代表者メッセージ
以前、東日本大震災の時に現地への支援をした経験があるので、元旦にニュースで能登半島地震の発生を知ってから、ずっと動くタイミングを待っておりました。
現地の長と連絡を取り、しっかりタイミングとニーズを見極めてから、的確に動きたかったのです。ニーズが定まらないうちに、勝手に動く事は現地の迷惑にもなり兼ねないのでずっと動ける時を待っていました。
しかし当初思っていたよりも被害は甚大で、ライフラインの復旧作業も見通しがつかない、といった状況となり、不安を抱えて非難している里親仲間を案ずる声が多く寄せられてくるようになりました。
そして、少しずつですが里親家庭の現状がわかってきました。家が全壊してしまった里親家庭、犬を連れての避難生活で、アレルギーを持つ犬や高齢犬の為のドックフードが切れてしまい入手できない状況にある、レトルト食品が欲しい、等、必要とされる支援は細やかであり、個々によって違う事を知りました。
最初は「ドックフードとレトルト食品、送ります!」と返事しましたが、ちょっと待てよ?これって非効率なんじゃない?と感じました。
現地の長や事務局に要望を聞いて、こちらが購入して発送する。
間に私が入る事で、タイムラグもあるし、そもそも2度手間なんじゃないか?
こんな大変な時に、私が間に入る事で非効率になるならば、現地で個々のニーズに応えれるように募金を集める方が良いのではないか?と思いました。
その方が、乳児を抱える里親さんはオムツや離乳食が欲しい、中高生の女子を養育している里親さんは生理用品が欲しい、など様々な要望に応えれるようにこちらが後方支援していく方が、より的確な支援が出来るのではないかと考えました。
そこで、全国の里親が登録しているONELOVEで募金を受付させていただきます。
どこにいる里親でも、有事の際には支え合い、助け合っていく。
安心して子どもにより添えるように、ONELOVEが動きます。
みなさま、どうぞ被災しながらも子どもに寄り添う里親へのサポートをお願い致します!
特定非営利活動法人 日本こども支援協会
代表理事 岩朝しのぶ
寄付金の使い道について
支援対象:石川県里親会
支援内容:石川県里親会に所属する里親を対象に、生活を立て直す資金などに充てさせていただきます。石川県の里親さんたちに現状を確認しても、まだ被害の全容がわからない状況です。しかし、ご自宅が全壊された里親家庭やドックフードが手に入らない、という要望など、ニーズが家庭によって違う事から、募金を石川県里親会へ託し、それぞれのニーズに応えれるように考えています。
集まった寄付金額のうち、合計10%はONE LOVEを運営する日本こども支援協会に充てさせていただきます
10%の内訳
コングラントの決済手数料関連4.1%、振込手数料等の経費分5.9%
ONE LOVEについて
ONE LOVEは、「里親を誰ひとり取り残さない」を目的に掲げ、虐待などで親と離れて暮らす子どもを支える里親に対して、様々な支援を展開しています。
現在、約900名、全国の里親会員が所属しており、里親オンラインサロン、里親オンラインセミナー、里親保険の創設、里親の対面交流会の企画運営、弁護士等への相談会等、ご寄付を財源に様々な里親支援を形にしています。
https://one-love.jp/index.html