やさしや足湯隊のクラウドファンディング終了まで残りわずかとなってきました。2月に活動を開始してからこれまで合計で42日間、81人の学生が活動に携わってきました。これまでの活動を通じて、能登ではまだまだボランティアが足りないこと、このような寄り添う活動を続けていくことの大切さを実感しています。若者が継続的に通い、活動していく上では募金のご協力が必要です。クラウドファンディングへのご協力やシェアをよろしくお願いします。これからもやさしや足湯隊での活動報告やレポートの紹介も継続していく予定です。
さて、今回はやさしや足湯隊第10便(6/7~9)にドライバーとして参加して頂いた中須さんのレポートと足湯隊への応援コメントを紹介します!
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62 歳の私が、第 10 次足湯隊(6/7~9)のメンバーとして 19~25 歳の学生や若者に交じって、運転手などのサポートを主な任務に参加させていただきました。現地の活動はチームに分かれて、運転手の役割の他、仮設住宅での足湯活動、ボランティアの拠点づくりに向けたオートキャンプ場の廃材廃棄、農作業のお手伝い、を行いました。
初めて参加した足湯活動では、“認知症”を患われている 95 歳の女性と巡り会いました。「気持ちがいい、嬉しい、ありがたい」を繰り返しつぶやかれ、戸外に出られた喜びもあってか、とても穏やかな顔をされたように思いました。生きていれば私の母と同世代で、母に語りかけるような気持ちで関わらせていただき、感慨深いものを感じながら私自身も癒されました。
阪神・淡路大震災から 29 年、大学生を中心としたこの「足湯活動」が災害のたびに引き継がれてきました。参加者にバイト学生も少なくないなか、被災地が求める支援活動への関心や学生の参加を拡げていくためにも、交通費を含む活動費用への支援は不可欠です。その資金支援を求めるクラウドファンディングの意義を伝えながら協力を呼び掛けていきましょう。
最後に、第 10 次隊メンバーのチームワークが素晴らしく、事故・トラブルなく活動をやり遂げたことは、CODE の若きリーダーの方々の頑張りがもたらしたものと思います。振返り時の真摯な議論などもその成果のひとつです。これからの未来に明るさを感じました。今回の活動が、被災地支援をはじめ、さまざまな社会的課題解決に向けた活動につながっていきますよう、みなさんのご活躍を期待します。共に頑張りましょう!
(社)共生シンフォニー職員 中須 雅治
第10便メンバーと中須さまのお写真