9月21日(土)から能登地方を襲った集中豪雨により、2024年1月の能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市を中心に大きな浸水被害が出ております。
TMATでは能登地震の際、発災翌日より同地域で約1ヶ月半の間災害医療支援を行いましたが
今回の浸水被害の情報を受けて、9月23日に現地調査を実施し、支援の検討を行いました。
能登半島地震支援時に協力いただきました地元行政職員や支援関係者と協議し、避難所支援及び物資支援を行うことといたしました。
10月6日㈰
本隊第2陣の活動が終了。
TMATは輪島市内での災害支援活動をすべて終了いたしました。
皆さまからの温かいご支援・ご協力をお待ちしております。
2024-10-08 08:51
【第13報 最終報】令和6年9月能登半島豪雨 災害支援活動報告
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10月6日 本隊第2陣が活動。本日介護支援を行い輪島市内での活動をすべて終了する。
7:30
TMAT内ミーティングを実施。体調不良者なし。
本日はゆきわりそうで介護支援、施設設備の修理とのことで準備作業を実施予定。本日最終日のため最後まで事故、怪我のないように注意し活動していく。
ゆきわりそうに向け浅沼看護師、宮國看護師、佐藤の3名が出発。
8:30
各ユニットにわかれ介護支援開始。食事、排泄、移乗介助。を実施
9:00
設備補修のため、対象の部屋の利用者とベッドを別室へ移送。
11:15
食事セッティング、排泄介助、食事、服薬介助、口腔ケアを実施
12:00
介護支援活動を終了。施設担当者へ挨拶し出発する
12:45
グループホーム入居者の移動先の特別養護老人ホームあての木園へ挨拶訪問。
これにて輪島市内での活動をすべて終了し金沢駅へ向かう。
15:00
金沢駅到着。2陣の活動を終了としそれぞれの帰路へつく。
10月23日に輪島市からTMATへ正式な支援依頼を受け、9月25日から本隊を派遣し災害支援活動を実施しておりましたが
- 輪島市内保健師の拠点であるふれあい健康センターの被害を受けたフロアの清掃が完了。また、避難者が全員退去したため、今後通常運用に戻る予定
- ごちゃまるクリニックが月曜日より一部診療所を開放し外来診療を再開、また巡回診療も実施する予定
- 10月7日に保健医療福祉調整本部が閉鎖となる予定
以上のことから、10月6日㈰をもちましてTMAT の令和6年9月能登半島豪雨災害支援活動は終了いたします。
ご協力いただきました医療機関の皆様、ご支援・ご活動いただきました皆様、誠にありがとうございました。
緊急支援活動は終了となりますが、依然として輪島市には様々な支援が必要な状況です。明日事務局長野口が現地に入り、今後必要な支援を輪島市と協議し検討していくつもりです。
その際は何とぞご支援ご協力賜りますようお願い申し上げます