活動・団体の紹介
「すべての子ども達に豊かで幸せな人生を」を理念に掲げ、不登校、いじめ、貧困による教育格差、体験の格差。これらの解決に向けて同じ思いを持った江戸川区内の小中高のPTA会長とその経験者などが立ち上がり、地域の学校や、団体、企業などの仲間とともに「子どもと親の成長支援」に取り組むNPO法人です。
地域の様々な方々との「つながり」もあり、たくさんの温かいエールに支えられ、現在は、365日運営の子ども食堂のほか、「フードパントリー・ フードバンク」「不登校支援(フリースクール)」「学習支援」「進学支援」を支援活動と行なっています。
困った時、寂しい時、誰かの助けが必要な時、そんな時にいつ行っても温かく迎えてくれる場所。365日毎日やる意味がそこにあります。
存続の大ピンチ!
東京都江戸川区で活動する「NPO法人らいおんはーと」は、毎日欠かすことなく、365日こども食堂を続けてきました。
子ども達に「おかえり」と毎日言える場所をつくること。
「いただきます」を一緒に言える仲間を増やすこと。







食事の支援だけに留まらず「子ども食堂」「フードバンク」「フードパントリー」「フリースクール」「学習支援」「体験活動」「進学支援」「就労支援」
包括的にマルっとなんでも子どもたちの相談に対応し、子どもたちが自分らしく成長できる「大家族のような居場所」を目指してきました。

これまでご厚意で無償利用していた拠点が使えなくなり、新たな拠点では月30万円(家賃・光熱費)の経費が必要になります。今のままでは、子どもたちの“安心できる場所”そのものが失われる危険があります。※現状の収支では、2026年一杯で活動資金が底をつきます。

それでも「子どもたちの拠り所だけは失いたくない」——
その想いで、持続可能な運営をベースにした体制作りを実施するために、皆さんにご協力・ご支援をお願いします。
活動の背景、社会課題について
当法人の活動は、理事長である及川が長年、地域のPTA会長として子どもたちを取り巻く現状を目の当たりにしたことに端を発しています。活動の背景にある主要な社会課題は、「貧困による格差の拡大」「家庭機能の希薄化」「子どもの非行・不登校の増加」の3点です。
- 貧困による格差の拡大
◾️食と体験の格差: 離婚によるシングル家庭の増加により、経済的な困難を抱える家庭が多くなっています。これにより、子どもたちは安定した食事を得られない、多様な体験活動に参加できないといった「格差」に直面しています。
◾️教育の格差:経済的な理由から塾に通えず、学力面での遅れが生じる「教育格差」が、子どもの将来の選択肢を狭めています。 - 家庭機能の希薄化と孤立
◾️愛情・対話の不足: 親が共働きで多忙を極める家庭が増え、子どもとじっくり向き合い、話を聞く時間が不足しています。これにより、子どもたちが孤立し、愛情不足から非行(万引き、窃盗、暴力事件など)に走るケースが散見されます。
◾️虐待・ネグレクト: 親自身のストレスや孤立が背景となり、虐待やネグレクトといった深刻な家庭問題が顕在化しています。 - 子どもの精神的な問題と居場所の喪失
◾️不登校の増加:いじめや学校生活への不適応から不登校になる子どもが増加しています。
◾️根本的な問題意識: これらの問題の背景には、家庭でも学校でもない「安全な第三の居場所」や、「親も子も成長を支える環境」が地域から失われていることがあると認識しました。
全国的にもひとり親世帯の年収は低い傾向にあり、特に母子世帯は父母家庭の半分以下となり、厳しい傾向が続いています。

また、全国的に不登校児童生徒も右肩上がりで増加している傾向にあり、不登校児の支援、フリースクールの需要も増えていっています。

らいおんはーとの設立経緯
理事長がPTA会長として家庭の課題に深く関わる中で、子ども食堂を8年前に小学校で月2回開催していたのですが、「月2回、数時間の活動」では子どもや保護者の抱える深い悩みに寄り添い、関係性を築くことは不可能だと痛感しました。
そこで、「いつでも保護者・子どもと話ができる場所」の必要性を感じ、当時の区の教育長からの協力も得て、2018年にNPO法人らいおんはーとを設立。365日開所し、食の提供だけでなく、学習支援や相談対応を通じて、子どもたちが「自分の居場所」を実感し、非行や孤立から脱却できる「大家族のようなコミュニティ」の構築を目指し、活動を続けています
日本初?!365日子ども食堂を「24時間対応」にする理由
1. 「家に帰れない子ども」を孤立させない
過去7年間、私たちの365日子ども食堂「ぬくぬく」には、年間平均4人ほどの女子小中高生が「家に帰りたくない」「帰る場所がない」と訴え、やむを得ず一時的に泊まる事態が発生していました。これは、親子の深刻な喧嘩や養育環境に困難があること、または虐待や育児放棄(ネグレクト)といった家庭内に複雑な問題を抱えていることに起因しています。
現在、年齢や状況によっては、支援や保護施設の手が届きにくい傾向が見られます。
その結果、居場所を失い孤立した子どもたちが、社会的なリスクが高い場所や危険なコミュニティへと流れ込まざるを得なくなっています。そこで、性被害やオーバードーズ、犯罪への加担といった深刻なリスクに晒される現状があるのです。
私たちは、子どもたちがそうなる前に、一時的に安全を確保し、次の支援へと確実に繋げるための「24時間対応の子ども食堂」への拡充を決断しました。

2. 「駆け込み寺」としての当法人の強み
私たちは単なる一時避難場所ではなく、医療に近い「駆け込み寺」的な役割を目指しています。
- 専門機関との連携: 当法人は、近隣の医療機関と連携しています。虐待、性被害、DVなどの被害者に対する相談支援ネットワークが既に構築されており、緊急性の高いニーズに即応できる体制が整っています。
- 公的支援の隙間を埋める民間の役割: 国もこども家庭庁が「こども若者シェルター・相談支援事業」を創設(令和6年度)するなど、宿泊できる安全な居場所の確保を推進していますが、民間が運営する保護シェルターは極めて数が少ないのが現状です。
当法人は、この民間の役割を担い、「365日・24時間緊急対応型子ども食堂」という安心感のある生活環境と連携することで、子どもたちの心をケアし、自立援助ホームなど次のステップへ円滑に繋げることを目指します。

活動内容の詳細、実績について
支援のお願いの前に、私たちの活動をご存じない方(もちろんご存じの方も再確認)のために、私たちの活動実績をお伝え致します。★すべての活動を、親子に無償提供しています!
【子ども食堂】365日体験型子ども食堂「ぬくぬく」
登録制で、大人も子どもも一緒に無料で利用できます。調理・配膳・片付け・掃除を子どもと一緒に実施。利用者数 月平均 子ども300・大人280人



【フードパントリー・フードバンク】
江戸川区内14か所・千葉1か所で、ひとり親・困窮家庭へ食料を配布。
登録世帯数 301世帯 ※2025年 提供場所・15か所


【フリースクール(不登校支援)】
学校長承認で出席扱いとなる学習支援、登校同行、高校見学同行など子供に寄り添った活動
高校進学 24名 ※2018年~2025年累計

【学習支援】
平日は毎日開講しています。ボランティア講師7名。
英語・算数・国語など教科指導とパソコン教室+イラストや性教育など特別講座も不定期開催。
無料塾 15人/日



【体験活動】
各月の誕生日会、夏合宿、ハロウィン、模擬店、ピアノコンサートなど年間で様々な体験の場を多数実施。利用者数 各活動平均 子ども20人・大人 10人







【企業とのコラボ 体験活動の実績】

プレスリリース&ニュース記事
◾️JFEグループの食品商社「川商フーズ&らいおんはーと 365日こども食堂」
◾️パソナグループ 様 会社見学
◾️大阪万博 パソナパビリオン「オンライン遠足」
◾️ジャパンラグビリーグワンのチーム クボタスピアーズ子ども食堂
◾️デパートの『高島屋』クリスマスに向けてのラッピングワークショップ
◾️株式会社SHARE EAT 子どもたちが企画・開発・販売すべて手がけたお菓子プロジェクト「キッズぬくもり食堂」
◾️株式会社Tokyo Bento Labo、TOPPANデジタル株式会社、株式会社エム・ピー・ソリューション冷凍弁当の無償提供
◾️江戸川区を拠点とするサッカーチーム 東京23FCとのゴミ拾いとサッカー体験「クリーン大作戦」
◾️ミセス・グローバル・アース東京・群馬・静岡大会 キッズランウェイ体験
【進学支援】
毎年、中学生向けの進学相談会を実施。また、2年前から特別支援学級、発達に課題のある自動向けの進路、進学の総合相談会を開催。
進学フェア来場者数 2,798名 ※2025年(2日間)

支援学校フェア来場者数 495名 ※2025年実施(1日間)

【就労支援】
求職中の保護者、高校、大学生、ひきこもりの若者を対象に、法人会員、関係企業、店舗への人材の紹介などを行っています。面談・家庭相談など多角的に支援しています。
就職実績 12名 ※2018年~2025年累計


メディア掲載・講演実績


誤解と現実
SNSやメディアで紹介される機会も増え、「支援が多く集まっている」「余裕がある」と思われがちです。しかし実際には、ほとんどのスタッフが無償ボランティアで、食材も寄付と協力で何とかやりくりしているのが現状です。
これまで活動を継続できたのは、拠点を無償提供してくださった方々のご厚意があったからこそ。家賃が発生する今、同じ規模で活動を維持するには、年間300万円以上の新たな支援が必要です。
活動は決して「潤っている」わけではありません。
むしろ、支援が増えるほど「食べさせる責任」「支える責任」が重くなっているのです。

↑現実と誤解のイメージ画像

数字で見る運営
※概算の金額です。

目標金額と使い道
目標金額 300万。(初年度新拠点分の経費の5ヶ月分・概算月額)

今後の展望
私たちは、今回の移転にあたり、長年温めてきた、「24時間緊急対応型子ども食堂」の機能も兼ね備えた拠点もあわせて目指しています。ピンチをチャンスにではないですが、新しい拠点になるからこそ、それも含めて実施を行います。
・ 新拠点でも365日子ども食堂+24時間緊急対応型へ
・ ひとり親家庭・子ども支援をさらに強化、「地域まるごと支援拠点」へ
「365日24時間こども食堂」現在、準備段階に入りました。
未来の子どもたちが「帰れる場所」を、ここからつくります。


支援いただいている皆様からの応援コメント








理事長メッセージ

はじめまして!NPO法人らいおんはーと 理事長の及川信之です。
先ず始めに伝えたいこと、この活動の最終目標は
「子ども食堂をなくそう!」であり、子ども食堂が必要ない社会の実現です!
5年間の地元中学校PTA会長の経験の中で、子どもたちが抱える様々な問題や家庭の孤立を目の当たりにしました。誰かのせいにしても問題は解決出来ない!
実際に現状を見て来た同じ思いを持つ仲間と出会い「子ども食堂」を立ち上げました。
「完璧な親などいない」だからこそ、「同じ親」として互いに足りない所を補い合い、みんなで子育てをしていこうという思いと、関わった子どもはしっかりと自立出来るまで全力でサポートするという強い決意と覚悟を持ってこの活動を続けて来ました!
法人化から8年間、この理念を貫き、365日毎日子どもたちが調理や掃除、様々な活動を一緒に行うことで「生きる力」を身に付けています。また、無料塾や不登校生徒のフリースクールに加え、社会科見学や農業体験などの「体験経験」を特に重視しています。
毎日を一緒に過ごす子ども食堂は「第2の家族」であり、温かい環境が子どもたちを真っ直ぐに育てると確信しています。
ここで育った子どもたちが困っている人に手を差し伸べる大人になり、それぞれの家庭が「子ども食堂」の役割を果たすようになれば、この名称は不要になります!
他人事を自分事と捉え、すべての子どもたちが豊かで幸せな人生を送れる社会を目指し、「子ども食堂なんてもう必要ないよね」と言える社会の実現に向けて、この活動をその日まで継続する為に、今回のこの挑戦へ皆さまの応援、ご支援をよろしくお願いいたします。
相談役・副理事・理事からのメッセージ



2つの支援の形(ご寄付)
① 単発寄付(リターンはいりません!応援コース・手紙と活動報告のみ
まずは気軽に「応援したい」という方に。
1,000円から参加でき、寄付金はすべて、子ども食堂の運営・食材・光熱費などに充てられます。
特典:感謝のメッセージ(子ども達からの手紙)
法人様(個人事業主様)はホームページへ企業ロゴ掲載します。(30万以上)
小さなご支援でも、確実に「今日のごはん」と「明日の安心」につながります。
② 年間サポーター
365日こども食堂を続けるためには、安定した毎月の支援が欠かせません。月1,000円から始められます。
特典:感謝のメッセージ(子ども達からの手紙)、活動報告PDFの送付
法人様(個人事業主様)はホームページへ企業ロゴ掲載します。(12万以上)
「寄付して終わり」ではなく、「寄付してから始まる関係」を育てます。
このプロジェクトは「GIVING100 by Yogibo」の応援プロジェクトです。

金額12,000円 |

金額36,000円 |

金額5,000円 |

金額3,000円 |

金額10,000円 |

金額30,000円 |

金額120,000円 |

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