NPO法人いるかは、福岡を拠点に九州の子ども達への
包括的支援を行う団体です。
いるかは、地域住民の方への福祉サポートから始まり
その後 熊本大震災や西日本豪雨の被災地への支援活動を実施しながら、
子どもたちへの学習支援や食支援を開始・拡充をしてきました。
▽主にこんな活動を実施しております!▽
貧困がもたらす教育の格差や、子どもの成育に直結する「食」の問題。
子どもたちを取り巻くこれらの問題に様々な角度からアプローチしております。
(詳細はページ下部をご覧ください)
2013年から福岡市西区から支援活動を始め、現在までに・・
始まりは、無料学習支援「マナビバ」の数名の利用者様でした。そこから子ども食堂タベルバも開始し、利用してくださる子どもたち、お友達、またそのお友達、親御様、お知り合いの方…と次第に広まっていき、子どもたちの数は、どんどん増えていきました。
多くの方にご協力、ご支援をいただいております。
活動は、弊団体の力だけでは継続できません。
NPO法人いるかは、たくさんのボランティア様、ご寄付者様に支えていただいております。
これまで100以上の企業様、団体様、個人の方にご協力いただき、
子どもたちへの社会科見学の実施、子ども食堂でのお食事のご提供、
お菓子・飲料水・おもちゃなどのご寄贈をいただいております。
参加している子どもたちや保護者様より、
学習支援マナビバや子ども食堂などが大事な時間にもなっているというお声が届いております。
皆様のお力添えにより、子どもたちの今と未来が支えられております。
実は日本にも、子どもを取り巻く様々な問題が存在します。
(※1国立大学お茶の水大学、平成30年3月30日、平成29年度「学習調査を活用した専門的な課題分析に関する調査研究を参照)
(※2Chance For Children様2022年12月15日「子どもの”体験格差”実態調査中間報告書参照)
(※3 2015年には13.9%に改善されたものの、依然として約280万人の子どもたちが貧困状態にあります。厚生労働省2019年国民生活基礎調査の概況参照)
(※4厚生労働省の2022年9月9日「令和3年度児童相談所での児童虐待相談対応件数(速報値)より)満足な食事をとれない子どもたちや
一人でご飯を食べている子どもたちも数多く存在しています。
課題解決のために私たちはこういった活動に取り組んでいます
※上記数字は2022年までの実績数
皆様の温かいご支援のおかげで、このような活動ができています。ただ、今後も長期的に子ども支援を継続するには、より多くの方のご支援・ご寄付が必要です。
■学習支援、食支援をあわせた
「多機能型子ども支援拠点いるか」も設置しています■
福岡市中央区赤坂にて「学習支援」「子ども食堂」「フードパントリー」の
機能を合わせた拠点の必要性を感じ、2022年5月より運営を福岡市中央区赤坂にて
「多機能型子ども支援拠点いるか」の運営を開始いたしました。
学習や食といった、子どもたちに必要な支援・機会・環境がそろう、
家庭でもなく学校でもない「第3の居場所」としての
子どもたちの新しい居場所の役割を担っています。
また、子どもだけでなく、保護者さまの負担の軽減や大人同士での
情報交換の場や交流がおこなえる場所としてもご利用いただいております。
このように、子どもたちを多面的・多角的にサポートしていくための
包括的な支援体制を整えていきながら、拠点に集まった方々との会話を通じて、
必要であればソーシャルワーカーなどの専門家へつなげる
「地域の見守りの場所」としても機能できるよう整備しています。
2022年は福岡在住のウクライナ避難民の方々と
一緒にイベントをおこなうなど交流の場にもなりました。
子どもたちの居場所として
「マナビバ」の教室、子ども食堂としての機能を兼ね備えている
「多機能型子ども支援拠点 いるか」。
しかしながらここは、ただ学習する場所、食事をするだけの場所ではありません。
子どもたちや親御さんが安心できる「居場所」としての役割も果たしています。
NPO法人いるかでは、国を越えたサポートも行っております。
学習支援「マナビバOnline」を海外でも実施
現在はネパールで実施をしています。
毎週土曜日に日本とネパールをインターネットで接続し、授業を実施しています。
生徒も講師もネパールの方で、日本人スタッフは授業の管理をおこなっております。
今後は他の諸外国での実施も目指しています。
福岡に暮らすウクライナ避難民の方への支援
きっかけは、2022年8月に福岡でお仕事をされているウクライナ人の方と理事長の田口が出会い、
その方から、ウクライナの方々の過酷な現状を教えていただいたことからでした。
現在も食品や生活必需品を定期的に福岡在住のウクライナ避難民の皆様にお届けしております。
他にも、家具家電、食器、衣類などもお渡ししています。
また就労に関しても協力をさせていただき、
いるかにご協力いただいている企業様とウクライナの方々をつなぐ活動もおこなっています。
福岡に暮らすウクライナ避難民の方の52%をいるかがサポートしています。
(これまで宅食回数は延べ725回、30世帯、51名の方をサポートさせていただきました。)
私たちがサポートを実施するだけでなく、ウクライナの皆様と一緒に
啓発イベントなども実施してまいりました。
今後も継続的に支援や啓発イベントを実施してまいります。
ご支援の使い道
NPO法人いるかは、皆さまからのご支援で成り立っております。
いただきましたご支援は子どもたちの学習や食、アウトリーチなど
継続的な支援のために大切に活用させていただきます。
また、利用者さまの継続的な支援活動のためにも以下のような経費も必要となります。
・無料学習支援マナビバにご協力いただいているボランティア講師の皆様の通信費、交通費
・教室運営費(会場費、人件費、スタッフの交通費など)
・学習支援用の毎月のモバイルWi-Fi費用
・食支援(フードバンク、子ども食堂、フードパントリー等)の物資運搬費、倉庫代など
・多機能型子ども支援拠点の設備費、スタッフの人件費、交通費など
・アウトリーチ(訪問型養育支援)のスタッフの人件費、交通費
・各支援活動の実施周知のための広報費
こういった活動費用にも大事に活用させていただきます。
■会計報告はこちらからご覧いただけます。
私たちの取り組みに共感していただける方、
同じような想いをお持ちの方、
いるかは、皆様の想いを実現していきます。
一緒に子どもたちの未来を応援してくださると嬉しいです!
ぜひあなたのお力をお貸しください。
うれしいお声
皆様の温かいお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。
このページを最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
NPO法人いるかの理事長、田口吾郎です。
貧困がもたらす教育格差が、さらなる貧困をうむ...
このような「貧困の格差」を解消することをミッションに
すべての子どもが、家庭環境に左右されることなく、
自分の望むように生きられるような社会を作りたい。
自身の経験もあり、そんな想いで子ども支援を始めました。
子どもを取り巻く環境を変えていくことは、社会を変えていくことであり、
たくさんの方のご協力が必要になります。
一緒に子どもたちの今と、これからを支えていただけますと幸いです。
NPO法人いるか
理事長 田口吾郎
【団体概要】