NPO法人おりがみのご紹介
NPO法人おりがみは、ボランティア企画のマネジメントを行うNPO法人です。2020年東京オリンピック・パラリンピックへの参画を目指して2014年に学生団体として立ち上がり、様々な東京2020大会関連企画のレガシーの継続・発展に取り組むとともに、魅力的なボランティア企画の研究・開発を進めています。
活動の背景
「おりがみ」が設立されてからいよいよ10周年。2014年に学生団体、2021年にNPO法人を設立し、ボランティアを通じて「誰もが自己実現できる社会」を目指し活動を展開してきました。3名のメンバーから始まった「おりがみ」は、今や累計700名を超える日本最大級の学生・若手社会人のコミュニティへと成長しました。
活動内容の詳細、実績について
2014年設立以降、60大学300名以上を抱える日本最大規模の学生団体として、様々な社会課題に関わる、学生のボランティア活動を実施。宇宙分野では、スペースバルーンの技術で成層圏で「炎越しの地球」を撮影し、共生のシンボルにする「Earth Light Project」を実施。クラウドファンディングで、学生史上最高額である1059万円を調達。他にも、学生ボランティアを組織し、障害のある人のパラスポーツ観戦を楽しく支援する「パラ『旅』応援事業」や、千葉県南房総での秘密基地づくりなどを通して、県内の環境活動をリードする若手人材を育成する「Green Adventure〜環境冒険家の訓練場〜」などを運営。
代表者メッセージ
誰もが参加できる社会に向けて
僕はボランティアに良いイメージを持っていませんでした。
マニュアル通りの単純作業を、機械的に繰り返すイメージが強かったからです。
しかし、学生団体おりがみで、“オリンピック・パラリンピックをがくせいみんなで盛り上げる”ことを目指した僕らの手段は、まさにボランティアでした。
あのあまりにも大きなイベントに近づくには、お金ではなくそれぞれの意志で進んでいくしかなかったのです。
入り口が広いからこそ、「続ける理由」も人それぞれ。その多様な人々をチームで動かすのは、予想以上に困難だらけでした。
葛藤して突き進んで、ときには空回りしてぶつかって。
僕がボランティアを通して知ったのは、人間が面倒臭い生き物であることでした。
だからこそ、みんなが共感できるビジョンを議論して、タスクではなく魅力的なプロジェクトとして立ち上げてきました。
参加者それぞれが納得できる、社会を変えうるストーリーを紡いできました。
ではなぜ、お金や組織という合理的な手段ではなく、ボランティアをするのか。
ボランティアには意志があり、人間の感情があるからです。
一筋縄ではいかないことばかりだけど、ひとりひとりの想いが重なり夢が叶ったときの感動は、何にも変えがたいものです。
互いの意志を胸に抱き、正面から向き合って築いた絆や夢。
これこそ、人生の豊かさに繋がると信じています。
僕たちが実現したい世界は、ボランティアを通して多くの人生が豊かになる世界です。
そこにあるのは、たったひとつの答えに向けて歩く一本道ではありません。
人間の数だけ歩き方の答えがある、どこまでも広がる大きな世界です。
NPO法人おりがみ 理事長 都築則彦
寄附金の使い道について
当団体にいただいた寄附金はボランティア体験を届けるための企画運営費、マネジメント費に活用させていただきます。
月3000円で年間10人にボランティア体験を届けることができます。
月10,000円で年間40人にボランティア体験を届けることができます。
月50,000円で年間200人にボランティア体験を届けることができます。