ミャンマー・チン州はどこにある?
ミャンマー西北部に位置し、人口は約50万人で、
インドとバングラディシュに接しており、
標高1500mの急峻な山々が連なり、比較的温暖な気候にあります。
人びとは山毎に集落を形成して生活をしていますが、
インフラストラクチャーは整っておらず、
電気は2日おきに夜間の3時間のみ供給される程度で、
一日の生活は、薪をくべてお湯を沸かすことから始まります。
生活の糧である産業は乏しく、多くの人びとの生活は日本を始め、
タイ、シンガポール、等々の国々への出稼ぎ、
もしくは移住している人々からの仕送りに依存しています。
仏教国として知られているミャンマーですが、
チン州の人口の9割はクリスチャンです。
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私たちの活動
・特定技能支援プロジェクト
ネイソクの会設立当初から行っているプロジェクト。
チン州トンザンで暮らす青年10名を対象に主に農業の技能実習者として日本で就業を目指す取り組み。
2023年来日を目指して日本語能力試験4級と特定技能試験合格を目指して勉強しています。
今後は日本で就労の機会を設けつつチン州での新たなビジネスの発掘を図ります。
(下部写真は研修中の青年)
・チン州里親プロジェクト
チン州内にある孤児院で暮らす子どもたちの里親になっていただくプロジェクト。
経済的な問題により教育を受けることが難しい貧困児童のために3年間にわたり金銭的支援を行います。
支援金は学校で学ぶための就学費用として、当会及び学校を通して支援生徒に支給されます。
※当プロジェクトには現地の政府認定団体「MUHKHUI MULTI DEVELOPMENT ORGANIZATION(MMDA)」が
支援となる孤児のケアや各種連絡の窓口となっていただいております。
・在日チン民族定住プログラム
日本で暮らすチン民族の新たな定住先を発掘するプログラム。
現在までに神奈川県三浦市、千葉県南房総市の公的機関を訪問し
定住先や就業先について視察しています。
過疎化が進む地方市町村へチン民族の定住を促進し新たなまち起こしを目指します。
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寄付金の使い道
主に上記に掲げた事業活動の運営資金として活用させていただきます。
安定した運営体制の下で継続的に事業活動を行うために、資金面の整備は重要な基盤のひとつです。
会員には主に2種類ご用意しております。
・個人会員/法人会員
会員はこの法人の目的に賛同し、本法人の発展のため、
活動に参加でき、運営に積極的に寄与できる個人/法人会員となります。
総会において議決権を有する会員です。
・個人賛助会員(サポーター)/法人賛助会員
この法人の目的に賛同し、具体的な活動には参加できないが継続的な支援を行う個人及び法人。
総会において議決権を持たない会員です。
皆様から頂いたご支援は、下記のような用途に使用させていただいております。
・主に上記に掲げた事業活動の運営資金
・現地で緊急を要する支援が生じた際の義援金送付
・当会が参加する各種イベントの通訳・翻訳費
・その他、当法人の運営費
※なお、日本からミャンマーチン州への送金には、
当団体名義の銀行口座より現地の寄付先が所有する銀行座宛
振込により送金しております。
どうか皆さまからの温かいご支援をお待ちしております。
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