那覇市認可外保育事故裁判サポートの会

那覇市認可外保育施設で起きた保育事故裁判のサポートをお願いします

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2022年7月30日に那覇市の認可外保育施設「緑のすず乃保育園」で生後3か月のりくさんが亡くなるという痛ましい事故を受け、そのご両親が提訴された裁判を支援することを目的として設立した団体です。 この事故では、りくさんがうつぶせ寝にされていたことが明らかとなっています。また、認可外保育施設への指導監督権限を有する那覇市にも課題があったことが指摘されています。 そして事故から2年後の2024年7月30日、りくさんのご両親は、緑のすず乃保育園の施設長と那覇市、そして国に対し、損害賠償を求める裁判を起こしました。この裁判を通じて、痛ましい事故が繰り返し起こる状況を断ち切り、すべての子どもたちが安心・安全な保育を受けられる社会の実現に向けて改善を促すことを目指すとしています。 なお、保育事故裁判で国の責任を問うのは稀です。訴状では、国が認可外保育施設の存在を容認し続け必要な方策を講じなかったこと、そのため、すべての子どもが有している安心、安全な保育を受ける権利が侵害されたほか、法の下の平等に違反しており、児童福祉法、憲法違反に当たるとしています。 私たちは、この裁判の目的に共感し、保育者や保育関係者が力を合わせて、子どもたちが安心して育つ環境を築くための行動を起こす必要があると考えました。 どうか、この取り組みにご賛同いただき、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

活動・団体の紹介

2022年7月30日に、那覇市の認可外保育施設「緑のすず乃保育園」で3か月の乳児が亡くなる保育事故が発生しました。その事故でお子さんを亡くしたご両親が提訴した裁判を支援することを目的に立ち上げた団体です。

活動の背景

悲しいことに、毎年のように保育施設で死亡事故が起きています。そのなかでも、認可外保育施設での死亡事故率は高く、利用児童1人当たりの死亡事故発生率(2004~21年の合計)は、認可保育施設の20倍以上とも言われています。

その要因として、認可保育施設よりも低い基準で設定されている指導監督基準すら満たさない施設でも運営できること、自治体による立ち入り調査が機能していないこと、などが指摘されています。実際、今回の事故を起こした「緑のすず乃保育園」も、指導監督基準を満たしておらず、さらに那覇市は立ち入り調査で当該施設に12項目もの指摘をしていたにも関わらず、運営を継続させていたことが明らかとなっています。

いまやインフラともいえる保育施設は、どの家庭・子どもにとっても安心・安全なものでなければいけません。

本裁判では、どの施設でも安全で、安心して利用できること、そして二度と悲しい事故が起きないよう、痛ましい事故が繰り返し起こる状況を断ち切り、すべての子どもたちが安心・安全な保育を受けられる社会の実現に向けて改善を促すことを目指すとしています。

私たちは、この裁判の目的に共感し、この裁判の目的に共感していただける方や保育者や保育関係者が力を合わせて、子どもたちが安心して育つ環境を築くための行動を起こす必要があると考え、この会を立ち上げました。

活動内容

1.裁判費用等の寄付金の募集と管理を行います。集まった寄付金は、本会を通じて裁判費用として利用するために原告側へのご両親へ寄付するほか、会の活動に必要な経費に使用します。また、実際の裁判費用を上回る金額が集まった場合や、裁判終了時に余剰が生じたときは、保育事故をなくすために活動している団体や、同種の裁判を行っている方へ寄付するなど、本会総会において協議します。

2.裁判の傍聴の呼びかけを行います。

3.その他、目的達成に必要な活動を行います。

寄付金の使い道について

 裁判を支援するために会員や寄付金を募る活動を行います。裁判費用を支援していくほか、裁判の傍聴や広報活動を通じて、保育現場における安全管理の重要性を広く訴えてまいります。

団体情報
那覇市認可外保育事故裁判サポートの会
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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