特定非営利活動法人日本乗馬普及協会

乗用馬として活躍する引退競走馬を増やしたい

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日本乗馬普及協会は乗馬の更なる普及を目指し、持続可能な引退競走馬の利活用やホースセラピーの研究等を行っています。乗馬の普及により、様々な社会課題の解決を目指しています。

日本乗馬普及協会について

⽇本乗⾺普及協会は、下記の3つを目的に活動しています。

(1)乗馬の普及
乗馬人口の拡大を図るため、フリーマガジン「馬旅」を発刊しています。 全国の乗馬クラブをはじめ、公共施設や図書館などで配布することにより、「馬」への理解を深めていただけるよう取り組んでいます。私たちは乗馬人口の拡大により引退競走馬の支援を目指しています。

(2)乗馬普及による引退競走馬のセカンドキャリアの促進
当団体では引退競走馬の支援を実施しています。実際に引退競走馬支援の実務を行うことでリトレーニング技術の研究・検証に取り組んでいます。また、当団体が支援する引退競走馬を活用し、障がい者乗馬やホースセラピー活動も積極的に行っています。今後も引退競走馬の多様な利活用の促進を図ります。さらに、他団体(企業・大学・行政・他の非営利団体等)との連携により今までにない引退競走馬との活用も模索しています。

(3)乗馬・馬術の振興による深刻な人手不足の解消
乗馬クラブや牧場など、馬の飼育に携わる人材が不足しています。現場では、乗馬経験がある人材や馬に関する知識を有した人材が求められることも多く、乗馬や馬術の振興によりこれらの人手不足の解消につなげてまいります。特に当団体では大学馬術部との連携に注力し、未来のホースマンの育成に貢献してまいります。

なぜ乗馬の普及を目指すのか

昨今の競馬人気により、日本における競走馬の生産頭数は増加傾向です。毎年数千頭ものサラブレッドたちが競馬の引退を余儀なくされますが、その馬たちの居場所はまだまだ不足しています。その理由として日本における乗馬人口が限られているため、必要となる馬の頭数も限られるということがあります。

現在、引退競走馬は寄付金や助成金などにより、余生を過ごす馬もいますがそれは一部でしかありません。根本的な解決を目指すためには、引退競走馬の"ニーズ"と"持続可能的な仕組み"をつくる必要があります。

多くの馬が5歳前後で競馬を引退しますが、馬の寿命は25歳から30歳ぐらいです。そのため、競馬を引退した後の方が"人生"の方が長いという現実があります。乗馬としてのセカンドキャリアを手に入れた引退競走馬は20歳を超えても活躍する馬は多く、持続的な活躍が期待できます。

そのような背景があり、私たちは乗馬の普及を目指しています。

私たちが「乗馬」にこだわる理由

私たちが活動の中で最も大切にしていること。

それは「馬たちが馬らしく、輝く時間を送れること」です。

競走馬たちの運命は、受け入れる側の人間によって決められてしまいます。一時的な保護活動により命が繋がったとしても、長期間に渡り馬を飼養するためには「馬」に役割を持たせることが必要です。

保護することはとても大切なことだと思いますが、ただやみくもに保護だけすればよいのではなく、馬たちがその馬らしく、健康的に・幸せに暮らせるように努めることが人道的かつ責任ある活動であると考えています。

この考えのもと、日本乗馬普及協会では馬たちが持続的に社会から必要とされる仕組みづくりの構築を目指しています。そして、私たちはそれを乗馬からアプローチし、実現を目指しています。

ご支援の使い道

頂いたご支援は、乗馬普及・引退競走馬のセカンドキャリア構築のため、下記の項目に充てられます。

  • 引退競走馬を活用した乗馬の普及活動費
    当団体では乗馬人口の拡大を図るため、フリーマガジン「馬旅」を発刊しています。フリーマガジン「馬旅」の製作費用に充当させていただきます。
     
  • 活動をおこなうスタッフの人件費
    当団体では引退馬支援活動、大学等との共同研究、イベントによる乗馬普及、引退馬支援の啓蒙活動などを行なっています。これらの活動を持続的におこなうため、スタッフの人件費に充当させていただきます。

NPO法人日本乗馬普及協会では、事業としてのサービスを提供し、その収益の一部から活動費を賄っています。なるべくご寄付のみに頼る形ではなく、自転式の活動ができるよう試行錯誤しておりますが、現状、時間や人手不足により全てを賄うことが難しい状態です。安定した活動を行うためにも、継続的なご支援を必要としています。

どうかあたたかいサポートをいただけますよう、よろしくお願いいたします。

団体情報
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