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こんにちは!むすびえ広報メンバーのみのりです。
今日は広報・ファンドレイジング統括補佐の松崎 泉(まつざき いずみ)さんにお話を聞いてみました!
松崎さんは、今回のクラウドファンディングの中心となる、企画メンバーの一人です。どんな想いで日々活動されているのか、聞いてみたいと思います!
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みのり)松崎さんは、普段どんな活動をされているのですか?
松崎さん)普段は、むすびえをご支援くださる方への私たちの活動のご説明やご報告、お問い合わせ窓口の運営や、広報活動など、多岐にわたっています。
みのり)今回のクラウドファンディングにおいては、企画メンバーの一人として、こども食堂運営者の方々にインタビューをされていましたね。
松崎さん)はい。むすびえはこども食堂を運営しておらず、こども食堂を支援することで「誰もとりこぼさない社会」をつくろうとする団体です。今回のクラファンを始めるにあたり、むすびえからのメッセージだけではなく、「こども食堂の運営者さんのリアルなお声も届けたい」という想いで、インタビューさせていただきました。(インタビューを快く受けてくださったこども食堂の方々、本当にありがとうございました!)
※インタビューの一部はこちらの動画にございます。ぜひご覧ください。
みのり)インタビューの中で、特に印象に残ったお話はありますか?
松崎さん)(動画は短時間で見ていただけるように編集したため、多くを盛り込めなかったのが残念なのですが)こども食堂の運営者さんの衛生管理に対する日々の努力や工夫、「当たり前」を実現するための難しさやご苦労についてのエピソードがとても心に残っています。
どの運営者さんも食品衛生管理は「やって当たり前」という認識で、日々、安心・安全へ気を配られています。しかしその「当たり前」を徹底してやっていくことは決して容易なことではなく、様々な負担もでてきます。。
例えば、100食以上の食事を調理しているこども食堂さんは、利用者さんが来るまでに準備を整えなければなりませんが、スタッフの人数も限られており、時間との戦いです。
そんな中、作業切り替え時の手袋の付け替え、食品の適切な管理など、気をつけるべき細かいことがたくさんあります。調理に集中しながらも、気をつけるべきことがちゃんとできているか、運営者さんとして声掛けを行っているとお話くださいました。
また、お弁当配布をする際には、おかずやご飯を冷ます必要があります。冷却するための大きな冷蔵庫が必要になりますが、その費用や置き場所が必要になってきます。他の場所の冷蔵庫を借りたり、大きい保冷剤を使ったりと、様々に工夫をされているというお話もありました。
こども食堂の開催場所が、公共施設の場合だと、最初にすべての消毒からはじめる、とお話くださった運営者さんもおられました。
他にも、こども食堂を開催するたびに、毎回、食材やスタッフの手配の合間に保険加入の手続きに行かなければならず、保険料も人数に応じて増えるため、金銭的な負担も増えてくる、とお話くださった運営者さんもおられました。
やって当たり前のことではあるけれど、数千円単位でもこども食堂にとっては負担になる、物価高の中 予算は少しでも食材に回したいー
そのようなご苦労の中で運営者のみなさんはこども食堂を開催されているということを改めて感じました。
今回のクラウドファンディングが、少しでもこども食堂運営者さんの負担を減らし、安心・安全を守り続けていく活動の一助になればと願っています。ぜひ、皆さまと一緒にこども食堂を応援したく、ご支援いただけるとうれしいです。
みのり)貴重なお話、ありがとうございました。クラウドファンディングも残り約1ヶ月。皆さんに、この活動が目指す未来や、現場の想いをたくさん知っていただく機会を作れると良いですね。