日本経済を支えるブラジル人家庭の0歳から18歳が通う、教育•保育の場「サンタナ学園」。ここに公的援助は届かず、開設以来自転車操業のような運営を続けています。今年も物価高騰や雇用保険料の引き上げ、また全国各地で相次いだ保育施設での事故で保育施設の質の向上のため安全装置の義務化や有資格者配置など外的要因でサンタナ学園の経費はかさむ一方です。しかし、子ども達がサンタナ学園に来たい!という限り存続したい!と先生方は頑張っています。皆様の温かいご支援を宜しくお願い致します。
2023-06-20 09:17
応援メッセージVol.12
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第12回目は滋賀県にある民族学校仲間の鄭想根(チョンサングン)先生からの応援メッセージです。
サンタナ学園の支援者の方々から頂きました応援メッセージを紹介致します。
第12回目は滋賀県にある民族学校仲間の鄭想根(チョンサングン)先生からの応援メッセージです。
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鄭想根先生(滋賀朝鮮初級学校教員)
アンニョンハセヨ!ウリハッキョ(滋賀朝鮮初級学校)の鄭想根(チョンサングン)です。いつも子ども達の笑顔には力と勇気を頂いています。サンタナ学園には2006年の第1回ウリハッキョマダンから参加してもらい交流を深めてきました。サンバをステ-ジで楽しく踊る姿やブランコに乗り楽しく笑顔を振りまく様子など、いつも感動しています
同時にこの笑顔を守り継続するために、ケンコ校長先生をはじめサンタナ学園の関係者の皆さんのどれほどの努力が必要だったのでしょう。どれだけ困難な壁にぶつかり乗り越えなければならなかったのかと思うと胸が締め付けられる思いです。
本来、世界中の子どもたちは、自分のルーツとアイデンティティーを学ぶ権利を持っています。そして保護者は、学校は、社会は、国家はそれを保障する義務があります。
幸いにしてこの地域には、外国人児童の学びの保障のために、私たちと共に協力し連帯する人たちが多数おられます。物心両面において応援し支え合う人たちと共に連携の輪を広げ子どもたちの学びを保障していきましょう!
サンタナ学園は、いつもウリハッキョと共にあります!