NPO法人なかよし学園プロジェクトは、教育を通じて国内外の子どもたちに希望と学びの機会を届けるNPO法人です。日本各地の学校と連携し、探究型学習やキャリア教育を推進するとともに、南スーダンや東ティモールなど世界9カ国の紛争・貧困地域で教育支援を行っています。
なかよし学園では私たちの活動を支える仲間を募集しています。会員の皆さまには、現地活動の報告や特別イベントへの参加機会を提供し、一緒に世界の平和を創る力になっていただきます。
【会員特典】
・会員証の発行
・なかよし学園の活動企画提案・活動参加
・なかよし学園オープンチャット参加(リアル活動ライブ)
・会員限定イベント招待
・会員限定動画配信
・総会参加
【会員種別】
・正会員(5000円/年)
なかよし学園プロジェクトは、2007年の創設以来「世界を教育の力で平和にする」を掲げ活動を行ってきました。2019年のNPO法人化を経て2023年からは国際連合経済社会理事会、ユネスコ、ACUNS学術会議で活動報告を行い、イギリス・ウィンザー城での国際会議では英国王室に平和活動を講演するなど、国際的に認められた団体です。南スーダンやコンゴ民主共和国などの紛争地で国連と共に教育支援を行い、子どもたちの未来を守る活動を続けています。私たちの平和活動に共感し、共に行動したい方は、ぜひご入会ください。
2025-08-17 18:50
戦後0年のシリアで活動を行いました!

2025年7月24日、教育支援NPO「なかよし学園プロジェクト」(代表:中村雄一)は、シリア北部アレッポ大学日本語センターに招かれ、「世界とつながる学びプロジェクト」として初の平和教育授業を実施しました。本取り組みは、「戦後80年を迎えた日本が、戦後0年のシリアに“いま、できること”を」とのテーマのもと、教育の力で平和と復興をつなぐ挑戦でした。資源が限られる状況下で、日本の「身近なもので未来をつくる」教育スタイルを紹介し、学生たちに希望と主体性を届けました。また、「戦後日本の復興の道」を具体的な事例として共有し、学生に復興への展望を提示。SDGsカルタ、ミニ四駆、竹けん玉など多彩な教材を通じて日シリア間に共通の学びの場を創出し、互いの理解と文化交流を深める貴重な機会となりました。
「戦後0年のシリアで活動を行いました!」
~日本の教育と平和の知恵を、復興の最前線へ~
シリア・アレッポ大学での初授業
2025年7月、なかよし学園プロジェクトはシリア北部アレッポ大学に招かれ、日本語センターで初の平和教育授業を実施しました。「戦後80年を迎えた日本が、戦後0年のシリアにできること」をテーマに、日本の戦後復興の経験を教育を通じて伝えました。

教育を通じて希望を届ける
授業では、日本の「身近なもので未来をつくる」教育手法を紹介。SDGsカルタ、竹けん玉、ミニ四駆などを使い、学びと遊びを融合させました。戦争で多くを失った学生たちに、「自分たちの力で未来を変えられる」というメッセージを伝えました。

日本の戦後復興の知恵をシリアへ
戦後日本が歩んだ「焼け野原からの復興」を具体的な人物や事例を交えて紹介しました。教育が人を育て、社会を再建した歴史を学ぶことで、学生たちは自国の未来に希望を見出しました。日・シリア両国の歴史を重ね合わせ、平和への道を共に考える機会となりました。

平和の学びを広げる一歩に
この授業は、単なる日本語教育にとどまらず「平和をつくる教育」の実践でした。文化交流を通じて日シリアの絆を深めるとともに、今後は大学との連携を継続し、復興教育のモデルを広げていきます。
