特定非営利活動法人ハロハロ
NPO法人

NPOハロハロへの寄付

NPOハロハロはフィリピンと日本で、地域の人が主役になるまちづくり活動を支援しています。 生まれた場所や環境などに左右されず、一人ひとりが地域と国際社会に参画していく体験を増やし、豊かさを共有できるライフスタイルを世界へと広げていこうとしています。 ご寄付を通して、あなたも私たちハロハロの取り組みをすすめていく仲間になってください。

活動の背景、社会課題について

「私が何かしたって、どうせ世界は変わらない」そんなふうに、あきらめていませんか?
一人一人の小さなアクションが社会をつくる力になるハロハロはそう信じています
自分自身の生きづらさを、政治が悪い・国が悪いと考えてしまうことはないでしょうか。自分一人の行動では社会は変えられないとあきらめ、無関心になっている日本人は2人に1人という数値があります。
ハロハロは「世界にチャンスを!」キャッチフレーズに、地域に生活する人々こそが課題解決の主役となり豊かなまちづくりができる、そう信じて、フィリピンと日本で活動しています。

活動内容の詳細、実績について

生活向上事業、教育事業、啓発事業の3つを柱として、フィリピンのマニラ・セブ・ボホールと日本の千葉県・港区を中心に活動しています。

1. 生計向上事業 〜働き生きる場づくり〜

<手工芸>

メトロマニラ北部の元ダンプサイトと再居住区で生活する女性たちとは、廃材を活用した雑貨づくりを通して、女性の経済的社会的自立を支援しています。
セブ島中部の漁村で生活する女性たちとは、自然素材を活用したアクセサリーづくりを通して、女性の経済的社会的自立を支援しています。
マニラ事業地では15年ともに活動し平均年間収入約1%増
セブ事業地では10年ともに活動し平均年間収入約5%増となりました。現在は女性たちのペースに合わせて、自分たちらしい自立した活動を見守っています。

<金融アクセス>

地域住民が主体となる小規模事業へのマイクロクレジット(少額資金融資)を通じて、住民自身が事業を運営し自立できる環境を支えています。これまでに、セブ中部や北部、ボホールなどで、漁業、洗剤などの日用品製作、家畜飼育、海藻栽培など、地域の人々が行う事業のため資金を提供してきました。
住民グループの組織基盤強化を支援し、既存の金融機関へとつないでいこうとしています。

2. 教育事業 〜次世代人材の育成〜

<幼児教育>

セブ島中部の漁村で行っています。クラウドファンディングで建設したコミュニティセンターで、2024年6月まで、4歳児を対象に、読み書き計算を学ぶ幼児教室を開いてきました。
実績:2017年度から2023年度までに、のべ212名の子どもたちが幼児教室を修了
持続可能な運営を目指し2025年現在、教室型をやめ、地域の子どもたちがコミュニティセンターを居場所として利用するトライアルを開始。子どもたちが放課後、学校の課題を持ち寄って学習したり、世代を超えた交流の場にしていこうとしています。

<大学奨学金制度>

幼児教育と同じセブ島中部の漁村で行っています。進学意欲を持つ学生たち(一部高校生)が、大学を卒業し、次のコミュニティリーダーになっていくことを応援しています。大学奨学生たちは現地協働団体が実施する地域活動に、インターンシップとしての参加が義務付けられています。土曜日学校の実施などを通し、地域の子どもたちへの教育に貢献しています。
実績:のべ11名の学生が卒業
(2024年度卒業1名、2023年度卒業4名、2022年度卒業1名、2020年度卒業3名、2019年度卒業1名、2018年度卒業1名)

3. 啓発事業 〜豊かな生き方を育む〜

<環境美化保全>

セブ中部とボホールの事業地で、地域の緑化やごみの3R(リデュース・リユース・リサイクル)を促進し、住民が衛生的に生活できる環境づくりを目指しています。
実績:ごみの削減が進み、セブ事業地では約67%、ボホール事業地では約49%の削減を達成しました。生ごみは堆肥として園芸に活用するなど、循環型の暮らしづくりが継続しています。また、生物多様性など環境に関するオンラインワークショップも実施しています。

<国際理解/交流、エシカルタウン>

スタディツアー、催事、講演会、勉強会を通して、国際理解を深め、世界がともに豊かになるライフスタイルを広げようとしています。2014年から、セブ/マニラ/ボホールで、スタディツアーを継続実施。国際交流や環境の催事に毎年10回以上出展。行政や教育機関などで、人権や環境をテーマにした講演会を毎年実施中。
千葉県と港区から、エシカル・フェアトレードのまちづくりにも取り組んでいます。エシカルなサロンやイベントを15年以上継続して開催しています。

寄付金の使い道について

あなたのサポーター参加やご寄付が、フィリピンと日本で、住民が主役のまちづくりへの力になります
生計向上、教育、啓発の3つの活動費用にあてられます
事業で使う消耗品、通信費をはじめ、現地住民グループによる事業運営費になります

※ご寄付の最大20%は一般管理費として使わせていただきます

決済について

1回のみのご寄付は、クレジットカードと銀行振込で受け付けております。
毎月または毎年のサポーター寄付は、クレジットカード決済のみの取り扱いとなります。

創設者メッセージ

こんにちは、2008年より社会起業を志してフィリピンのNGOの現場に学び、2012年に当法人をNPO法人化しました成瀬悠(なるせ はるか)です。当法人のビジョン・ミッションはまさに私自身が抱えていたジレンマです。豊かだといわれる日本で自分の生活にばかり追われる日々で本当にいいのか疑問を持ち、お金はなかったので、自分の持つ時間や力を、自分がほしい社会づくりに使いたい、できれば地域の人たちと一緒に課題を見据えて成果をだせるような活動をしたい、と右往左往しながらも挑戦をスタートさせました。ご縁のあったフィリピンと日本で、いくつかの地域で、一緒に活動してみたいと声をあげてくださった人たちがいて、今も取り組みが進められています。10年活動する中で、取り組みも多岐に渡り、多様な社会参画の場が広がっています。応援してくださるみなさまとともに、小さなアクションからつながる成果を分かち合い、次の挑戦につなげていきたいと思っています!どうぞあたたかい応援をお願いいたします。

団体情報
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このページは寄付・会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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