2025年3月28日日本時間午後3時20分頃(現地時間午後0時50分頃)ミャンマー中部を震源とするマグニチュード(M)7.7の大規模な地震が発生しました。
TMATは地震発生直後から情報収集を開始。4月15日に医師2名を現地へ派遣。4月16日~21日の6日間で医療支援活動を実施しました。
医療支援は現地パートナーへ引き継いでまいりましたが、依然として被災地域には様々な支援が必要な状況です。引き続きTMATは現地パートナーと連携を図りながら必要な物資の提供等を行ってまいります。
TMATはこれまでにも、2008年5月ミャンマー・サイクロン災害でも医療支援活動を行っています。
皆様からの温かいご支援ご協力をお待ちしております。
2025-04-16 10:35
第1報(4月15日活動報告)

災害医療支援チームがミャンマー マンダレーに向けて出発
2025年4月15日 20:00
第1報
3月28日
日本時間午後15時20分頃(現地時間午後0時50分頃)にミャンマー中部を震源にM7.7(深さ10km)の地震が発生。震源地はミャンマー第2の都市マンダレーに近いことから、今後被害が拡大することが予想されるため、先遣隊派遣を視野に情報収集を開始。
現地の情勢、入国や医療支援活動に必要とするビザ発給の問題により派遣調整が難航していたが、
- TMATが現地で医療支援活動を行ううえでのビザ発給許可がでたこと
- ミャンマー政府に登録されている国際NGOのBarefoot Doctors Myanmar(以下BFDM)の協力が得られ、TMATが医療活動を行う現地と当局の許可が得られたこと
- BFDMのもとで4月初旬より活動している、日本のNGOであるPeace Winds Japan(災害医療チーム)との連携・活動の引継ぎ調整がついたこと
以上の理由から、医療チームの派遣を決定。
尚、TMATも現地での活動の際はBFDM のもとで活動していくこととなる。
4月14日
21:00 災害医療支援チーム派遣決定。メンバーは以下2名。
坂元 孝光 医師 (福岡徳洲会病院)
合田 祥悟 医師 (札幌東徳洲会病院)
※現在、追加3名の入国ビザ申請中であり、許可が下り次第追加派遣の予定
メンバーは羽田国際空港に集合し、出発前のブリーフィングを実施。4月15日0:20羽田発のTG661にて経由地バンコクへ向けて出発。
4月15日(以下現地時刻)
5:00頃
タイ バンコクへ到着。
10:00過ぎ
ミャンマー ヤンゴンへ到着。現地パートナーであるBFDM関係者と合流。
17:00頃
WHO-EMTCC(緊急医療支援チームを統括する調整本部)担当者とミーティングを行い、現在の状況や医療支援ニーズについて情報収集を実施
本日は空港近くの宿舎に滞在し、明日今回のTMATの活動拠点であるマンダレーへ国内線にて移動する予定。