活動・団体の紹介
■来年は阪神・淡路大震災から30年という節目を迎えます。私たちは、地域の商店街を拠点に、震災当時のボランティア精神を今一度胸に、新たな取り組みを開始します。
「誰一人取り残さない」というSDGsの目標達成に向け、「視覚障害者の移動支援」という課題に挑みます。
■「誰もが安心して暮らせるまち」の実現を目指し、活動しています。
視覚障害のある方が、地域で安心して外出できるように、移動支援のサポーターを育成します。
■地域障害者施設などへのスタディーツアーを実施し、障害のある方が、より主体的に社会参加できるよう支援しています。
活動の背景、社会課題について
AIの登場により、時代は急速に変化しており、世界的な格差が拡大しています。このような状況の中、私たちは、地域全体で「学び続ける」ことを目指し、ビデオ教材制作事業に取り組んでいます。この事業を通じて、誰でも、いつでも、デジタルスキルを習得したり、エッセンシャルワーカーのキャリアアップを支援したりするなど、リスキリングを促進していきます。
活動内容の詳細、実績について
障害者の仕事づくり事業は、介護初任者研修、ガイドヘルパー養成講座と、障害者の買い物支援、余暇活動と一体です。
私たちは、介護初任者研修、ガイドヘルパー養成講座などを実施てきました。その上で、障害者に対する合理的配慮が義務化される中で、関心はあるけれど時間がない」という声が多く寄せられ、いつでもどこでも自由に学べるビデオ教材作りをとりくんでいます。これにより、時間的に制約のある人、仕事で忙しい人が、「何度でも、どこでも、いつでも」学べるシステム作りに発展させていくことが可能です。
代表者メッセージ
来年は阪神・淡路大震災から30年の節目を迎えます。
私たちは、当時のボランティア活動から始まった団体で、震災被災者の復興過程と重なっています。失敗と挫折、そして再チャレンジするサイクルはどの団体よりも多くの経験を蓄積しています。
行政に頼らず、自分たちで事業を運営していくことを目指してきましたが、ここ数年は厳しい状況が続いています。
人材育成やエッセンシャルワーカーの支援など、様々な取り組みを行ってきましたが、新型コロナウイルスの影響もあり、残念ながら3年連続で赤字となってしまいました。それでも事業を継続しています。
この状況を改善するために、市民の皆様の意見を聞きながら、自主事業の基盤をさらに強化していきます。各事業の目標を明確にし、定期的に成果を評価することで、より効率的な活動を目指します。
2024年度後半期は、具体的な事業計画に基づいて、PDCAサイクルを回しながら、課題解決に取り組んでいきます。皆様と一緒に、この活動をさらに発展させていきたいと考えています。シンフォニーの会員になって、私たちと一緒に活動しませんか?
寄付金の使い道について
インクルーシブ体験事業や視覚障害者の同行援護従業者養成講座を実施するために、コーディネーターの雇用、事務作業、ビデオ教材の作成、消耗品の購入など、様々な費用がかかります。