野良猫もみな家族だよ

保護猫活動を続けるために継続的な寄付をお願いします

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一般社団法人 野良猫もみな家族だよは、札幌市を拠点とし野良猫の保護をメインにボランティア活動を行っています。

一般社団法人 【野良猫もみな家族だよ】とは

野良猫もみな家族だよは、札幌市を拠点とし野良猫の保護活動をしている一般社団法人です。              主にお外で暮らしている野良猫たちを保護しています。
他にも訳あり家庭からのレスキューや、多頭飼育崩壊現場にも携わってきました。
保護している猫ちゃんの9割程がみんな元野良猫になります。


保護された猫ちゃんのほとんどが人に対して強い警戒心を持っています。                    どんな猫ちゃんに対しても、ボランティアスタッフたちみんなで愛情を注ぎ、
根気よく接しています。
当団体が活動をしていく上で、一番大切にしていることは【猫ちゃんたちとの触れ合い】です。
『ボランティアをしたいけど、未経験の自分にも出来るかどうかが不安』
そういった方にも【猫ちゃんが好きなら大丈夫】【猫ちゃんと触れ合えれば大丈夫】
お伝えしております。

代表である三条が、活動を始めてから14年を迎えた今、
【大好きな仲間】たちと更に力を合わせ、一匹でも多くの
罪のない【小さな命】を救っていきたいと思っております。
活動内容にご賛同頂ければ幸いでございます。

野良猫たちの外での【過酷】な生活の現状

毎日普通に日常を送る中で、皆様も一度はお外で暮らす【野良猫】さんを見かけたことが
あるのではないでしょうか?

『自分の行きたいところに行って、好きな時にご飯を食べて、好きな時に寝る。』
『野良猫は自由な生活を送っているからストレスなんてない。』
『お外で暮らしているのに、保護をしたいというのは人間のエゴなのでは?』

これまで団体に野良猫さんの保護依頼を相談されてきた【餌やり】さんと呼ばれる方々の
6割方は上記のようにお考えでした。
餌やりさんとは野良猫たちにご飯をあげている方のことです。

一般的に家の中で飼われている猫の平均寿命は15年ほどです。
しかしそれに比べて野良猫の寿命は3~4年程と言われています。

野良猫の寿命が短くなるのは何故なのか?
そもそも野良猫は大人になることが大変なのです。
お外で産まれた猫ちゃんは、もちろん産まれた時からお外で過ごすことになります。
子猫は寒さに弱いので冬を越せずに死んでしまうことがとても多いです。
また、親猫とはぐれてしまうことも多く、外敵に襲われて亡くなってしまうことも多いのです。

野良猫の場合は交通事故に遭うリスクもとても高く、
ほとんどの場合が命を落としてしまいます。

野良猫の場合、安心できる家がありません。
ですので、常に危険と隣り合わせで生きています。
危険な環境の中でも睡眠を取らなくてはいけないですし、ご飯も確保しなければいけません。
もちろん、他の動物や怖い人間から自分を守るため、常に周囲に警戒をしています。

すべての猫たちに、【人間の温かさ】を知ってほしい

保護された野良猫たちのほとんどは人に馴れていません。
お部屋に放した瞬間【パニック】になる猫さんがほとんどです。
【シャー】と威嚇をし、パンチが出る猫ちゃんもいます。

しかし、どんな猫ちゃんでも【必ず心を開いてくれる】
そう信じて根気よく接しています。
もちろんその期間に個体差はありますが、
威嚇していた猫ちゃんと距離が縮まってくると
それはすごく嬉しいことであり、励みにもなります。
ボランティアスタッフたちもやりがいになると
言ってくれます。

活動のきっかけ・代表の想い

物心ついた時から、たくさんの動物と暮らしてきました。
実姉が動物愛護のサークルに入ったことをきっかけに
日本で行われている【殺処分】の現状を知ります。

最初は辛い【現実】から目を背け
知人を通して紹介して頂いた某保護猫カフェにて
ボランティア活動を始めました。
そこで初めて【人に対して警戒心】しかない
元野良猫さんたちの姿を目の当たりにします。

【今の私に出来る事とは?】

意を決して訪れた管理センターにて出会った【心音】
迷い猫収容でしたが、人馴れ具合から飼い猫だったはずだと
説明を受けました。保護時はすでに推定10歳。

とにかく人が大好きで、よく甘えてくれました。
毎日私たち家族を癒してくれました。
あっという間に大切な【家族】となった心音。

しかし、心音を迎え入れてから3カ月が経過しようとしていた頃
心音がみるみるうちに体調を崩し始めます。

ーー 白血病 ーー

後に白血病キャリア陽性であることが判明。

【残り生きられて3カ月くらいです】

ボランティアをする上でまだまだ知識も経験も
浅かった私に突き付けられたまさかの【余命宣告】

それから5カ月後である2011年8月8日午前4時30分頃
心音は虹の橋を渡りました。

【これ以上、心音のような可哀想な子を増やしたくない】

心音と過ごした8カ月間を私は今でも鮮明に覚えています。
 

【今もどこかで助けを待ってる猫ちゃんがいるかもしれない】

心音が私に教えてくれたこと
生きることの【大切さ】【素晴らしさ】


【明日を生きたかった】心音の想いも背負って
 今もこれからもたくさんの【罪のない命】を救っていきたいです。
 

スタッフ達の意気込み

長年、高齢者介護に携わり、介護支援専門員として、介護を必要する方の支援をしてきました。

その経験の中で、ご自宅で猫と暮らす方もおり、その猫が精神的な支えや癒し、生きがいと

なっている方もたくさんいらっしゃいました。 しかし、現在社会問題とまでなっている

「多頭飼育崩壊」その要因として、正しい知識がないだけでなく、後々のことを何も考えずに

頭数を増やしてしまい、その後、高齢に伴って病気や怪我、経済的負担から世話ができなくなる

ケースなど 高齢者が関わっていることが多いのが現状かと思われます。

【猫と高齢者の関係】そのイメージは、

「縁側で日向ぼっこをしながら穏やかに過ごして いる時間」であってほしいと思っています。

そんな穏やかな時間を維持するためには、猫と 高齢者のみではなく、その周りの

「人・地域・行政」が一体となって、その猫と高齢者の暮 らしを共に支えていく必要があり、

それが「多頭飼育崩壊」を防止していくことに繋がると 思います。 保護猫団体としても、

「多頭飼育崩壊」を未然に防ぎたい!という強い想いがあります。 しかしそれは途方もなく

難しい課題であり、私たちの力のみですぐにどうにかなることで はありません。だからこそ、

今出来ることを 1 つずつ実施していき、幸せに暮らせる猫を増 やしていきたいと思っています。

その実施できる活動の 1 つとして、インターネットを活 用した、動画共有サービス

(YouTube、TikTok など)や SNS(Twitter、Instagram など) で、積極的に活動内容や

保護猫の紹介、譲渡会などのイベント、「多頭飼育崩壊」や「虐待」 などの現実として起きている

問題などを広く配信していきたいと思っております。 そして、そのような団体の活動を通して、

猫と共に生きるための知識や心得、何よりその責任の重さを知ってもらい、人間と何も変わらない

「命」であることの認識を広めていけ たらと思っています。    

 

能登谷 淳一


私が子供の頃は近所にも野良猫が沢山いました。 当時は今と住宅環境や行政の対応も違い、

野良猫を「保護」するという感覚はなかったのではないかと思います。野良猫として生まれ、

空き家や物置などを寝床にし、また子猫が生ま れ・・・という状況だったのではないでしょうか。

最近はそういった「野生」の野良猫は多分少なくて、人為的な理由により野良猫となって

しまった猫の方が断然多いと思います。 飼っていたけど経済的な理由や住宅的な理由で

捨ててしまったり、もっと深刻な問題としては「多頭飼育崩壊」という悲惨な状況を

引き起こしてしまったり・・・。私がこの団体で活動をしようと思った最大のきっかけも、

江別市で起こった高齢者宅の多頭飼育崩壊でした。10 年以上高齢者の介護の仕事に

従事している為、高齢者が最初から猫をそんな状況に追い込んでいるわけではないという事も

推察はできます。きっと長年かわいがってきて、家族の ように生活をしていたのでしょう。

子猫が生まれるたびに目を細めて喜んでいたかもしれません。ただ、歳を重ねるごとに段々と

自分の身体も思うように動かなくなり、外出も難しくなり、猫の世話をしたくてもできない状況に

なっていったのではないかと思うのです。

では、どうにもならない状況になる前に何か手を打つことはできなかったのでしょうか。

この団体のように保護猫活動をしているところに SOS を出すことはできなかったのでしょうか。

私がこの団体で活動するにあたって一番力を入れていきたいと思っているのは、この活動を

沢山の方に知ってもらう事です。保護した猫達をどれだけ大事に育て、どれだけ慎重に

里親さん探しを行って、その猫達の幸せをどれだけ沢山のスタッフたちが願っているか。

「こんな団体にだったら猫達を安心してお任せできる」

そう思ってもらえるよう、安心して相談してもらえるよう、そしてそもそもこういう活動をしている

団体が存在しているんだという事を沢山の方に知ってもらいたい。 そして願わくば、不幸な猫達を

この世から「ゼロ」にする事が出来たら、それは本当に素晴らしい事だと思います。

まだまだ活動年数も短く、知識も経験も不足しておりますが、猫達の幸せな未来の為に

私ができることを一つ一つ確実に行っていきたいと思っています。 どうぞよろしくお願い致します。    

 

石黒 悦子

これまでの活動実績

    2016年~現在

    野良猫の保護頭数:586匹               
    訳あり家庭・多頭飼育崩壊現場からのレスキュー:116匹

        累計譲渡数:532匹  ※2022年4月現在

ご支援の使い道

【里親募集を開始するために必要最低限発生する初期医療の金額】

 

  • 不妊手術 4400円~8800円
  • 健康診断 2200円~
  • 血液検査 3300円~5500円
  • 3種混合ワクチン 2200円~
  • ウイルス検査 3300円~
  • 便検査 550円〜
  • 駆虫薬 1100円~3300円
  • マイクロチップ装着費 2750円

その他に猫によっては、別途必要な医療費がかかる場合があります。

例) 猫風邪治療、レントゲン など

*医療費は協力病院にて保護猫価格になっています。

他にもお薬代や治療費など、多額の医療費が発生しています。

【毎月かかるその他の金額】

  • 施設維持費 10万円
  • 光熱費等 4~5万円
  • 交通費、消耗品などの経費 5~7万円
  • 猫のフード 8~12万円
  • 猫のトイレ砂 10~12万円        計:40~50万円
団体情報
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コングラント」で作成されています。
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