日本最古 生身天満宮

令和の大改修【日本最古の天満宮を次の千年へ】

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生身(いきみ)天満宮は、全国で12,000社座す天満宮の中で唯一、ご祭神菅原道真公を存命中からお祀りした【日本最古の天満宮】です。歌舞伎「菅原伝授手習鑑」に描かれる武部源蔵が創祀しました。その境内が、老朽化が進み危機的状況に。このままでは朽ち果てると勧告されました。連綿と引き継いできた先人にならい、出来得る限り現状を維持し、修理保存し守り抜きたい。【日本最古の天満宮】を次の千年へ。どうか、この願いにお力をお貸し下さい。

生身天満宮は、全国12,000社座す天満宮の中で唯一、御祭神菅原道真公を存命中からお祀りした日本最古の天満宮です。

日本三大歌舞伎「菅原伝授手習鑑」に描かれる始祖、武部源蔵が、延喜元年(901年)に自ら菅原道真公の木像を刻み、生祠(いきほこら)として奉齋しました。その由縁から生身(いきみ)と称し、これが日本最古の天満宮といわれる所以です。

令和の現代も、武部源蔵から38代目の武部家が、守り引き継ぐべく宮司とし仕えています。

境内には始祖を祀る武部源蔵社もあり、市川猿之助丈(当時亀治郎氏)、松坂桃李さんや尾上松也丈、片岡愛之助丈など多くの歌舞伎役者や俳優さんに参拝・取材のご縁を頂いています。

多くの人に愛され、崇敬を集めてきたその生身天満宮の境内は、今。
本殿を始め、社務所・神饌舎など多くの建物の老朽化が進み危機的状況となっています。

京都府登録文化財の拝殿は、瓦がひび割れ、樋の中へずれ落ち、天井には雨漏れが浸み広がっていましたが、お陰様で、第2次事業にて修理保存工事を竣工いたしました。(詳細下記)

京都府指定文化財の本殿は、屋根桧皮葺に、雨が染み込む隙間が出来ています。部分的に苔が生え育つなど、耐用年数が限界を迎えています。アライグマに開けられた穴は、鉄板で仮に塞ぎ、どうにかしのいで過ごしています。

全国の天満宮では、ご祭神菅原道真公を偲び、25年毎に記念大祭を齋行してきました。次回は、令和9年(2027年) に菅原道真公1125年記念大祭を控えています。

生身天満宮では、この式年大祭を整備された境内で迎えたいと願い、当宮氏子会と共に、大規模な保存修理を行う境内修復事業目標計画を立てました。

〜美しくしたくない。修理保存し、現状を維持したい〜

生身天満宮は、先人が力を合わせ守り引き継いできた大切な文化財です。我々は、美しく綺麗にしたいと望んでいるのではありません。残されている現状を出来得る限り維持し、保存できる状態に修理し、次の千年へ繋ぎたい。日本最古の天満宮を、絶やすことなく未来へ繋ぎたい。只々そう願い、またそれが責務であると信じています。

何をするにも費用が必要です。到底、宮司武部家のみの力では追いつかず、先例にならい、生身天満宮氏子会と力を合わせ、皆々様からご浄財を仰ぐことと致しました。

人智を超えた大きな困難に直面し、経済状況の厳しい昨今、ご無理なお願いとは重々承知しております。そこを何とぞ、趣旨ご賛同を賜わり、ご支援ご協力を賜りますよう伏してお願い申し上げます。

▶︎目標金額:神楽殿・拝殿・本殿・神饌舎他保存修理 総事業費 累計総額1億2千万円

皆様から、高い崇敬の念、文化財を次世代へ引き継ぐ願い、応援下さるをもって寄せていただいたご寄付、ご浄財は、大切にお預かりし、境内修復事業に活用させて頂きます。

平成29年(2017年)5月より推進しています事業は、以下の通りです。

▶︎平成29年(2017年)5月7日(日) 菅原道真公1125年記念大祭始奉告祭及び裏千家奉茶式 齋行
大祭に向かい、ご寄付お願いの活動を始めることを菅原道真公へご奉告し、裏千家さまをお招きし、献茶式を執り行いました。

▶︎第1次事業 神楽殿保存修理事業

▷平成31年(2019年)4月13日(土) 工事安全祈願祭斎行・着工

▷令和2年(2020年)3月22日(日) 竣工奉告祭齋行

皆様からのご寄進により、お陰様で事業費約2,200万円をかけ、無事竣工致しました。




▶︎第2次事業 拝殿保存修理事業

▷令和3年(2021年)10月20日(水)工事安全祈願祭斎行・着工

▷令和5年(2023年)5月1日(月)春季例祭にて竣工奉告祭斎行

皆様からのご寄進により、お陰様で事業費約3,600万円をかけ、無事竣工致しました。

▶︎第3次事業 本殿保存修理事業「檜皮葺葺替工事」

令和7年(2025年)・令和8年(2026年)2ヶ年計画による施工を決定
京都府・南丹市と連携、京都府指定文化財の工法指導を仰ぎながら、取り組んで参ります。

大祭へ間に合わせるべく、先行して決断致しましたが、現在費用は、全然足りない状況です。

皆様からのご寄付を頼みとしています。退路は無く、何とか前進したいと刻苦精励しています。

▶︎令和9年 「生身天満宮御祭神菅原道真公1125年記念大祭」斎行予定

▶︎継続目標事業 社務所改築・神饌舎修復・宝物蔵改修

朽ちた建物が多く、課題は山積みであり、目標が多く道半ばです。一歩一歩、進めて参ります。
皆様からのご支援なくしては、どの事業も成し得ません。
何とぞお力をお貸し下されれば有難く、ご理解ご協賛賜りたく、伏してお願い申し上げます。

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