9月9日
日本時間午前7時頃(現地時間8日深夜)にトモロッコ中部の都市マラケシュから70キロほど離れた内陸部を震源とする、M6.8(深さ18.5Km)の地震の発生。
13:00頃 死傷者数が700名近くに上り、負傷者数も330名ほどとの報道あり。深夜での災害であったため、明け方より死傷者数はさらに増えることが予想されるため、先遣隊派遣を視野に準備と情報収集を開始。
9月10日
12:00頃 死者数が2000人近くにのぼり、震源地は山岳部のため到達までに時間を要し、いまだ瓦礫に取り残されている人々が多数いるとのことでさらなる被害の拡大が予想される。現地ニーズ調査のため先遣隊を派遣する方向で調整開始。
9月11日
8:00 TMAT理事長と協議し先遣隊の派遣を決定。メンバーは以下の通り
坂元 孝光 医師 (福岡徳洲会病院所属)
久保山 貴史 看護師(福岡徳洲会病院所属)

9月12日
6:30 メンバーは羽田国際空港に集合し9:00羽田空港発のAF163にて経由地パリへ向けて出発。
以下現地時刻
16:00 トランジットのためフランス(パリ国際空港)へ到着。
21:00 パリ国際空港からAF1776にてモロッコのマラケシュに向けて出発。
23:30 マラケシュ空港へ到着。空港には目立った被害は確認されなかった。現地コーディネーターと合流し、今後の予定についてミーティングを実施。
宿舎へ到着し、本日の活動は終了とした。
先遣隊2名の体調に問題はありません。明日より現地コーディネーターと相談しつつ情報収集活動を開始する。現地は通常の携帯電話の使用ができ、現地メンバーとの連絡は問題なし。余震など安全面にも十分に配慮して活動をしてまいります。
尚、現地在住の日本人、現地に派遣されているJDRや日本NGO団体ともコンタクトをとり今後連携して活動していく予定