日本経済を支えるブラジル人家庭の0歳から18歳が通う、教育•保育の場「サンタナ学園」。ここに公的援助は届かず、開設以来自転車操業のような運営を続けています。今年も物価高騰や雇用保険料の引き上げ、また全国各地で相次いだ保育施設での事故で保育施設の質の向上のため安全装置の義務化や有資格者配置など外的要因でサンタナ学園の経費はかさむ一方です。しかし、子ども達がサンタナ学園に来たい!という限り存続したい!と先生方は頑張っています。皆様の温かいご支援を宜しくお願い致します。
2023-06-26 07:00
応援メッセージVol.15
第15回目は2021年に送迎バスの募金活動を行ってくれた認定NPO法人ドネーションシップわかちあい立川さきさんからの応援メッセージです。
サンタナ学園の支援者の方々から頂きました応援メッセージを紹介致します。
第15回目は2021年に送迎バスの募金活動を行ってくれた認定NPO法人ドネーションシップわかちあい立川さきさんからの応援メッセージです。
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立川さきさん(認定NPO法人ドネーションシップわかちあい)
サンタナ学園を応援します。
子どもたちの学びの場、子どもたちの笑顔を守りたい!
サンタナ学園を知って訪問させてもらったのは2021年コロナ禍の春でした。
滋賀県にはブラジル人労働者とその家族が沢山暮らしておられることを知りました。
サンタナ学園は子どもたちの学びの場であると同時に、生きるための場、拠り所なのだと知りました。
ケンコ先生の子どもたちへの愛情に心打たれました。
今や雇用者の50人に1人が外国人だそうです。
コンビニに行くとアジア系の店員さんをよく見かけます。
宅配の仕分けのバイトをしている知人が職場の半分は外国人だと言っていました。
外国人労働者の存在なくして、少子高齢化の進む日本の産業も社会も成り立ちません。
それが日本の現実です。
国や言葉が違っても、皆が同じ人間として大切にされる社会、ともに生きる社会を願います。
誰もが同じ人間として支えあって安心して暮らせる社会を願います。
サンタナ学園を守ることは私たち自身の未来、この国の未来を守ることです。
そんな思いで応援しています。
これからもともに歩せてください。