NPO法人子育て応援隊むぎぐみ
NPO法人

発達障害の子ども達が笑顔で暮らしていけるためにむぎぐみに寄付をお願いします。

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NPO法人子育て応援隊むぎぐみ地域の皆様の子育てを支えることから始まったNPO法人です。発達・療育支援部門、心理相談部門、子育て支援部門、コンサート部門の4つの部門があり、現在は、地域の子育て支援だけでなく、全国の子どもたち、保護者、そして専門職の皆様を支えるために活動をしております。 私たちはより多くの子どもたちに支援を届けるために「認定NPO法人」を目指しております。 1年間につき、100人の方から、3,000円の寄付をいただく必要があります。 子どもたちが笑顔で暮らしていけるように、むぎぐみの活動をサポートしていただけないでしょうか?

活動・団体の紹介

むぎぐみの4つの部門のうち、発達・療育支援部門「放課後等デイサービスFlos」の活動を紹介します。

放課後等デイサービスFlosには、発達障害や不登校など、さまざまな問題に悩む子どもたちが80名以上在籍しており、さいたま市内の一施設としては最大級の規模です。多くの利用者の思いに応えるため、Flosは以下の理念のもとに活動しています。

1.すべての子どもたちに、人と関わる喜びと学ぶ楽しさを伝えたい

私たちは、できる限り多くの子どもたちを受け入れ、支援を提供するために、子どもたちの障害の種類や行動面での困難さを理由に受け入れを拒むことはしていません。

Flosには、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、限局性学習症といった放課後等デイサービスの主な対象となる障害だけでなく、重度の知的障害、視覚・聴覚・身体の障害、遺伝子疾患や指定難病、さらにうつ病や社交不安症といった精神疾患、他の施設の利用を断られてしまった行為障害のあるお子さまなど、さまざまなハンディを持つお子さまが在籍しています。

また、いわゆる「ギフテッド」と呼ばれるお子さまも多数在籍しています。例えば、IQが130を超える知的能力の高いお子さま、ジュニアオリンピックに出場する運動能力の高いお子さま、音楽コンクールで賞を受けるなど芸術的才能を持つお子さまなどです。彼らもまた、その才能の陰で、多数派とは異なる感性を持つ自分に悩み、支援を求めてFlosにいらしています。

子どもたちの障害の種類や程度はさまざまですが、私たちが考える支援の目標は変わりません。どのような子どもたちであっても、自信と誇りを持ち、笑顔で生きていけることを願って支援しています。

2.支援スタッフの専門性を高め、支援力を最大限に発揮できる環境

Flosでは、子どもたちに必要な専門性の高い支援を提供するため、支援スタッフ全員が国家資格を有しています。特に、全体の60%以上の職員が公認心理師や臨床心理士といった心理職であり、子どもたちの心の発達を支えています。スタッフの専門性を最大限に発揮するため、複数の専門職が協働してお子さまに必要な支援プログラムを検討し、オーダーメイドでプログラムを作成しています。支援の基本は1対1の個別支援であり、それぞれのお子さまに適したプログラムと環境で支援を提供しています。

3.地域専門機関との協働体制

Flosは、学校や幼稚園・保育園の先生、医療機関の先生、地域の行政職の方など、子どもに関わるあらゆる専門家と連携し、地域でのネットワークを構築しています。例えば、不登校のお子さまを支援する際は、Flos内での支援だけでなく、教育委員会や学校の校長先生と連携して取り組みます。Flosのスタッフが学校を訪問してお子さまの様子を見たり、担任の先生と面談を行ったりしながら、学校内に子どもに適した環境を整えるお手伝いをし、同時に学校内で必要な支援をFlos内の支援プログラムに反映しています。

さらに、さいたま市ひきこもり相談センターのスーパーバイザーを務め、さいたま市ひきこもり対策連絡協議会競技委員、さいたま市に所属するなど、行政の立場から、地域全体の不登校問題の解決に向けて取り組んでいます。

活動の背景、社会課題について

現在、我が国の障害者の総数は1164.6万人(厚生労働省,2024)で、人口の約9.3%に相当します。現代社会では10人に1人が何らかの障害を持っているのです。そのうち、精神障害者は2018年度より精神障害者が222.4万人増加しています。この急激な増加には、近年の発達障害児・者の増加も影響しています。これは、小学校、中学校における「特別支援学級」に在籍する生徒数が、2010年度の14.5万人から、2024年度には37.2万人と倍増していることからもわかります。

発達障害のお子さまの増加とともに、社会における発達支援の考え方も変化してきました。「普通のことができないダメな子だから鍛えて治すべきだ」という古い考え方から、「子どもたちは、発達特性に適した支援を受けることで能力を発揮できる、そのような教育を受けることは子どもの権利である」という考え方へと変わってきたのです。

子どもたちが本当に求める支援を届けられる社会を目指して

社会が求める発達支援を提供するには、いまだ資源が十分とはいえません。社会における障害の理解も、障害のある子どもたちへの関わり方の考え方も大きく変化してきた今、次に求められているのは、実際に支援を提供できる信頼できる専門機関を一つでも増やしていくことでしょう。

私たちは、さまざまな発達特性をもつ人々が、その特性とともに笑顔で生きられる社会を目指し、目の前の子どもたちへの支援や地域での取り組みから始まり、全国へと広がる専門的な支援の実践と普及・啓発に努めています。

寄付金の使い道について

NPO法人子育て応援隊むぎぐみは、「認定NPO法人」を目指しております。氏名と住所をご記入のうえ、お一人につき年間3,000円のご寄付をいただけますと、賛同者として行政に提出する名簿にお名前を掲載することができます。皆さまのご協力を心よりお願い申し上げます。

  • 子どもたちの笑顔を広げるイベント開催のための費用
  • 子どもたちの発達に寄り添う支援器具・教材の購入費用
  • 発達障害のある子どもを育てる保護者を支援する「ペアレント・トレーニング」ファシリテーター養成研修会の開催費用

活動内容の詳細、実績

  • 発達療育支援部門:放課後等デイサービスFlosの運営。放課後等デイサービス、児童発達支援、保育所等訪問支援の多機能型施設。登録利用者は80名以上のさいたま市で最大規模の通所型福祉施設。
  • 心理相談部門:心の相談室Saliの運営。さいたま市ひきこもり対策連絡協議会協議委員、さいたま市ひきこもり相談センタースーパーバイザー、さいたま市発達障害者支援センターペアレント・トレーニングスーパーバイザーなど社会活動多数。年間20件以上の講演・研修会実績。
  • 子育て支援部門:社会好き応援企画、理科好き応援企画、おみその学校、おしゃべりサロンなどの開催。
  • コンサート部門:バリアフリーコンサート「Shining Hearts' Party」の運営 さいたま市、埼玉県教育委員会、さいたま市教育委員会、さいたま市社会福祉協議会の協賛を受けて開催する、約1,000人の参加者があるコンサート。

代表者メッセージ



NPO法人子育て応援隊むぎぐみ

理事長 高濱正伸

子育て応援隊むぎぐみは、地域から生まれたNPOです。お隣さん・ご近所の絆が薄くなり、孤独な子育ての中、不安の尽きない両親を支える講演会や、夏休み宿題応援企画や親子企画などのイベントを開催する人々、障がいの子を持つ家族が安心して観られるコンサートを開催する人たち、あらゆるタイプの障がいの子の学習支援を行う専門家、悩み事の相談を受け心を支える専門家などが、一つに集まって生まれました。

「子育ての中で何か困っている方々を少しでも支えたい」その最初の想いを忘れず、これからもみんなで力を合わせて、歩み続けて参ります。よろしくお願い申し上げます。

団体情報
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