公益社団法人 日本語教育学会

「人をつなぎ,社会をつくる」活動を一層推進するために「日本語教育を応援したい!」というみなさまの想いを受け付けております。

公益社団法人日本語教育学会は,「共に集い,行動する学会」を目指し,ことばのしくみ,ことばと文化,ことばと社会,ことばの学びなど,ことばに関する様々な興味・関心や学術的専門性をもつ会員からなる団体です。 「人をつなぎ,社会をつくる」ことを学会の使命として,蓄積された会員の知見を生かして,人の成長や,国内外の人と人をつなぐ豊かな社会づくりに貢献していきます。

活動・団体の紹介

日本語教育の実践と学術研究の振興を図り,教育・学術の交流及び発展に寄与すること,世界の人びとの相互理解を促進することを目的とし,国内外での日本語の多様な学びを応援しています。
Ⅰ.日本語教育の学術研究を促進する,Ⅱ.日本語教育の実践を促進する,Ⅲ.日本語教育の情報交流を促進するという目標を達成するために,大会,支部活動,チャレンジ支援,学会誌,調査研究,表彰,社会啓発,連携協力,国際連携,広報,受託という11の事業を編成しています。

活動の背景、社会課題について

国・地域を越えて人々が移動する今日のグローバル社会においては,異なることばや文化を有する人々を隣人として捉え,相互に理解しあい,尊重することが大切です。お互いの文化や考え方,価値観に対して,柔軟で寛容な態度,適応力,対応の仕方などを身につけられるような,共生の場づくりがますます重要になってきています。ことばは,その共生の場づくりのためになくてはならないものです。

ことばの習得は,学習者と教師の双方にとって,異文化接触における自己イメージの創出や自己表現,また新たな価値観の創造や受容とも関わり,全人格的な変容あるいは成長の過程と見ることができます。そうした双方向のやりとりを通じて,異文化間におけるコミュニケーション力は獲得されていきます。すなわち,日本語教育は,学習者の日本語運用スキルの獲得に深く関係するのみならず,学習者を含む日本語話者がお互いの文化や社会の行動および思考様式を理解したり,共感したりすることにも関わっています。

日本語教育学会は,人の成長や日本国内外の人と人をつなぐ豊かな社会づくりにおいて大きな役割を果たすことをめざします。

活動内容の詳細、実績について

【大会】
学会員による研究・実践について多数の発表が行われるほか,一般の方も参加できる一般公開プログラムも行われます。

【支部活動】
地域における日本語教育を普及・推進・活性化するため,日本国内に9つの支部を設け,各地域で研究発表を行う支部集会や講演,交流プログラムなどを実施します。

【チャレンジ支援】
日本語教育やその研究を始めたばかりの人に対する支援,日本語教育の最新の話題をとりあげることによる支援,日本語教育のキャリアを考える支援をイベントを通じて行います。

【学会誌】
年に3回、学会誌『日本語教育』を刊行します。

【調査研究】
日本語教育が関わる学術研究を推進します。

【表彰】
日本語教育における学術研究・教育実践・情報交流の発展のため,優れた成果をあげ,貢献した個人・団体に対してその業績を讃え,表彰・顕彰します。

【社会啓発】
日本語教育に関わる社会的動向に関する情報を収集するとともに,イベント・動画などを通じて会員,社会一般,行政府・立法府、メディア等への発信を行います。

【連携協力】
言語系学会連合ならびに日本語教育研究・実践ネットワーク(Net-J)との連携を行っています。

【国際連携】
世界11か国・地域の日本語教育分野の団体と「日本語教育グローバル・ネットワーク」(GN)を組織し,国際大会ICJLEの開催に協力します。また,日本語教育グローバル人材奨励プログラムを実施しています。

【広報】
ウェブサイトやFacebookなどの媒体を通じて,学会の各事業ならびに日本語教育についての広報活動を行います。

【受託】
日本語教育関係者とのネットワークを構築しながら、社会的課題の解決に貢献し、学会としての社会的役割を果たすため、外部機関・組織からの受託事業を積極的に実施しています。
受託事業の実績はこちら https://www.nkg.or.jp/hokoku/

寄付金の使途

みなさまからの寄付は当学会の公益目的事業(Ⅰ.学術研究の促進,Ⅱ.教育実践の促進,Ⅲ.情報交流の促進)に使わせていただきます。いずれかの事業を特定することも可能です。詳細はお問い合わせください。なお,当学会への寄附は税制上の寄附金控除の対象となります。

団体情報
公益社団法人 日本語教育学会
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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