日本こども支援協会

こどもに家庭を【継続的なご寄付】

子どもには家庭が必要です。 生まれた環境がどうであれ、子どもに罪はありません。 自分だけを見てくれる、愛情を注いでくれる親の元で暮らすことは 子どもにとって大きな心の支え、生きていく力となります。 里親を増やし、支えていく活動をご支援ください。

月1,000円からのマンスリーサポーターを募集します

日本こども支援協会は、決まった金額を毎月ご寄付くださるマンスリーサポーターを募集しています。
寄付の金額は、1,000円/月〜30,000円/月まで、お好きな金額をお選びいただけます。

教育よりも先に

虐待を受けたこどもの一定数は里親に託されますが、

そういったこどもたちの多くは「愛着」が形成されていません。

 

ある里親のもとに託された5歳の女の子は、里親家庭で迎えた時に「何が食べたい?」と聞いても答えなかったので、里親は「遠慮しているんだろうな」と思っていました。

しかし、暮らしていくうちにわかったのは“何も知らないからリクエスト出来ないだけ”だったのです。

こどもに「何食べたい?」と聞いて、「ピザ」「お寿司」と答えられる子どもは、それを食べた事があるからですが、この子は何も知らなかった。

知らないものはリクエストが出来ない、そんな状況を全く想像していなかった里親はそれがわかった時、、、「胸がえぐられるかのように苦しかった」と言います。

5歳の女の子。

本来であれば、親や祖父母に無条件に愛され愛着を育んでいくはずですが、それ機会を逃すこども達が確かに存在しています。

そういったこども達には教育よりも先に福祉が必要です。

 

こころの基盤が出来上がらないと、その上には何も乗せられないのです。

実親の代わりに養育することを託される里親は、こどもにとって、愛着を形成するという大切な役割を担っています。

愛しさと、辛さを同時に抱える里親たち

増え続ける虐待を背景に、日本では、約4,200人の子どもが里親の下で暮らしていますが、1年未満でギブアップしてしまう里親が多いという事実は、ほとんど知られていません。

里親には、里親しか分からないしんどさがあります。

里親の元に託されてくる大半のこどもには実親がいます。

様々な事情を背負って来るこども達。

普通の子育てとの違いは、「途中からの養育」や「親権者がいる」という事など、通常の親子、家族形成とは違うプロセスで一緒に暮らしていく中には様々な悩みや思いを抱えていく事となります。

全国の里親が集える、オンライン里親会を初オープン

皆さんは子育ての悩みを、誰かに話して、気持ちが楽になった事はありませんか?

里親ならではのしんどさも、里親同士で繋がる事ができれば、緩和される事ができます。

しかし、子どもを養育している里親は全国にたった4,200世帯程しかないため日常的に里親同士で繋がることが、ほぼ不可能でした。

そういった状況を鑑みて、最前線で子どもの未来を育んでくれる里親を支援するため、日本こども支援協会は、全国初のオンライン里親会「ONELOVE」を2020年4月より本格的にオープンすることになりました。

オープンの際には、クラウドファンディングを行い、393人の方から約765万円のご支援をいただき、多大なご支援があったからこそ、全国初のサービスが実現しています。

ONE LOVE里親コミュニティサイトが出来た事で、

「里親になって間もない中、コロナの影響で外出禁止となり、誰にも頼れずギブアップしようと思っていた矢先に、このサイトで繋がれて続けていこうと思えました。サイトを創って下さって、本当にありがとうございます!」

といった声をいただいており、まだスタートラインには立ったばかりではありつつ、ONE LOVEの意義を感じています。

特別養子縁組里親、養育里親、親族里親、専門里親、ファミリーホーム、週末里親、、、

どの里親も誰ひとり取り残さない支援を実現します。

無くてはならない里親支援を形にするために、継続的に運営します

ONE LOVE里親コミュニティサイトを活用し、里親支援のセーフティーネットを確立させるために、今後、様々な展開を考えています。

里親の質を担保するため研修・セミナーの充実も、計画しています。

例えば、週末里親は、制度上の里親ではなく児童養護施設で暮らす子ども達が、週末だけでも家庭を体験できるようにボランティアで体験事業を担ってくださっている方々ですが、その多くは研修制度がほとんど無いので、当協会としては子どものためにも、担い手のためにも研修が必要だと考えています。

上記の取り組みを実現し形にすることで、しっかりとしたケア、養育が出来る里親を増やし、その中で子ども達が育んでいく事により、次世代には虐待を予防する仕組みを構築する事ができる。

そんな未来を実現できる。そう私達は考えています。

活動は徐々に広がってきました

日本こども支援協会は10年間、地道に活動を続けてきた結果、徐々に広がってきました。

【昨年度のメディア掲載】

  • *STORY1月号・虐待問題特集に掲載、月刊「致知」11月号対談、
  • 月刊「社会教育」11月号寄稿、小児内科3月号・社会的養護特集・寄稿
  •  TOKYO FMディアフレンズ(坂本美雨さん)出演、ホメラニアン(犬山紙子さん)出演
  •  文化放送 大竹まことゴールデンラジオ 出演、J-wave JAM THE WORLD 出演、
  •  TOKYO FM ONE MORNING 出演、JFN OH!HAPPY MORNING 出演、
  •  新聞:朝日新聞、毎日新聞、その他各地方紙に多数掲載

【啓発活動】

  • 10月4日里親の日「全国一斉里親制度啓発OneLoveキャンペーン」4年連続実施
  • 延べ181,000枚の街頭配布
  • 2019年は69自治体、児童相談所職員、県庁職員、市長職員、里親、施設職員やボランティア総勢800名規模で開催

ご支援で次世代の未来を支える

代表の岩朝は「養育里親」です。里親として託される子ども達に心を痛め「そもそも里親が必要とされない社会を目指さなければならない」と立ち上がり設立から10年間、無償で活動を継続してきています。

「私が欲しいのは給与ではなく、子ども達の命と未来」そう断言しています。

岩朝は10年の間に、様々な場面に出会ってきました。

ある地域の里親仲間が、とても難しい子どもを託され、関わりに悩んでいたのですが、「そんなに大変なら解除した方が良いのでは?」と児童相談所から提案があっても、「頑張ります。子どもを傷つけるわけにはいかない」と言って踏ん張っていました。

ある日、、、「子どもを傷つける事はできない。2度捨てられるような経験をさせてはならない」と、その里親は自らの命を絶ってしまいました。

これほど悲しみに打ちのめされたことは、ありませんでした。

数々の出来事を受け止めても、歩み続けているのは、何より、子どもたちのためです。

こういった悲しみは、「ONE LOVE里親コミュニティサイト」が機能すれば、防ぐことができると信じています。

当協会は、里親当事者の観点もふまえ、本当に必要な仕組みを形にする役割を担います。

皆さんには、ぜひ、活動を資金面で支えて下さったらありがたいです。

「子どもの未来をみんなが支える社会」

次の世代には暴力も貧困も相続させない

ぜひ、あなたの思いを私たちに託してください!

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このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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