寝屋川市民たすけあいの会

「たすけあい」「困ったときはお互いさま」の気持ちで支えるみんな公共冷蔵庫(コミュニティフリッジ)を寝屋川につくりたい!

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支援総額
1,300,000
65%
目標金額 2,000,000
サポーター
57
終了しました
2021年08月31日 23時59分 まで
大阪府寝屋川市は大阪府北東部に位置する人口約23万人の都市です。  <strong>私たちはこの地で40年以上「たすけあい」活動をさまざまな形で市民目線で行ってきました。</strong>20年くらい前から特にこの街の「貧困化と貧困の世代間連鎖」そして高齢化の課題に直面してきました。 そんな街の「困りごと」抱えている方たちのいまに支援を届けたいと思います。 今回のプロジェクトは、<strong>「困りごと」抱えている方たちのいまに支援を届けることを通して、その根底にあるさまざまな地域社会の構造的な課題を考えていくことを目的</strong>にしています。  特に今回は新型コロナウィルスによる社会の変化は 私たちに これまでであれば支援をうける対象にならない人たちが、支援対象になることを教えています。そして、今回のプロジェクトで考えている支援の対象者は、<strong>「サイレントプアー」=声なき貧困者、見えない貧しさ</strong> にいま陥っているひとたちです。

寝屋川市民たすけあいの会とは

 寝屋川市民たすけあいの会は「一人一人の人間が尊重され、差別のない社会を目ざし、市民自らの手による 寝屋川ボランティアビューロー(たすけあいホーム)を拠点として

『人と人との交流の場づくりをめざします』
『たすけあいのネットワークづくりをめざします』
『市民による福祉のまちづくりをめざします』というミッションを掲げている団体です。

 いまから43年前の1978年に住民自らが地域のいろいろな困りごとを自分ごととして考えるため、団体とたちあげ、拠点をかまえました。
 いまでは地域福祉ということばが一般的にも使われるようになりましたが、当時はボランティアという言葉も地域福祉という言葉も一般的ではありませんでした。

 「草の根の民家改修型地域福祉」の草創期からのとりくみです。

 いまでは日本でこのような形で取り組みをしているのは当会だけになりました。2001年にNPO法人格を取得し、地域の中での制度やサービスなどの「すきま」に陥ることに取り組む団体です。

なぜいま、私たちはこの活動に取り組むのか

 私たちが長く活動をしている寝屋川市は20年ほど前から「貧困の世代間連鎖」が起こっています。ある小学校では生活保護の受給世帯が在校生の1/3を超えているだとか、祖父母から親、子どもまでずっと生活保護を受け続けているとか、そんな状態をきくにつけ、その連鎖を断ち切るための取り組みを関係団体と一緒に取り組んできました。

 ところが、昨年からの新型コロナウィルスの流行によって、これまで見えてきていなかった人たちが、仕事を失ったり、食べるものにも困ったりという声が聞こえてきました。昨年、関係団体と一緒にそういった方への食糧支援のため、資金集めや食糧集めなどを行いました。

 しかし、一向に改善に向かわない状況の中で、これまで声をあげることができなかった人たちの悲鳴が聞こえるようになってきました。

 そして、そのことをきいた人たちがなんらかの形でサポートをしたいと思っている声もきいています。それまで、見えていなかった。潜在化している声は、実はなかなか取り上げて結びつけることが難しいのです。そのために、このプロジェクトの実施を考えるようになりました。

今は【受ける側】

でも未来は【提供する側】

たすけあい活動でみんなで食品ロスに取り組もう

コミュティフリッジとはどんな活動か

 ロンドンやニューヨークで、ショッピングセンターの一角に設けられているという「コミュニティフリッジ(公共冷蔵庫)」。地域の人があまったおかずや食品をその冷蔵庫にもっていき、必要な人がもちかえる。まさに「みんなの冷蔵庫」

 衛生感覚や食品の消費期限などの感覚や制度が違う日本ではなかなかそのまま実現することは難しい。昔の日本では「ご近所」さんに作りすぎたおかずを近所に配るなんてことがあったといいますが、いまの日本では公的には実現することは難しいです。

 それを日本版として、日本ではじめて実現した岡山市北長瀬。「北長瀬コミュニティフリッジ」をモデルにして、

 かつ、「食品ロス」「ゴミの減量)」をできるだけなくしていく循環型社会への取り組みを前面におこなっていくことが寝屋川コミュニティフリッジの特徴です。

食品ロスをなくすこの活動が、なぜ声なき声を拾うことにつながるのか?

 わたしたちの「たすけあいのネットワーク活動」は支援をする側と支援をされる側を固定化しないという考え方が特徴です。いまのこの社会は「支援をする側」と「支援される側」をどんどん固定化し、分断を深めています。

 日常の生活の中で、助ける活動が実は助けられていると思うことはないでしょうか?
いまは、支援を受ける側であっても、未来は支援をする側かもしれません。何より、食品ロスの問題は、余って捨てられてしまう食品などを有効に活用する活動です。支援する側とされる側は固定化されていません。お互いが食品ロスという環境問題に寄与します。

 「たすけてください」と言える社会づくりとともに、「たすけてください」を言わないでもたすけあえる社会づくりをめざしたいのです。

ご支援いただきたいこと

 このクラウドファンディングで、寝屋川市内に「コミュニティフリッジ」を設置します。

寝屋川コミュニティフリッジの立ち上げのための経費と一年間の運用経費を支援いただきたいと思っています。

 ①24時間出入り可能な場所を借り、改装を行います。
   改装費 50万円 家賃6万×15か月=90万円
 ②コミュニティフリッジネットワークへの加入をし運営ノウハウ(データーベースやアプリ、システムの設置費用)を移築していただきます。
   入会金 15万円 会費15万円
 ③設備(冷蔵庫や棚、インターネットなど)の整備をします。
   設備費 40万円

 これで、寝屋川コミュニティフリッジという拠点の確保をすることができます。
 2021年の9~10月ごろの立ち上げをめざして、8月には場所の確定をし、ホームページをたちあげ、ご協力いただける企業様や団体様、店舗様を募集していきたい思っています。

6/25 オンラインセミナー コミュニティフリッジを大阪に!社会的孤立状態を支えるコミュニティの新しい形を考える

コミュニティフリッジを大阪に!社会的孤立状態を支えるコミュニティの新しい形を考える (neyagawatasukeai.org)開催しました。

当日のアーカイブ動画はこちらからみていただけます

yahoo!ニュースで紹介していただきました

 

コロナ禍の困窮者を救う「街角冷蔵庫」「公共冷蔵庫」が岡山や大阪に スペイン「連帯冷蔵庫」がモデル

井出留美 | 食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)6/22(火) 7:33

 

コロナ禍の困窮者を救う「街角冷蔵庫」「公共冷蔵庫」が岡山や大阪に スペイン「連帯冷蔵庫」がモデル(井出留美) - 個人 - Yahoo!ニュース

寝屋川コミュニティフリッジがモデルにしている岡山 北長瀬コミュニティフリッジ さんとともに、6/25のイベントの紹介、寝屋川コミュニティフリッジのご紹介をいただきました。

 

京都光華女子大学 健康科学部 医療福祉学科 社会福祉専攻のホームページに掲載していただきました

これまで、見学や、講義の非常勤講師やゲストスピーカーとしておよびいただいたり、スタッフの母校でもある京都光華女子大学のホームページで、寝屋川コミュティフリッジの取り組みをご紹介いただきました。

寝屋川コミュティフリッジは、ボランティアメニューも作っていく予定ですので、ぜひ、いろいろな形で関わりを深めさせていただければと思います。

ご協力いただける機関、団体、企業様などを募っています

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

まだまだ準備中ですが、私たちの取り組みを具体的に記載したホームページを作りました。

ぜひ、こちらもご覧ください「寝屋川コミュニティフリッジ(準備中)」

実際に食品などの提供のご協力をいただける企業様、団体様、店舗様がいらっしゃいましたら、ぜひ寝屋川市民たすけあいの会までお問い合わせいただきたいと思います。

団体情報
寝屋川市民たすけあいの会
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このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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