
壱岐島の地域資源を活用した「未来を拓く探究学習〜地域と世界をつなぐ実践型キャリア教育〜」についての活動報告。
なかよし学園は世界各国の教育支援活動だけではなく、世界を応援する活動を教育資源とし日本全国の学校、団体、企業に教育還元するプログラムを行なっています。
昨年度このプログラムは、長崎県壱岐市でも実施されました。壱岐島の地域特性を活かし、地元の小学生たちが国際的な視点を持つことを目的に、実践的な学びの場を提供しています。具体的には、地域の特産品を使用したふりかけを開発し、世界の食糧支援を行いました。社会課題に生徒・児童たちが関わるプロジェクトに取り組む中で、学生たちは世界の問題を「自分事」としてグローバルな問題を捉える能力を養いました。
このプログラムでは小学生が考案したふりかけで、壱岐島のフードロス食材に価値を与え、世界各地に美味しいを届けるというモデルを実現しています。また、日本郵便とのコラボレーションで郵便局ネットで販売も行っています。ふりかけの売上でなかよし学園の活動国での食糧支援活動を行うという産官学民連携モデルによる活動は、国際連合やWindsor城で発表されるなど、世界中で注目されています。

郵便局ネット「なかよしふりかけ」
https://www.shop.post.japanpos...
この取り組みに壱岐市も参加し、なかよし学園は壱岐市エンゲージメントパートナーとして壱岐島での活動を行なっています。
なかよし学園と壱岐市のパートナーシップ記事
https://www.city.iki.nagasaki....

本プログラムは、壱岐市をはじめとした地域の協力を得て、地域資源の有効活用方法や国際支援活動への参画方法を実践的に学びます。地域の若者たちは、自らの手で課題解決に挑戦し、世界とのつながりを深めることができました。さらに、この活動を通じて、壱岐島の魅力や地域文化が広まり、地域の活性化にも寄与しています。
皆さまのご支援により、地域と世界をつなぐ教育の新たなモデルが確立されつつあります。今後とも、壱岐島の若者たちの未来を切り拓くために、共に歩んでいただけることを心より願っております。引き続き、なかよし学園の活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。