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こんにちは!むすびえ広報メンバーのみのりです。
今回は、「企業との協働事業」や「調査研究」などで幅広く活躍されている長井 彩子(ながい あやこ)さんにインタビューしてみました!
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みのり)企業との協働事業が多いむすびえですが、実際に企業の皆さまとどのような活動をされているのか、詳しくお聞きしたいです。最近の協働活動で、特に印象的なものはありますか?
長井さん)グローバル企業である製薬会社アストラゼネカさんとの事業ですね。アストラゼネカさんは「NCD予防」といって、循環器疾患、がん、呼吸器疾患、糖尿病などの非感染性疾患(NCD)のリスクと影響に対する認識を高めることを目的とした『ヤング ヘルス プログラム(Young Health Program)』を世界30ヵ国以上で展開されています。
むすびえは、このプログラムを日本で推進する運営団体としてパートナーシップに採択されました。
みのり)病気予防や健康づくりに対する意識作りの取り組みを、こども食堂で展開していくということでしょうか?
長井さん)そうですね。「こども食堂を通じて、こどもを対象に、NCD予防を目的とした食育活動を行うこと」が大きな目的です。
このプログラムは、こどもたちが生涯にわたって非感染性疾患にかからないような食生活リテラシーを身につけてもらうことを目指していますが、これはむすびえだけではなく、地域ネットワークの皆様・こども食堂運営者の皆様・企業様・プロボノ参加者様など、たくさんの方々と一緒につくり上げていくものです。
私たちが「コーディネーター」としてプロボノ参加者さんとこども食堂をおつなぎしたり、アストラゼネカの社員さんがこども食堂でボランティアをされたりと、形は様々ですが、たくさんのつながりが生まれています。
みのり)素敵な活動ですね!特に、活動の中でやりがいを感じることはどんなことですか?
長井さん)「こども食堂に関わってみたい」という想いがあってもなかなか踏み出せない、もしくはきっかけが少ない...そんな専門職やプロボノ参加者の方々と一緒に現地へ足を運び、こども食堂におつなぎできることにやりがいを感じています。
みのり)同じ想いを持つ方々がつながり広がっていくことが感じられるお仕事ですね。最後に、このクラウドファンディングのサイトをご覧の皆様にメッセージをお願いします。
長井さん)ぜひ、一度こども食堂に足を運んでみてほしいです。私自身の「こども食堂」との出会いは、子どもが偶然近所で見つけて教えてくれたことがきっかけでした。「こんな居場所があるんだ」と、初めて訪れたときに衝撃を受けたのを覚えています。こども食堂が、皆さんにとっても何かを感じるきっかけ・居場所になったら、嬉しく思います。