のわの活動を続けるために寄付を必要としています

いつも「のわ」を支えていただき、本当にありがとうございます。 私たち「のわ」はシェア・スペースの運営やイベントの開催を進めていくことで、地域の一人ひとりが少しでも豊かな暮らしを送れるようになることを目指しています。そしてそれがやがては社会全体の様々な問題の解決につながると信じています。 「のわ」の活動を維持そして将来の拡大に向けて、安定した財源の確保が欠かせません。活動をこの先も長く続けられるよう、寄付による支援をぜひご検討ください。
 のわ代表 新見永治

のわ とは?

LGBT、人種、障害、子育てなど世の中には多くの問題や課題が存在します。しかしウィルスの蔓延や戦争といったより大きな出来事の陰で見逃されがちです。私の暮らす名古屋という都会の中でも大小様々な困難を抱えながらも日々を懸命に生きている人がたくさんいます。

「のわ」はこの地域の人たちに集まる場・働く場・暮らす場を提供するためにシェア・スペースの運営やイベントの開催やネット配信を展開しています。私たちの活動を通じて地域の一人ひとりが少しでも豊かな暮らしを送ることができるようになることが、やがては社会全体の問題解決につながると信じています。

まずは手の届く範囲の身近な人のつながりに改めて目を向けてみようと思います。みんなと一緒に新たな暮らし方や仕事の仕方を考えていきます。

それが「のわ」です。

これまでの のわ を振り返って

話しはパルルの2011年頃に遡ります。パルルは「のわ」の中で集まる場の役割を担うイベントスペースです。パルルではそこを「まち」に見立て大勢の人と一緒に運営することで、何もない状態からルールや場を作るとは何かを考えそして実践する取り組みを数年間行いました。それは小さな動きでしたが、一つの社会実験でもあったと考えています。

この試みは2016年に一つの区切りをつけましたが、この数年の取り組みは人のつながりを考える場であったと言えます。多くのかけがえのない仲間たちと過ごしながらこの間に得たものは私の大きな財産になっています。この経緯はパルルのホームページで紹介していますので、ぜひご覧ください。 http://www.parlwr.net/history/

この数年のパルルの中での経験を、外の社会に向けたつながりに広げていく必要性を感じ、その実現に向けた模索を続けてきました。そして2020年に新しく2つのスペースを新たに加えて、集まる場・つくる場・暮らす場の3部屋を活動拠点として「のわ」としての活動がスタートしました。

コミュニティーから世界を眺める

「のわ」は動き始めたものの、この数年はコロナ禍などの影響で活動が思うままに進められませんでしたが、ここにきてようやく本格的に活動を再開できる兆しが出てきました。

のわホームページの「のわについて」の紹介の中で私は次のように書いています。「LGBT、人種、障害、子育て・・・世の中で僕たちはいろんな問題や課題を抱えています・・・まずは手の届く範囲の身近な人のつながりに改めて目を向けてみようと思います。」と。

パルルでは「0円ショップ」というイベントを継続して開催しています。これは、まだ利用できるけども使わなくなったものを提供してもらい、すべて無料で持ち帰ってもらえるというとてもシンプルなリサイクル活動ですが、「のわ」の方向性を象徴する取り組みだと思っています。また最近は来場者のアイデアから生花や野菜の販売を始めています。ほかには2階のファブラボを備えた205号室では3Dプリンタや旋盤を使ってものづくりのワークショップを開いていたり、5階の503ではシェアにより人の関係を模索しながら新たな暮らし方を模索しています。

これら一見脈略がない取り組みに思われるかもしれませんし、八百屋、金物屋、花屋や下宿などかつては近所でありふれていたものが復活しているだけにも見えるかもしれません。しかし単なる過去への回帰ではなく、冒頭の課題を見つめ新たなテクノロジーや環境への優しさを視野に入れたコミュニティーの総合的な再生であり一人一人個人の手元に取り返すための動きだと捉えています。

こんな「のわ」の活動が間口を広げていくのに呼応するように、訪れる人たちの年齢、ジェンダー、国籍の層も拡大しています。特にこれまであまりお付き合いのなかったご近所の方々たちが足を踏み入れてくれるようになりました。小さなお子さんと一緒に連日来てくれる人が現れるなんて以前は想像していませんでした。

(ファブラボ:デジタルからアナログまでの多様な工作機械を備えた施設)

アートとともに

また、「のわ」にとってアートはとても大切な存在です。これまでにもずっと美術の展示や音楽の演奏を手掛けてきました。

単純な作業が機械に取って代わられる現在ですが、そんな人間にはさらに創造的な役割が求められるはずです。その流れは止まらないでしょう。そして将来、全ての人がアーティストと呼ばれる日が来るかもしれない。そんな想像をしています。今の社会の動きを注視しつつ、これからも「のわ」はずっとアートと伴走していきます。

このようなまさに21世紀の今だからこそ必要とされる暮らし方や仕事の仕方を見据えた取り組みを「のわ」は進めています。

ご支援の使い道

「のわ」は着実に歩みを続けていますが、残念ながらいまだ十分に安定した活動ができるまでには至っていません。主な財源であるシェア・スペースの利用料やイベント収入がまだ不足しており、運用のために必要な様々な経費を賄えていないのが現状です。

安定した運営をするためには毎月の収入を現在より40万円増加する必要があります。それに向けてまずは2024年の2月末までに毎月20万円の収入増加を目指します。

現在は広報活動の拡充や施設の改善に取り組んでおり、それによってシェア・スペース利用者の獲得しイベント開催を増加させ収入を目指しています。
その動きを皆さんの寄付で後押ししていただけたら大変助かります。

「のわ」の活動をこの先も長く続けられるよう、寄付による支援をぜひご検討ください。

いつか「のわ」の活動を名古屋以外の地域でも広げていけることができたらと願っています。

地域コミュニティに住みそして働く人々の暮らしをほんの少しずつでも楽しく今までにない新鮮ななものに更新していくことの積み重ねが、皆さんの地域を含めたすべての社会そして世界全体がより豊かなものになると信じています。

のわ代表 新見永治

このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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