一般社団法人nekonoteについて
ご覧いただきありがとうございます。
はじめまして。熊本県にて殺処分ゼロを目指し保護猫活動をしております、
非営利団体/一般社団法人nekonoteと申します。
【アニマルウェルフェア(動物福祉)〜5つの自由〜】
- 飢え乾きからの自由
- 痛みと病気からの自由
- 恐怖と抑圧からの自由
- 不快からの自由
- 正常な行動を表現する自由
の理念を元に子猫〜シニア猫・病気猫、譲渡が厳しい行き場のない全ての猫達の命と尊厳を守り、最後まで命を全うする為、保護猫活動を日々しております。
特に我々はTNR/地域猫活動、譲渡会に力をいれております。
これまで10年間、個人で、保護猫活動・譲渡活動・TNR活動・勉強会・一時預かりをし、飼い主様がご高齢の場合、通院が出来ない・猫のご飯が買いに行けない等の継続したサポートもさせて頂きました。
しかしながら、一個人レベルでの活動には受け入れの数・設備・治療費・猫達のご飯代をはじめ、全てにおいて限界と壁がありました・・・
時には、心無い中傷や嫌がらせを受け、行政の補助金等の仕組みに憤りを感じ、挫けそうになることも多々ございました。
様々な葛藤の中、現状を打開し、より一匹でも多くの傷ついた猫達を受け入れる為、2022年11月に『一般社団法人nekonote』として法人化しました。
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これまでの活動実績
2022年12月現在 これまで子猫、成猫、シニア猫、病気の猫を分け隔てなく、保護してきた猫たちの数は100匹を越えており、そのうち譲渡に成功した猫達は40匹を越えております。
また、一般社団法人『ねこのて』では1ヶ月に1度の定期的な譲渡会を積極的に開催しております。
オリジナルの猫グッズは毎回売り切れてしまうほどの大人気です(*^^*)
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保護猫たちのストーリーとBefore⇒After
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保護猫団体の立ち上げのきっかけ
私は元々、動物全般、特に猫が大好きです。
ある日、散歩中に、偶然ケガをした猫に出会いました。
その猫はとても小柄で皮膚がむき出しになり血を流していましたが、元は飼い猫だったのかとても人間に懐いており餌を求め甘え擦り寄ってきました。
「助けなきゃ!」と必死に思いながらも当時の私は何もできず、インターネットで調べ、手当り次第に保護団体の代表の方々へ連絡しましたが、様々な理由で受入れ先の確保ができませんでした。
何もできない自分に悲しくなり悔しさがばかりが募りました。
元はといえば人間の身勝手な都合により、今のような悲惨な現状が生まれ、永遠と繰り返されているのは明白です。
それならば、私は子猫のみならず、譲渡が厳しいであろう親猫も、老猫も病気の猫も、行き場のない全ての猫達を差別することなく、出来る限り保護し、少しでも多くの猫を救いたいと考えました。
最後まで猫達が命を全うできる活動をしたいと強く決心しました。
昨今、我々団体へ多く寄せられるお問い合わせについてご紹介いたします。
※『可哀そうでご飯をあげたら、いつの間にかそれが毎日になって、コレで良いのか?と心の葛藤がある。』
※『餌やり禁止と貼り紙をされたり、待ち伏せされ怒鳴られ、とても怖い。でも猫達がかわいそう・・どうしたらいいの?』
※『保護団体に連絡したが、全く相手にしてもらえなかった。』
等々、このようなご相談が実は非常に多いのです。
活動当初は、周囲からの理解を得られず馬鹿にもされましたが、増やさないための活動を私達が率先して行い、熊本県・殺処分ゼロに向けての一連の活動を一貫して行えるスペースがあれば、より効率的に運営が進められると考え、保護猫シェルター第一号として安住の地『ねこのて』を作ることを決め、個人レベルでの活動の幅を越えて、想いを共にする仲間と共に「一般社団法人nekonote」を設立しました。
活動を通して、日々、悩んでおられる個人の方々とも連携を取りながら、地域猫活動の輪を熊本県より発信し全国へ広げたいと考えています。
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皆さまへのお願い(nekonoteサポーター募集について)
私たち一般社団法人nekonoteは非営利団体であり、皆様からの寄付などのご支援で日々の運営をさせていただいております。
しかしながら、猫の保護やTNR活動、譲渡活動等を継続的に行っていくには多くの費用がかかってきます。
例えば医療費。
保護活動・譲渡活動・TNR活動を行っていく上で一番かかってくる費用です。
保護時に病院へ連れて行き血液検査、ワクチン、避妊去勢手術は基本行なっており、保護時に異常がありましたら治療や入院にかかる費用も別途発生します。
※初期健康チェックにかかる医療費の例
・ワクチン:3,000~5,000円
・不妊手術:5,000~13,000円
・血液検査(2回分):8,000~12,000円
・駆虫(ノミ・ダニ対策):1,000~3,000円
そして、保護した猫たちが安心して生活するためにかかる
・食費
・水道光熱費等の維持費
・保護のためのケージやトイレ
・猫の頭数が増えると更にキャットタワーやキャットウォークなどの備品
なども月々発生することに加え、災害が起こった時のためにしばらくの間生活できる備蓄も必要です。
※2023年2月に発生した費用の状況
・食費:133,758円
・医療費:328,842円
・備品消耗品費:177,584円
また、譲渡活動では譲渡会をするスペースを貸してくださる方にお願いして今は譲渡会を開催しています。
猫たちをみていただくためのケージやテーブル、譲渡会中に排泄しても大丈夫なように汚れないようにするためのペットシートを敷いたり、保護猫とお客様がよりよく過ごしていただくために案内POPや募集の際の事務用品、今後の譲渡に繋げるためのチラシなどにも費用がかかってきます。
スタッフは猫を助けたい一心でやっていますが、私たちの小さな力だけでは救える命に限りがあります。
そこで今回、継続的に応援してくださる「nekonoteサポーター」を募集させていただくことにしました。
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最後に
私ごとではありますが、持病の関係もあり今後10年と時間は残されておらず、私財をより意味のある施設を建て今後不幸な猫を減らす活動にあて、次世代に残したいと考えました。
その為、先々立ち上げる予定だった当団体も急遽前倒しにしスタートしました。
一人でも多くの方々にご賛同いただき、1匹でも多くの猫が健やかに毎日生活を送れる支援を手助けいただけますと幸いです。
小さい力ではありますが、この施設の土台を一つ一つ作り上げ、次の世代につなげていく覚悟であります。
1人では出来ないことも、みんなが集まり1人1人が力を合わせ合う事で一匹でも多くの猫を救
っていくことに全力で取り組みます。
私は、1匹の野良猫に幸せと生きる力と強さをもらいました。
恩返ししたい、1匹でも多くの猫を救いたい。
皆さまからの温かいご支援、心よりお待ちしております。