日本経済を支えるブラジル人家庭の0歳から18歳が通う、教育•保育の場「サンタナ学園」。ここに公的援助は届かず、開設以来自転車操業のような運営を続けてきました。学園の維持にご支援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
サンタナ学園とは
滋賀県愛荘町で1998年に開設され、25年にわたって地域のブラジル人の保育·教育の受け皿となってきた学校です。認可外保育施設でもあり、学校でもあり、学童保育でもあり、コミュニティーセンターのような役割も果たしています。
サンタナ学園のような学校は、位置づける法制度がないため、公的支援のない「私塾」扱いを受けるしかありません。経営は家庭からの月謝のみに頼っています。サンタナ学園に通う子どもたちの保護者の多くは非正規雇用の労働者で、最低限の月謝で厳しい経営を続けています。
解決したい社会課題
サンタナ学園がなくなっても、日本の保育園や学校に行けばいいという人がいるかもしれません。しかし家庭で話す言語であるポルトガル語で保育·教育を行い、安心していられるサンタナ学園の代わりは、日本の保育園や学校にはできません。必要とされているからこそ、25年も続いて来たのです。中には一度は日本の保育園や学校に行ったものの、適応できずにサンタナ学園にたどり着いたという子どもも少なくありません。そんな子どもたちは、もしサンタナ学園がなくなってしまったらどうなるでしょうか?
私たちは、たとえ子どもたちの保護者が不況の影響で収入を断たれ、月謝が払えなくなっても、サンタナ学園に通い続けられるように、かならず子どもたちの育ちと学びの場を守っていきたいと考えています。
どうか多くの皆さんに、サンタナ学園のマンスリースポンサーになっていただき、学校の維持にご支援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
ご支援の使い道
皆さまからのご寄付は、サンタナ学園を運営するために毎月かかる基礎費用、家賃や送迎バスのガソリン代、各種保険や先生達の給料の費用として使用させて頂きます。暖かなご支援を宜しくお願い致します。