私たちの活動は
お外で暮らす猫たちのほとんどが、人間からごはんを貰っています。ごはんをくれる人がいても野良猫と言われしまう。寒い日も暑い日も、柔らかいお布団で寝ることもなく、日々生きることで精いっぱい。お外で暮らす猫たちの現実です。
飼い猫ならば、ごはんを貰えるだけではなく、健康管理、おトイレなどのお世話をしてもらえる、毎日たくさん遊んでもらえる、寒い日には温かい部屋で過ごせる、交通事故や虐待される危険性もない。
私たちはそんなお外の猫を保護し、新しい家族とご縁を繋ぐ橋渡しをしています。どの猫も、かけがえのない存在として、最高のパートナーとして、家族の優しさに守られ、一生を過ごしてほしい。そのために、毎月2回の譲渡会を開いています。
また、お外でごはんをあげるだけの人を減らすため、猫たちと暮らすことの楽しさや喜びを知ってもらうため、パネル展やお話会など啓蒙活動も行っています。
保護した猫たちが元気に里親さんのもとへいけるように
お外の猫や多頭飼育崩壊等から猫を保護したら、まず健康チェックをします。ワクチン接種・検便・駆虫・エイズ白血病検査、耳掃除など。なにより欠かせないのが避妊去勢手術。そうしてにゃんこ組のもとで生活しながら、譲渡会に参加し、里親さんとの出会いに備えます。
保護した猫たちがみんな健康とは限りません。エイズや白血病の子もおりますし、ケガをしている子もいます。大きな持病がある子もいます。その都度獣医さんと相談し必要な医療をかけ、日ごろのケアをし、譲渡できるところまで元気になるように努めています。
目の前の猫たちと向き合いできることを
出会った猫たちすべてを引き取りたいけれど、それは難しいのが現状。今保護している猫たちを優しい里親さんへ譲渡してはじめて次の猫を引き取ることができます。えさやりさんとしっかり話しをし、連携をしながらTNRをすることもあります。それは本当に心苦しい決断です。日々、迷い悩みながら、目の前にいる猫にとってどうすることが一番いいのか、私たちにできることは何かをみんなで話し合い、今できるベストな着地点を見つけています。
ありがたいことに、預かりボランティアさん、お掃除ボランティアさん、グッズを作ってくださる方、フードを送ってくださる方、医療費をご寄付くださる方、などなどかぞえきれない方々に支えられて活動できています。
決して大きな団体ではありませんが、だからこそできることがあると信じています。私たちの活動を、猫たちを、応援いただけたら幸いです。
猫里親さん募集!にゃんこ組 メンバー一同
ご支援はこんなことに使います
新規に保護する猫たちの初期医療費、継続保護の猫たちの健康診断や投薬、治療費に使わせていただきます。また保護猫たちの日常生活に必要なもの、フードや猫砂にも使わせていただきます。みなさんからの善意のご寄付は、大切に使わせていただきます。どうぞご支援よろしくお願い致します。