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『子どもたちを守りたい!』滋賀県のブラジル人学校の存続のための支援プロジェクト3
NPO法人コレジオ・サンタナ
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支援総額
4,721,000
236%
目標金額 2,000,000
ネクストゴール 3,000,000
サポーター
437
終了しました
2023年06月30日 23時59分 まで
日本経済を支えるブラジル人家庭の0歳から18歳が通う、教育•保育の場「サンタナ学園」。ここに公的援助は届かず、開設以来自転車操業のような運営を続けています。今年も物価高騰や雇用保険料の引き上げ、また全国各地で相次いだ保育施設での事故で保育施設の質の向上のため安全装置の義務化や有資格者配置など外的要因でサンタナ学園の経費はかさむ一方です。しかし、子ども達がサンタナ学園に来たい!という限り存続したい!と先生方は頑張っています。皆様の温かいご支援を宜しくお願い致します。

目標大幅達成!ありがとうございました!!(7/1)

ご支援ご協力を頂きました皆様に心よりお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
4月20日にスタートして6月13日時点では45%の達成率。達成は難しいかと思いましたが、
たくさんの方々が「クラファンやってるよ!」と広めて頂き最後の17日間で236%達成することができました。ひとえに皆様のおかげです。感謝しております。

ご寄付は大切にサンタナ学園の子ども達の育ち・学びを守るために使わせて頂きます。
また、「国籍に関係なく子ども達に学びを!良い環境を!」とご賛同頂き、たくさんのあたたかなメッセージもありがとうございます。皆さんの気持ちを持って県や国に声を届けていきます。

NPO法人コレジオ・サンタナは、今、目の前にいる子ども達を守るためにサンタナ学園を支援し続けると共に、日本に暮らす外国人児童も十分な学びの環境が整うように活動して行きます。
引き続き見守って頂けますようお願い申し上げます。

サンタナ学園の運営資金をサポートするマンスリー寄付を募集しています。
https://congrant.com/project/n...
NPO法人コレジオ・サンタナの会員も募集中!
https://npocolegiosantana.loca...

最終日まで3日!!最後まで頑張ります!(6/27)

第3目標300人も達成することができました!!すごい!!!
皆様のご支援・ご協力に感謝いたします。嬉しいです!!!!!

皆様がSNS上等あちこちで紹介して頂いているおかげです。周知にご協力感謝しております。

目標は達成しましたが、最終日6月30日まで走り続けます!!!

昨日はサンタナ学園のある愛荘町の地域おこし協力隊の黄瀬君が、
サンタナ学園介動画を撮影に来てくれました。

サンタナ学園の元気な様子が伝わってきます。ぜひご覧ください。

https://www.instagram.com/reel/Ct9M4WxgQSc/?igshid=MTI1ZDU5ODQ3Yw==
Instagram:nahiro430

こんなに沢山の方々が関心を寄せ、支援してもらえるサンタナ学園。
それはなぜか?日本に暮らす人たちは、日本人外国人関係なく、子どもたちが安心できる環境でしっかりと学んでほしいと思っている。その皆さんの想いを国や県にも届けます

引き続き宜しくお願い致します。

最終日まであと5日!!目指せ支援者300人!(6/25)

予定前倒しで事前告知が出来てないままにクラファンをスタート。なかなか数字が動かずドキドキの毎日でしたが、GW明けに新聞に掲載されたり、SNSでシェアして頂き少しずつ動き出し、あっという間に目標達成!ネクストゴール達成!することが出来ました。心より皆様のご支援・ご協力に感謝しております。応援コメントではあたたかなお言葉を頂き勇気をもらっています。

サンタナ学園のケンコ先生や他の先生たちもとても喜んでいます。子どもたちは、元気に走り回ってます!色々な事情でこの子たちはサンタナ学園にいます。「日本の学校へ・・・」と言う声もありますが、言語だけではなく、障害を持っている子、親が病気の子、ビザ問題、住んでいるエリアの受け入れ状況など様々な理由があります。日本の学校に行く一時的な準備・安息の場にもサンタナ学園はなっています。多くの方が外国人児童の教育・外国人労働者に興味関心を持つことで、皆んなが住みやすい多文化共生社会ができると思います。そのために、このクラウドファンディングを通じて1人でも多くの方にサンタナ学園を知って頂きたい。

最終日6/30まで、引き続き皆様のお力を貸してください。ご支援・ご協力を何卒宜しくお願い致します。

目標達成!ネクストゴールチャレンジ!!(6/16)

目標を達成することができました。皆様のご支援・ご協力に心より感謝致します。
皆様の温かいお気持ちに感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。

目標は達成しましたが、一円でも多く資金が必要な現状です。
最終日までネクストゴールに挑戦します!
集まりましたご寄付は下記の費用に使わせて頂きます。

<夏の電気代>プレハブ校舎のサンタナ学園は屋根に断熱材がないため、2階の教室はサウナ状態です。夏の電気代は10万円を超えています。値上がりしている電気代。エアコンをしっかり使えるようにしたいです。

<送迎バス修理代>子ども達に毎日サンタナ学園に来てもらえるように、引きこもりにならないように、生徒達の家を一軒一軒回ります。そのため、短時間停車をするので排気のススが溜まりやすく、ススを掃除する電気系統のトラブルが発生し修理に出しました。修理代40万円が必要です。

<各種税金の支払い>5月6月は各種税金の支払い月。毎回ドキドキしながら封筒を開封しています。お願いできるところは分割にしてもらい毎年きちんと支払っていますが、延滞料金がかかるので、少しでも出費を抑えるために一括で支払いたいです。

どうか子どもたちが安心できる育ちの場・学びの場を守ることに力を貸してください。

引き続き宜しくお願い致します。

はじめに、サンタナ学園とは

 滋賀県愛荘町で1998年に開設され、25年にわたって地域のブラジル人の保育·教育の受け皿となってきた学校です。認可外保育施設でもあり、学校でもあり、学童保育でもあり、コミュニティーセンターのような役割も果たしています。

 サンタナ学園のような学校は、位置づける法制度がないため、公的支援のない「私塾」扱いを受けるしかありません。経営は家庭からの月謝のみ。サンタナ学園に通う子どもたちの保護者の多くは非正規雇用の労働者で、最低限の月謝で厳しい経営を続けています。不安定な月謝収入のみのサンタナ学園ですが、2019年10月に始まった幼保無償化制度が大きな安定収入の柱となってくれました。これを経営の安定につなげたいと思っていた矢先、2020年新型コロナウイルス感染症が始まり、経済の悪化にともない、解雇や休業を迫られる保護者が増え、たちまち経営が危ぶまれる状態になりました。クラウドファンディング等の募金活動をおこない、沢山のご支援してくださる方々に支えられながら、民間の助成金なども活用しなんとか運営をしています。

<過去の募金活動>

2020年5月 第1回クラウドファンデイング
『子供たちを守りたい!』滋賀県のブラジル人学校の存続のための支援プロジェクト

2021年12月 サンタナ学園応援プロジェクト
(主催)認定NPO法人ドネーションシップわかちあい(後援)NPO法人コレジオ・サンタナ

●2022年6月 第2回クラウドファンデイング
『子供たちを守りたい!』滋賀県のブラジル人学校の存続のための支援プロジェクト2

 

保育無償化制度の対象保育園であり続ける意義と課題

<幼保無償化制度が大きな安定収入の柱>

 2019年10月に幼保無償化制度(幼稚園、保育所、認定こども園などを利用する3~5歳の子どもとと住民税非課税世帯の0歳〜2歳の子どもたちの保育料が無償となる制度)が開始され、指導監督基準を満たしていない認可外保育施設も5年の経過措置が設けられたため、サンタナ学園も対象となりました。経過措置期間に基準を満たすために日本人スタッフを雇用したり、必要書類を2カ国語にしたりと改善を図ってきましたが、サンタナ学園単独で改善が難しい課題もありずべての基準を期間内に満たすのは不可能です。滋賀県知事に協力・支援を要請しました。しかし今年の11月(予定)の県の立入調査の時までに基準を満たせなければサンタナ学園は対象から外れてしまいます。

 

2023年3月9日 Dialogue for People安田菜津記さん:
学園が子どもたちの「命綱」――ブラジル人保育所が直面する、幼保無償化対象外の危機

2023年1月31日に三日月大造滋賀県知事と面談・要望書を提出

 

<もし幼保無償化制度の対象から外れた場合>


 サンタナ学園には0〜5歳の保育園児が22名在籍しています(2023年4月1日現在)。
もし、サンタナ学園が幼保無償化制度の対象から外れた場合、この22名はどうするでしょうか?

 

■選択肢の1つ目は、幼保無償化対象の(日本の)保育園に転園する。

 この場合、言語や文化の問題が生じます。急に日本人が多い環境になるので、子どもたちは戸惑うとと思いますが、数ヶ月もすれば慣れるでしょう。子どもたちより大人の方が大変です。保護者の方は、保育施設からの「熱が出たのでお迎えに来てください。」で早退したり、会社の「今日残業できる?」に対応できず、仕事をクビになる可能性が高まります。先生から日本語で子どもの様子を説明されても分からなく、相談もできないため不安を抱えながらの子育てになります。受け入れる日本の保育園も、保護者も子どもも日本語が話せず、コミュニケーションがうまく取れず仕事量が増え大変になります。月謝以外の収入源のないサンタナ学園は、生徒が減る=収入が減る=存続危機になります。

 

■選択肢の2つ目は、サンタナ学園に通い続ける。

 この場合、園児たちは今までの環境で伸び伸びと育つことができます。言葉が通じる先生たちから沢山褒められ、時には注意を受けながら、歌ったり踊ったり。保護者の方々も子どもを病院に行かせるために仕事を休むことなく、急な残業依頼にも対応できます。ただ、保護者からすると、先月まで幼保無償化制度によって補助されていた37,000円(非課税世帯の0−2歳児は42,000円)がなくなり、実質13,000円の月謝がいきなり5万円です。全額を毎月払える家庭はほぼないと言っても良いでしょう。しかし、「子どもは友達といるのが楽しい。みんなと一緒に遊ぶことが大切です。」と言う考えの園長ケンコ先生は、子どもたちのために「払えないなら来ちゃダメ」とは言いません。よって、サンタナ学園は十分な収入がなく存続危機になります。

 

<幼保無償化制度の対象保育園でいたい!>

 サンタナ学園が幼保無償化制度の対象から外れた場合、どちらにせよサンタナ学園は収入減少になり存続危機を迎えます。よって、基準を満たして幼保無償化制度の対象保育園でいたい!

 

大きな課題は3つです。

1)送迎バスの安全装置の設置

2)有資格保育士の確保

3)年2回の健康診断の実施

そんな時に校長ケンコ先生が怪我・車椅子生活に

 今年は通常運営にプラスして保育園の改善に力を入れなければと動いていた矢先、2月末園長ケンコ先生が階段を踏み外しアキレス腱損傷。入院・手術をして、現在足首固定ブーツを履き車椅子生活です。

 普段、朝4時に起き、給食を準備し、送迎バスを走らせ子どもたちを一軒一軒お迎え、学園に戻ると同じく早朝から働く先生たちのために朝食を用意し、午前中は病院に子どもたちを連れて行ったり、車や通訳が必要な保護者の市役所や入国管理局へ同行、帰ってくると給食の用意をし、午後は体育の授業や日本語教室の送迎などなど止まることがないケンコ先生が動けません。

 

<朝夕の生徒たちの送迎>

 まず困ったのが朝夕の生徒たちの送迎。運転ができれば誰でも良いわけではありません。生徒を預けられ安心であること、生徒たちのことを知っていて、車の中での生徒たちコミュニケーションを取り困ってることや悩んでることはないか耳を澄ませます。保護者と会えるのも運転手です。学園での子どもの様子を伝えたり、お家での様子を聞き取ります。よって普段から仲良くしている人にお願いをしました。快く普段の派遣の仕事を減らし手伝ってくれています。その分のお給料をお支払いする必要があります。

ご支援の使い道

1)送迎バスの安全装置設置費用 20万円×6台=120万円
 すべての送迎バスに安全装置の年内の設置が義務化されました。装置代と取り付け作業費(電気系統に設置するため自分たちでは取り付けが出来ません)1台約20万円かかります。サンタナ学園には8つの市町から生徒達が来ており、保護者の勤務時間に合わせ一軒一軒送り迎えをするため、6台の送迎バスを保持しています。(校長ケンコ先生の考え方で、幼い子どもを保護者のいない時間に帰宅させません。)国の安全装置補助金は、設置後に領収書をもって申請し、17.5万円×6台=105万円の補助金が出る予定です。しかし、まずはサンタナ学園で装置代と取り付け作業費を払わないといけませんが自転車操業のサンタナ学園には、立て替える資金がありません。
  ★設置後申請した補助金は、課題2の保育士さんの給料として積み立てます。

 

2)有資格保育士の確保費用 10万円
 幼保無償化制度の指導監督基準を満たすには有資格保育士が最低2名必要です。今いるブラジル人スタッフは日本語の壁があるので日本の保育士資格をとるのは不可能です。保育士資格があり、ポルトガル語が話せ、サンタナ学園通勤圏内の方はほぼ0に近いでしょう。日本の保育施設とは異なるため一緒に保育にあたるには、サンタナ学園や子どもたちと保護者が置かれた現状について理解してもらう必要があります。求人窓口、広告、説明会や見学対応等を日本語が不十分なサンタナ学園の先生に代わりNPO法人コレジオ・サンタナのスタッフがおこないます。そのためのチラシ作成費や交通費、会場代などに使用します。

 

3)年2回の健康診断の実施 10万円
 保育園児の健康診断を年に2回実施する必要があります。お医者様への報酬、健康診断の結果を保護者の方にも理解してもらうためにポルトガル語と日本語の健康診断書作成など

 

4)バス運転手10万円×6ヶ月 60万円
 ケンコ先生が運転できるようになるまでの期間の送迎バス運転手費用

 

       今回のクラウドファンディングの目標金額 合計200万円

 ★このクラウドファンディングは、寄付金が100%届く社会課題解決型の寄付クラウドファンディングABOUT GIVING100に参加しています。一般的なクラウドファンディングサイトでは9~20%の手数料が発生しますが、GIVING100 by Yogiboでは目標金額を達成することで決済手数料が0%(無料)になります。

ご寄付頂いた方へのお礼(リターン)

5,000円未満

 感謝の気持ちを込めて、サンタナ学園の先生と子どもたちからのビデオレターとNPO法人コレジオ・サンタナ よりお礼メールをお送りします。
◎お礼メール
◎サンタナ学園の先生と子どもたちからのビデオレター

 

5,000円以上

 感謝の気持ちを込めて、サンタナ学園の先生と子どもたちからのビデオレターとNPO法人コレジオ・サンタナ よりお礼メールをお送りします。またサンタナ学園オリジナルポストカードと2023年度会報誌(1部)を郵送します。
◎お礼メール
◎サンタナ学園の先生と子どもたちからのビデオレター
◎サンタナ学園オリジナルポストカード
◎NPO法人コレジオ・サンタナ2023年度会報誌(1部)

 

NPO法人コレジオ・サンタナとは

 私たちNPO法人コレジオ·サンタナは、ブラジル人日系2世の中田ケンコ校長とブラジル人の先生方で運営するサンタナ学園を中心に、地域のブラジル人をはじめとした外国人の子どもの育ちと学びを守り、多文化共生を推進することを目的に2017年に設立したNPO法人です。

HP:https://npocolegiosantana.localinfo.jp
Facebook:https://www.facebook.com/nposantana

 

<最後に:解決したい社会課題>

日本に暮らすブラジル人は1990年代より人手不足により迎え入れられ、日本の経済を裾野で支えています。その「非正規」の親が働くために安心して子どもたちを預けられるのは、残念ながら「正規」の日本の保育園や学校ではなくサンタナ学園のような「非正規」の保育所であり学校でした。「非正規」の親の労働を、「非正規」の保育施設·学校が支えるという構造があります。そしていざリーマンショックやコロナ禍で大不況が起こると、真っ先に「非正規」の外国人が解雇され、そのあおりで「非正規」の保育施設·学校が存亡の危機にさらされる。この繰り返しです。

 サンタナ学園がなくなっても、日本の保育園や学校に行けばいいという人がいるかもしれません。しかし家庭で話す言語であるポルトガル語で保育·教育を行い、安心していられるサンタナ学園の代わりは、日本の保育園や学校にはできません。必要とされているからこそ、25年も続いて来たのです。中には一度は日本の保育園や学校に行ったものの、適応できずにサンタナ学園にたどり着いたという子どもも少なくありません。そんな子どもたちは、もしサンタナ学園がなくなってしまったらどうなるでしょうか?

 サンタナ学園の存亡は、ブラジル人コミュニティの問題ではなく日本社会の問題です。どうか子どもたちの学びの場を守ることに力を貸してください。宜しくお願い致します。

団体情報
NPO法人コレジオ・サンタナ
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