CoCokaraひのさととは?
宗像市のJR東郷駅に隣接する施設『CoCokaraひのさと』は、まちびらきから約半世紀が経過し超高齢化、少子化、家屋の老朽化や空き家の増加などによって、駅前の賑わいやまちの魅力が低下していた日の里地区の活性化を目的に、駅前の錆びついた空き店舗をリニューアルして、2016 年 8 月「人・まち・情報の価値を高め、新たなひと・まち・情報を輝かせる場づくり」をコンセプトに官民連携のもとオープンしました。①日の里団地再生の拠点に、②若い世代を呼び込む場に、③駅前の賑わいを生む場に、④多様な個人や団体が協力する場に、⑤情報受発信の場に、これら5つのビジョンを掲げて様々な活動を行っています。
CoCokaraひのさとの活動について
CoCokaraひのさとでは、駅前の立地を活かした様々な教室や講座、展示会やミニコンサート、交流会などが開かれ、空いた時間は中高生や大学生の自習室として開放しています。館内では、世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の観光資料や記念グッズのほか、地元の産品や手作り雑貨などを販売し、毎週月曜日にはココカラ市場を開催、新鮮な野菜、焼き立てのパン、鐘崎漁港からの干物や豆腐、新鮮な玉子などが並びます。また、フリーマーケットや古本市、12月にはクリスマスマーケットやケーキのデコレーションコンテストなどのイベントも開催しています。協働事業では、日の里学園の中学生たちが発案し、地元産の大豆や野菜を使用して地元メーカーが製造する「ひのさとまんじゅう」を当館で販売しており、イベント時には中学生がまんじゅうガールとなって販売に参加してくれます。小学生たちとは日の里まつりに向けて「ひのさとオリジナルTシャツ」や「記念バッジ」を制作し毎年完売しています。また、まちびらきから半世紀が経過する日の里地区の記憶保存のため「ひのさと記憶プロジェクト」を立ち上げ、大学の専門家を中心に新聞記者の協力のもと住民への取材や写真の収集を重ねています。2021年末には「日の里まちびらき50周年記念書籍」として出版の予定です。さらに将来を見据え、住みやすいまちづくり実現のため、大学の専門家や学生たちと協働で「住民参加型のシンポジウム」を開催し、自治体へ住民の意見を組み入れたまちづくりを提言しています。
特定非営利活動法人まちづくり宗像とは?
このページまで辿り着いてくれて、ありがとうございます。特定非営利活動法人まちづくり宗像の中川です。CoCokaraひのさとの活動によって、多くの住民が集い、多様な世代が交流することで、日の里地区の住民は、地域を再認識し、愛着を深め、日々の暮らしを楽しむ余裕を取り戻しつつあります。”まちづくり宗像”は、そのようなCoCokaraひのさとを中心とした活動を継続し発展させるとともに、フィールドを宗像市全体に広げ、市民主体のまちづくりを実現するため、活動に関する相談、調査・企画や政策提言、情報の提供、人と人との交流促進などの事業を行い、まちづくり活動の更なる発展に寄与することを目的に設立された特定非営利活動法人です。皆様からのご協力があるからこそ運営ができる法人です。寄付金はCoCokaraひのさとの運営費や管理費などに、節約に努めながら利用させていただきます。何卒、ご理解のうえ、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
特定非営利活動法人まちづくり宗像 理事長 中川眞一