオリジナル缶詰や米澤シェフが手がけるレストランの食事券が返礼品に含まれるコースもございます。ぜひご覧ください!
早稲田大学アメリカンフットボール部「ビッグベアーズ」の皆さん

2022年から社会貢献活動の一環としてキープ・ママ・スマイリングの活動を応援してくださっているビッグベアーズの皆さんからも応援メッセージをいただきました!
早稲田大学アメリカンフットボール部「ビッグベアーズ」の皆さん:
「アメリカンフットボールができるのは、健康を支えてくれる母や父の存在があってこそ——そんな当たり前のことを、初めて深く考えるきっかけになりました」
「病気の子どもを支えるお母さん、そしてご家族の姿を知り、心から尊敬の気持ちを抱きました。『付き添い家族』の存在と支援の大切さを知っていただけたら嬉しいです」
寄付金控除により、寄付額の最大50%が戻ってきます
東京都が認める認定NPO法人であるキープ・ママ・スマイリングへのご寄付は、寄付金控除(税制優遇)の対象となります。
最大約40%の所得税控除と、東京都にお住まいの方は住民税控除を合わせると、最大約50%の控除を受けることができます。
寄付金控除対象のコースでご寄付をいただいた皆様には、ご入力いただいたご住所へ寄附金受領証明書をお送りいたします。
寄付金受領証明書(領収書)の発送:2024年7月を予定しております。(寄付金控除を受けるためには、確定申告が必要になります)
返礼品があるコースを選択された方:寄付金控除の対象とはなりません。
食べる、眠る、息を抜く。 その当たり前を、すべての付き添い家族に
食べる、眠る、息を抜く。
そんな当たり前さえ難しい付き添い生活に、最初に届ける支援が「付き添い生活応援パックライト」です。
この小さな支援をきっかけに、私たちは病院との信頼関係を一つひとつ築き、医療者の皆様とともに、付き添い家族を取り巻く環境の改善へとつなげていきます。

子どもの病気という家族の緊急事態を、社会全体で支えていくために
家族の笑顔を守ること。同時に、医療者の笑顔を守ること。
それらは、病気と闘う子どもたちの笑顔を守ることにつながっています。
子どもの病気という家族の緊急事態を、みんなで支え合う社会をとともに作るため、キープ・ママ・スマイリングはこれからも歩みを進めてまいります。
どうか皆様のあたたかなご支援を、よろしくお願いいたします。
金額5,000円 |
金額10,000円 |
金額30,000円 |
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金額15,000円 |

金額200,000円 | 在庫3 |

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金額200,000円 | 在庫3 |
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