わたしたちは地域の人々と社会を絆ぐ架け橋となり、一人ひとりがいたわりあう「ケア社会の実現」を目指し活動します。
ケアという言葉は、緩和ケアや認知症ケアといった、様々な病態に対処するという意味や、 こころのケアなどのように、いたわりを持って接するという意味でよく使われていますが、その語源 を辿ると、“心配する”“思いやり”といった意味でもあります。
私は現在介護施設で勤務しながら活動を続けています。施設で暮らす利用者様と地域をつなぎたいという思いで、地域貢献を始めました。活動するにあたり同じ志を持ち活動されている団体の方々との出会いもあり、人とのつながりがあってこそ私たちの活動は現在も支えられていると日々痛感しています。
今現在、コロナ禍の影響で生活に困っている方が大変多い世の中となっています。人は本当に困っているとき、中々自分の気持ちをうまく言葉にできないものです。私たちはその隠れた悩みを食の支援を通じ拾い上げ、自立支援へと導くという使命を持ち活動していきます。そして核家庭、地域、やがて社会へと「ケア」で繋がり、世代を超えてすべての人々が互いに思いやれる社会となっていくことを願い活動を続けます。
NPOさくら彩 石川 正美