一般社団法人Moonlight Project

一般社団法人Moonlight Projectの活動を支えてください!

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一般社団法人Moonlight Project(2015年発足)は、太鼓集団響の「音楽活動」、HIBIKICAFÉの「喫茶部門」とその場を活用した「学習」や「就労」支援をはじめ、多岐に渡る文化事業や公益的活動を位置づけて運営して参りました。しかし、2020年以降、新型ウイルスCOVID-19の感染拡大の影響により、各事業や活動は深刻な痛手を受けます。感染拡大による活動自粛等の生活様式の変化により、収入や売り上げは大きく減少し、規模を縮小することで活動維持を試みてきました。そして、コロナ禍の中で一層、社会的な課題に目を向けるべく、2023年4月より、「フリースクール」としてスコーレムーンライトを開校しました。昨年の統計では、不登校の数は29万人を超えており、学びから離れてしまう子ども・青年たちがいる現実を突きつけられています。どうか、みなさまの温かな継続的ご支援をお願いいたします。

ご挨拶

 ページをご覧いただきありがとうございます。
 当法人は、子ども・青年たちが大切にされ、尊重される社会を目指して日々活動しております。ムーンライト・プロジェクトのメンバーになった思いでご支援いただけると幸いです。
 ぜひ皆様のご支援、ご理解とご協力を承りたくお願い申し上げます。

一般社団法人Moonlight Project一同


右肩上がりの不登校児童生徒数、悩んでいる子どもたちが増えている現状…

 昨今、子どもや青年たちが犠牲となるニュースが後を絶たず、社会課題として浮き彫りになっています。
 文部科学省の「児童生徒の問題行動・不登校調査」の2022年度の結果(2023年10月発表)によると、小中高校から報告があった自殺者は計411人で、21年度の368人から43人増加。過去最多水準の415人だった20年度と同様、深刻な状況となっています。その他にもヤングケアラー、8050問題、貧困による格差助長などが挙げられます。そこで近年、私たちが行ってきたのが若者支援です。不登校やひきこもりの若者に目を向け、学習支援や就労支援、文化や芸術を核とした表現、創造の時間をつくってきました。

Moonlight…月明かりの計画に込められた思い…
一般社団法人ムーンライト・プロジェクトについて

Moonlight Projectの設立へ

2023年4月スコーレ・ムーンライト(フリースクール)開校 @鴻巣市
2015年一般社団法人Moonlight Project設立
2014年HIBIKI CAFEグランドオープン @桶川市
2013年響スタジオ(稽古場)開設 @本庄市児玉町
2007年日本テレビ系列で「テージセー」が久米宏氏コメンテーターのもと4夜連続で放映される2007年太鼓集団響旗揚げ

若者支援の三本柱・・・
3つの事業を通して若者たちの悩みに寄り添う 

 当法人では、各部門がそれぞれに連携し、若者たちのサポートを行っています。例えば、学習支援一つをとっても個々人の目標は実に様々です。読み書き算から学び直す、少しつまづいてしまった教科を学ぶ、進学を目指して勉強する等々。また、就労支援として社会参画のきっかけをつくりだす場面もあります。以下では、各部門の様子とともに、若者支援のケースに触れてご紹介します。


太鼓集団響について

 「人の心に響かせたい」という思いのもと名付けられ、太鼓集団響として2007年に旗揚げ。浦和地域の太鼓サークルから、2013年に本庄市児玉町に拠点を移し、プロ宣言をしました。以降は国内外と公演・演奏・ワークショップと積極的に活動を展開し、国内外各地から招聘をいただくまでになりました。近年では店内BGMの提供(株式会社中川政七商店 日本市 日本橋高島屋S.C店)や文化庁「文化芸術における子供の育成事業」(NPO法人子ども劇場おやこ劇場埼玉センター受託)に芸術家として埼玉県内の小中学校を巡回公演、インディアン・フォーク・バンド(インド:ベンガルール)の海外招聘等々、活動は多岐に渡っています。それらの音楽活動に加えて、和太鼓演奏の「表現」を核とした公益的なプログラム(若者支援部門と連携し、子ども・青年たちが元気になるプロジェクト、太鼓による心身の解放、他者との学びあい、身体表現の探求と模索等)を行っています。また、それらの諸活動に若者たちが能動的に関わり、舞台づくりの専門性を学ぶこと、機材運搬や受付業務などを担うこと等から、他者や社会との接点をつくりだしており、中間就労的な支援が実現しています。

太鼓集団響 演者・作曲 飯島学


HIBIKI CAFÉについて

 自家手焙煎の珈琲を提供するお店です。お店の顔でもある「響ブレンド」は焙煎前後の丁寧なハンドピックにより、コーヒー通にも、入門者にも飲みやすい口当たりと豊かな風味を実現した逸品です。その他自慢のストレート豆を焙煎しています。店内には10名が座れる大テーブルとバンカーズ・ランプとAC電源を設置した個人席、屋外にはテラス席を設置。寄付から集まった多ジャンルの本が蔵書されており、気に入った本は持ち帰ることが可能です。それぞれの目的に応じた、ゆっくりとした時間を過ごせるよう、レイアウトしています。定期的に読書会や鑑賞会、様々な教室(着物リメイク、占星術、仏像彫刻、フラワーアレンジメント等々)を専門の講師主催で開講しており、コミュニケーションの場として、カルチャーの発信にも一役買っています。また、中高生たちを中心に学習支援=宿題カフェをグランドオープンより間もなく行ってきました。支えるのは現職、退職の教員経験者が中心です。なお、この10年で支援を受けた若者たちは100名を超えています。またこのカフェを入り口にし、当法人のスタッフ(社員)になった若者も出てきました。

店長 飯島裕美


スコーレ・ムーンライトについて

 2023年4月、フリースクール「スコーレ・ムーンライト」として埼玉県鴻巣市に開校しました。悩みや苦しみを抱えた子ども・青年たちが自由にすくすくと育っていく場をつくりだしたいとの思いからできました。そこは既存の学校ではなく、子ども・青年たちが「幸せ」になることを一番に考える場所です。子どもたちの居場所になることはもちろん、「幸せ」になる方法を学ぶ場所にもなることを念頭に置いています。開校以来、約25名の方にご利用(2024年4月現在)いただいております。豊富な学びや文化体験、人間関係の出会い直しから、様々な力を身につけられるよう、スタッフがサポートしています。なお、スタッフの中には不登校を経験した者や、教員経験者がおり、多角的な視点からサポートを心がけています。スコーレでは、入学いただいた方の学びや活動が、出席日数(所属校がある方)になるよう学校に働きかけております。月~金曜日(9:30~17:00)で開校しております。今夏(2024年)には桶川にHIBIKI CAFÉ学舎としてフリースクール(中高等部門)を開校いたします。

スコーレ・ムーンライトスタッフ 清水頭より子/三井昌樹
                    平野和弘/今村洋介

◆各部門の活動の詳細についてはリンク(タイトル)から紹介しております◆

こんな社会を目指したい!
地域社会の主人公、新しい未来の担い手に!

 不登校の数を減らしたい、行きしぶりの子どもたちを無理に学校に戻したい…ということではありません。誰もが学びの選択肢としてその場所を選び、通うことができ、自分らしく生きていくことができたらと考えます。そして心落ち着く場所で培った力を地域や社会で生かせる、そんな日常を描けるように当法人は取り組んでまいります。

身を削った支援ではなく、また、対等平等な関係を

 当法人はスタッフの思いや専門性、なによりヒューマニティにより成り立っています。ゆえにボランタリー精神に頼るところも大きく、身を削った働き方が目立ちます。持ち出して行っている分野(仕事)も多く、発足時の常態化から抜け出せません。また事業拡大に伴う公費(税理士、司法書士さんへの依頼、登記、登録、申請等々)も多くなり、毎回どうにかして捻出している次第です。各セクションで出会う若者たちの支援ですが、できる限り平等に近づける努力と、優しい関りができたらと考えています。フリースクール部門の利用料などの免除や奨学ができれば、家庭の事情に関わらず、多くの方が利用できるはずです。具体的には、マンスリー会員で10名(月500円)が集まれば、10%ほどの月額利用料の補助が可能となります。また、学校や家庭への訪問活動、学習や文化活動の積極的な支援も可能となります。お金を支払う、もらう、という関係性をできる限り平等にし、若者たちと一緒の時間を過ごしたいと考えています。

ご支援の使い道/必要なご支援について

 一般社団法人Moonlight Project(以下、一社MP)は、太鼓集団響による国内外の演奏活動や太鼓指導(ワ―クショップや教室運営)と、HIBIKICAFÉによるイートインや珈琲豆の販売、スコーレ・ムーンライトによって収入が得られています。2020年以降、COVID-19の感染拡大による影響と、生活環境の変化か

ら、太鼓部門では受託(演奏)の仕事が減少、カフェ部門では飲食業態を縮小せざるを得なくなりました。少しずつ新しい活動を目指してきましたが、さらなる対応を余儀なくされており、運営は緊張感が続いています。また、新型コロナウイルスが5類に移行したとはいえ、劇的に生活が変わったわけではありません。各部門の運営には社員・スタッフの持ち出しも多く、個人負担もいつ限界を迎えるかわかりません。太鼓集団響とHIBIKICAFÉ、スコーレ・ムーンライトの年間を通した維持管理、運営費用のお手伝いをいただけないでしょうか?

  • 太鼓集団響の具体的な維持費は、稽古場(本庄市児玉町)の水道光熱費、楽器や機材の修繕費、消耗品費、固定資産税、人件費等々が必要です。
  • HIBIKICAFÉ(桶川市南)では、家賃や水道光熱費、学習・就労支援に関わる費用、人件費等々が必要です。
  • スコーレ・ムーンライトでは家賃や水光熱費、教材費、人件費等々が必要となっております。 

 各部門が連携し、公益的な活動(文化活動をはじめ、就労、就学支援等々)を行っております。それらを計上した年間の費用総額は、1,000万を超えております。これまでの活動は、多くのボランティアの方々のご好意、金銭的な援助により実現されてきました。しかし、コロナ禍による生活様式の変化から、事業の延期や中止、スタッフの健康管理等々、緊張感のある対応が続いています。これら社会情勢に伴うガイドラインに即した感染防止策(消毒や衛生管理)や昨今の水光熱費の高騰による費用負担が大きく生じています。各事業収入が減少する一方で、維持管理にかかる費用は変わりません。ぜひご協力をお願い致します。


すべての子どもたちに、確かな学びと豊かな文化を

 当法人は、各部門(太鼓集団響、HIBIKICAFÉ、スコーレ・ムーンライト)や関連施設・団体と連携し、活動を行っています。2014年より、元教師や応援団等々が一般社団法人Moonlight Projectに集い、響カフェを運営し、太鼓集団響と共に歩んできました。このカフェと太鼓の取り組みが核となり、宿題カフェや太鼓教室に、様々な事情を持った子ども・青年が集まり、互いに協力し、居場所をつくってきました。ときには学びに真剣に向かい、あるものは大学進学し、あるものは就職につなげ、彼らは育っていったのでした。当法人でこれまでに行ってきた学習・就労支援は100名(件)を超えています。誰でも、誰もが学びたいと思ったときに学べることを大切にしてきました。もし学校にいけないとか、ひきこもっているとか、本人や家族で悩んでいる等々、身近にそういう人がいたら声をかけてあげてください。一人で悩まずに一緒に考えていきましょう。

マンスリーサポーター制度と特典について

 一日約17円からはじめられるご支援です。ぜひマンスリーサポーターになって応援してください。なお、ご支援の金額、期間によって、特典を設けております。みなさまのご支援をお待ちしております。
 ●月額10,000円以上のご支援をいただいている方に年次報告書をお送りします。
 ●月額10,000円以上の方、ご支援金額にかかわらず、ご支援から1年が経過した方に、年次報告書へお名前(個人・団体名を任意で)を記載させていただきます。
 ●ご支援金額にかかわらず、当法人のイベント案内やご招待を不定期でいたします。

団体情報
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