NPO法人彩の想いとビジョン
NPO法人彩は、今まで障がい者総合支援法に位置づけられた事業を営んできました。利用者さんが望む人生を送るための支援を模索しながら2012年から今まで突っ走ってきました。しかし、時代と共に社会構造や価値観も日進月歩で変化しています。
利用者さんの生活ニーズも社会の変化とともに移り変わり、正直そこに福祉制度が必ずしも追いついていないことも痛感しています。
これからの時代に利用者さんの人生や生活にとって本当に必要なサポートを進めていくためには、福祉制度だけにとらわれ新しい支援のカタチを生み出さないといけないと考えています。
そのうちのひとつが「住居支援」です。
「障がい」があることが機会を奪わない社会へ
実家を出て独り立ちをしたい
将来結婚をしたい
居場所がほしい
友だちを作りたい
旅行にも行きたい
自身のキャリアアップを真剣に考えたい
一般就労は無理でも自分の力で稼ぎたい などなど。
総合支援法では位置づけられていない、それでも生きづらさを抱える当事者の方にとっては必要なサポートやインフラが社会の中にはまだまだ足りていません。
住居支援や居場所づくりなど、福祉制度に依らない支援サービスは、国からの訓練給付費を受けることなく運営をせざるをおえません。利用者さんからの利用料なども頂いて運営は行っていますが、すべての費用を利用者負担にするわけにはいかないので、法人でどうにかこうにかやりくりをしながら運営を行っているのが現状です。
私達の役割は、日々目の前の利用者さんの支援をするだけでなく、彼ら・彼女らが生きていく社会を創っていくことだと思います。住居支援だけでなく、定着支援が終了した後のサポート、QOLの支援、居場所づくりなど、やらなければならないことが山積みです。
いちNPO法人のやりくりだけでは、こうした山積みのやるべきことを実現することはできないと感じた私たちは、これまでやってこなかった寄付集めを始めることにしました。応援してくださる方々の力添えがあれば、もっと成人期の障がい者が活躍できる社会の実現ができると考えております。
制度内・制度外の関係なく障がい者ひとりひとりに必要な支援ができるようになるために、皆様にご寄付での応援をお願いさせてください。
障がいがあっても「自分らしく」生きられる社会を
このページに辿り着いてくれて、ありがとうございます。NPO法人彩 理事長の田村です。
一昔前、私が働いていた入所施設では、障がいを持たれた当事者の方が「全員同じ予定」「毎日決められた日課」「本人に人生の選択肢が全く与えられていない」「本当に人として扱われているのか?」ということにずっと疑問を持ち続けていた思いから彩を立ち上げました。
それから10年、当事者を取り巻く社会情勢は大きく変化し、以前とは違った生きづらさもこの社会の中に広がっています。
「生活の質」を守るための支援から、「人生の質」を豊かにする支援へ
私達は制度にだけ依存するのではなく、法人の理念に掲げているように「常に考え変化する」を旨に、一歩一歩利用者さんの人生に寄り添うために新しい支援のカタチを追求していきたいと思います。
私達は障がい福祉の今のスタンダードをぶち壊して、新しいスタンダードになりたいというスローガンも同時に掲げています。
是非、皆さん応援の程よろしくお願いします。
NPO法人彩
理事長 田村 亮
ご支援の使い道
ご支援いただいたご寄付は、当法人の福祉制度外サービスの開設及び運営費として運用させていただきます。
また、支援者の皆様には、NPO法人彩の活動報告書を毎年ご送付すると共に、オンラインや対面でのご報告イベントへのご招待などを予定しております。
寄付の方法は以下の4種類です。
- 銀行振込
- クレジットカード
- 現金手渡し
- モノの寄付
1銀行振込と2クレジットカードは当ページ右上の「寄付をする」ボタンから進んでください。3現金手渡しのをご希望される場合は事前にメールもしくはお電話でお知らせください。モノの寄付をご希望の方は時期により必要なものやお受けできるモノ、できないモノがございますので事前にメールかお電話でお問い合わせください。
お問い合わせ先
メール:info@npo-irodori.or.jp
電話:086-460-1010