活動・団体の紹介
「夢で世界を元気にする!」。そんな想いから2009年に始めた、街頭インタビュー。
「あなたの夢はなんですか?」街で子どもに将来への想いを尋ねた。
当初、聞こえてきたのは「世界一のパティシエ」「サッカー選手」と夢を持って、
チャレンジする一歩を踏み出そうとする子どもたちの声。
しかし、活動を続けていく中で分かったのは、夢を持つ子どもたちばかりではなく、
不登校や、ひとり親家庭における問題など今に不安を抱え、
夢を持つことや夢に向かってチャレンジすることができない子どもたちの存在でした。
そんな子どもたちの不安を和らげ、夢を踏み出す1歩を応援したい!
GIFTはそんな想いのもと、将来に不安を抱える子どもたちを支え、
夢を応援する活動を行っています。
活動の背景、社会課題について
現在、この日本には135万世帯のひとり親家庭があります。そのうち約半数が相対的貧困(世帯年収127万円以下)という状況が報告されています。
この高知県でも今現在、45,000人の小中学生のうち25%が生活保護水準で生活しているというデータがあり、私たち独自の調査でも、子どもの好きな食べ物を買わずに我慢させている家庭も少なくありません。
また、インターネットやテレビを介して間接体験は増えているものの、実物に実際に関わる「直接体験」の格差は、学力などに影響するだけでなく、自尊感情や外向性、精神的な回復力などの発達にも影響することが、文部科学省の調査でわかっています。
子どもたちが誰一人とり残されない社会を目指し、私たちは日々の活動を続けています。
活動内容の詳細、実績について
2016年〜
子どもを中心とした地域の居場所 えいや家
(現在、感染症拡大にともない休止中)
高齢者施設と連携した民間の子どもの居場所としては全国初。
高知市神田、鴨部地域で延べ5000名以上の利用があり食事の提供や学習支援、ボランティアの大学生や高校生との交流など行っています。
子どもたちも主体的運営に参加できる独自の仕組みで、次世代のリーダー育成にもつながっていました。
地域の居場所として利用者が年々増加していいたが、新型コロナの感染拡大により2020年2月より活動を休止中。現在再開に向けて鋭意準備中です。
2016年、2017年
高知ドリームプランプレゼンテーション
大人が本気で自らの夢をプレゼンする大会を開催しています。
4ヶ月間をかけて、ワークショップ形式の講座を開催し、プレゼンを作成していきます。
会場は、感動の涙で包まれます♪
子どもたちにぜひ見ていただきたいイベントです!
次回は、2024年度開催予定です。
2017年〜
子どもを中心とした地域の居場所 えいや家ぽけっと
不登校で学校に居場所がないと感じる子どもたちを対象とした地域の居場所を開設しています。
毎年約500人の子どもたちや大人が利用しています。
地域の人との交流の中で、自分のやりたいことを見つけています。
不登校に悩む保護者の相談なども受付しています。
2020年~
宿泊型自然体験・サマーキャンプ
多様な価値観のある共同体の中での宿泊体験・自然体験を通して、チームワークやチャレンジ精神など生きる力を育むプログラム。
子どもたちが自分自身の可能性に気づくことで、自己肯定感や自己有能感を高めることができます。
仲間との出会いが、人生を生きる力を強くしてくます!
2020年、コロナ禍で居場所活動ができなくなった年から開催しており、わずか1日で定員が埋まるほど子どもたちや保護者から人気とニーズのある取り組みとなっています。
2021年~
ひとり親家庭支援センター運営 高知県・高知市より受託
県内約8,000世帯のひとり親家庭の皆さんや、今後離婚してひとり親になるかもしれない皆さんからの相談を受けています。毎年約1,200名(延べ)のひとり親家庭の方が利用しています。
無料法律相談や専門家相談(心理カウンセラー、社会福祉士、ファイナンシャルプランナー、キャリアコンサルタント)も無料で行っております。
2023年4月〜
子どもを中心とした地域の居場所 えいや家ゆめたね
夢を持っている子どもは夢に向かってチャレンジするために、
持っていない子どもは夢を見つけられるように応援しています。
「ゆめノート」を使って、子どもたちと一緒に夢を育てていきます。
2023年10月〜
子育てコワーキングスペース・paletta~パレット~
子育て世帯に特化した就職相談支援や、収入アップを目的としたリスキリング講座や自分らしいキャリアアップをサポートしています。
また仕事中の託児などお子さん連れでもお仕事ができる環境や
皆さんと一緒に頑張れるコミュニティづくりも行なっていきます。
代表者メッセージ
未来を作る子ども達が夢を描けない現実世界を作っているのは大人の私たちだから、なんとかせにゃ!と、思いつくまま行動して失敗も多々ありつつ、そこから学び、新たな挑戦の糧とし・・・。
声がかかればやったことないことにも必死で取り組み、確実に自分達のビジョンに向かって育てていただいていると実感しつつ、今に向き合い目の前の課題解決に頭をひねり。
まだまだ思い通りの形にはなっていませんが、だからこそ、それをやり甲斐に常に前を向き、子ども達が夢を掲げ咲かせるための応援を続けて参ります。
理事長 田埜千晴
寄付金の使い道について
皆様からいただいたご寄付は
・子どもの居場所 子どもたちの社会見学移動費、スタッフ人件費、食材購入費
・キャンプ 年4回開催のための施設利用料、スタッフ人件費、子どもたちの参加費(現在年1回)
・ひとり親家庭への食糧運搬費
・コワーキングスペース 施設利用料、託児利用料、専門家相談料
などの活動費として使用させていただきます。
どうぞ、皆様のご支援を宜しくお願い致します。