寝屋川市民たすけあいの会が2021年10月29日に開設した「寝屋川コミュニティフリッジ」はちょうど2年を経過しました。【食品ロス解消のため×ひとり親家庭とそのこどもさん・生活困窮者世帯】のふたつに、社会的孤立解消という地域課題解消を加えた3つを目標として活動を続けています。
第1の目標に、【食品ロス解消のため】を掲げている私たちの取り組みは、2023年初頭からより積極的に企業へのアプローチを行い、取り扱い量を増やしてきました。同時に、なかなか支援につながらない方へのアプローチ(社会的孤立への解消)を行ってきました。その中で、新たにこの時代の中で見えてきた「見えない貧困状況」とその中にいるご家庭と出会ってきました。その後ろには地域でそんな思いを持つたくさんのご家庭があると思います。
丸2年を経過して、さらなる活動の拡大と深化のため、寝屋川コミュニティフリッジを応援して下さい。
2024-01-20 09:10
石原 達也さん(一般社団法人北長瀬エリアマネジメント 代表理事)
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私たちの「寝屋川コミュニティフリッジ」の仕組みをもともと開発されて立ち上げられ、そして、コミュニティフリッジネットワークの事務局でもある「北長瀬コミュニティフリッジ」を運営されている一般社団法人北長瀬エリアマネジメントの代表理事の石原達也さんから応援メッセージをいただきました。
寝屋川コミュニティフリッジ3年目でのご挑戦、常に進化を重ねられる姿勢に、私たちもいつも勇気とヒントをいただいています。
私たちも自分たちのまちで仕事を失い、苦しい生活を余儀なくされる方が出る中でなんとか力になりたい、そして明日は我が身ともいえる状況の中で街中での現代版の助け合いを広げたいと、岡山市北長瀬にコミュニティフリッジを開設しました。その後、コロナが5類へと移行していく中で利用も減るのではと思っていましたが、物価高騰が続きむしろ多くなっています。コロナの時も社会的な不安は大きかったですが、今はさらに先の見えない不安を私自身も日々の暮らしの中で感じます。
その中で、助け合える仕組みをそれぞれのまちで進化させていく、変わっていけることはとても重要なことだと感じています。私たちも少しずつですが、さらなる連携でできることなどを探っています。
人は人に共感できる、人の気持ちを想像できる、個を越えて集団としての自分たちを考えられる生き物だと思います。
この状況下で、あらたな未来をつくっていくための挑戦として、この挑戦へ共感する一人として、微力ながら応援させていただくと共に、同じようにご共感いただける方のご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。