活動・団体の紹介
半径20キロ圏内からの真のノーマライゼーション社会実現を目指し活動しています。
特に「働きたい」気持ちはあるが「働きづらさ」を抱えて困っている方たちに対し、法人自体のソーシャルファーム化に取り組みながら、「自己理解を深め、働き続ける力を育む」支援サポートに力を入れています。
活動の背景、社会課題について
法定雇用率が上がり、企業等で働く障がい当事者の数は年々増え続けている反面、離職者数も増え続けています。「合理的配慮」の義務化など働く際により一層の支援やサポートが受けられる体制になっているはずですが、実際は環境整備が進まず、適切な支援サポートが得られない状況で働きづらさを感じている当事者の方たちは少なくありません。
受け入れる企業等に環境整備が求められることは間違いありませんが、当事者自身も個々の特性や適性を理解してもらい、適切な支援やサポートを得るために、「自己理解」を深め、苦手や不得手なことに対しどういうサポートや配慮をしてもらいたいかなど「自身のトリセツ」を作ることが必要だと考えます。
活動内容の詳細、実績について
はぁもにぃでは2012年12月から障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス「就労継続支援A型事業所」を立ち上げ、主に知的・発達・精神障がい特性を持つ当事者の方たちに対し、雇用契約を締結し労働者として働きながら、「自己理解」を深め、働き続ける力を育む支援をしています。自身のトリセツを作り、はぁもにぃを卒業し、企業等(はぁもにぃ社員登用含む)で安定して働く人たちも年々増えてきています。
代表者メッセージ
はぁもにぃで雇用契約を締結し(一部雇用なしもあり)働く当事者の方たちに支払う賃金・工賃の原資は彼らが取り組む生産活動の粗利となります。「自己理解」を深め、働き続ける力を育みながら、労働の対価として報酬を得られる場として、現在4つの生産活動の場を「お菓子工房」「カフェ&ショップ」「養蜂部農業部」「事務広報部」を提供していますが、昨今の物価高や最賃Upに対応していくためにさらに高い収益が得られる生産活動の場を作ることが早急に求められるようになりました。あたらたな生産活動の場として「障害者優先調達法」に基づく役務の提供で、行政等から草刈業務案件を複数いただきはじめています。丁寧な仕事ぶりが評価され、2025年はさらに多くの案件が届いています。一つでも多くの案件をいただくあたり、現在の機材だけでは対応しきれなくなり、新たな機材導入が現場から求められています。皆様からのご寄附で新しい機材導入の早期実現がかなえられたらと願っております。応援どうぞよろしくお願いいたします。
寄付金の使い道について
自走式草刈り機と作業用軽トラック導入資金の一部として使わせていただきます。