NPO法人なかよし学園プロジェクトは、教育を通じて国内外の子どもたちに希望と学びの機会を届けるNPO法人です。日本各地の学校と連携し、探究型学習やキャリア教育を推進するとともに、南スーダンや東ティモールなど世界9カ国の紛争・貧困地域で教育支援を行っています。
なかよし学園では私たちの活動を支える仲間を募集しています。会員の皆さまには、現地活動の報告や特別イベントへの参加機会を提供し、一緒に世界の平和を創る力になっていただきます。
【会員特典】
・会員証の発行
・なかよし学園の活動企画提案・活動参加
・なかよし学園オープンチャット参加(リアル活動ライブ)
・会員限定イベント招待
・会員限定動画配信
・総会参加
【会員種別】
・正会員(5000円/年)
なかよし学園プロジェクトは、2007年の創設以来「世界を教育の力で平和にする」を掲げ活動を行ってきました。2019年のNPO法人化を経て2023年からは国際連合経済社会理事会、ユネスコ、ACUNS学術会議で活動報告を行い、イギリス・ウィンザー城での国際会議では英国王室に平和活動を講演するなど、国際的に認められた団体です。南スーダンやコンゴ民主共和国などの紛争地で国連と共に教育支援を行い、子どもたちの未来を守る活動を続けています。私たちの平和活動に共感し、共に行動したい方は、ぜひご入会ください。
2025-08-13 18:25
戦後80年の日本から、戦後0年のシリアへ 。広島・長崎・対馬の平和のメッセージが、戦火の街へ届いた

本年7月29日、なかよし学園プロジェクトは、戦後復興を目指すシリア・デリゾール市において、平和教育授業を実施いたしました。これは経産省「世界とつながる学びプロジェクト」の一環であり、全国の子どもたちの想いが詰まった教材を通じて、平和のバトンをつなぐ取り組みです。
活動のハイライト

- 「はじめてのヒロシマ」(英訳)
三次市立十日市中学校の生徒100名が英訳したこの絵本は、ケニア・シリアで朗読・解説され、現地学校の図書館にも寄贈されました。 - 長崎の紙芝居『瞳の中の子どもたち』朗読
被爆体験を描いた教材を現地で活用。教育部長からは、「教科書中心の教育に新しい気づきを与えた」と高評価。 - 対馬西部中学校制作の「平和カルタ」
探究学習から生まれたカルタは、現地で授業に使用され、“遊びを通じた平和の学び”として注目を集めました。 - 教育による再生授業
光の授業、人体エプロン授業、「お笑いが平和をつくる」など、創意工夫あふれる授業は地域教育に革新をもたらしました。
PR TIMESプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/r...

シリアでの反応
かつて栄えた市街地は瓦礫と化し、住民の言葉には「まるで広島のようだ」という切実な想いがこめられていました。行政関係者からは…
「日本が焼け野原から復興した道筋を示してくれたことに感謝する。教育が私たちが再び立ち上がるための力となる」
という力強い言葉をいただきました。
今後の展望と感謝の言葉
本活動を通し、生徒たちは「願うだけでなく、行動する平和」への一歩を踏み出しました。現在10〜12年生への学びを広げるとともに、さらなる国際教育支援モデルとしての発展を目指しています。
継続的にご支援をいただける皆さまのお力があってこそ、次の世代に希望を紡ぐ教育が実現しています。今後とも、温かなご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
なかよし学園プロジェクト事務局