一般社団法人おーきな笑

沖縄県の島嶼地域にある子ども達の居場所とママの笑顔作りに向き合っています。ご支援よろしくお願いします

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一般社団法人おーきな笑は沖縄県うるま市の島嶼地域にある、平安座島を拠点に 子どもの居場所作りとひとり親家庭支援を行っている法人です。 自然豊かにのんびりゆったりと過ごせそうな島暮らしですが、そんな中にも時代の変化とともに、子どもやママに影響を及ぼしているさまざまな課題があります。 僕たちは、その課題に直面している子どもやママに対して貢献したく、4本の柱を軸に活動を行っています。 これまでもたくさんの温かいサポートのおかげで、この活動を通して自分はここで生きてもいいんだ!生きているんだ!という気持ちで成長していくこども達を、見させていただけていることに感謝いたします。 今後も継続してたくさんの子どもやママの笑顔から家族の笑顔へ繋ぐ、おーきな輪として活動を続けていけるように皆様からの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

おーきな笑(わ)とは?

僕たち法人は「平安座島」にて子どもの居場所作り ”しまっ子HOME” とひとり親・ワンオペ家庭支援 ”みんなの家” をメインに活動をする一般社団法人おーきな笑です。

そして代表を務める“のっち”をはじめ
地域のママやパパをスタッフとしてお迎えし、毎日激しく遊び・楽しくおしゃべりをしながら子どもやママの居場所を作っております。

活動拠点である平安座島では、トートーメー(仏壇)のある空き家が増えるという地域課題があり、僕の祖母の家も長年空き家だったのでそこを有効活用できないかと思い代表ののっち自身で改装し、子どもの居場所作りを始めました。

現在は居場所を家から公民館へと移動し、毎日島の子ども達と遊びや簡単な学習、ご飯、体験学習などを通して関係性を築きながら居場所作りを行っております。

生活環境としては島ということもありロケーション抜群な公民館にて居場所を開催できております。みんなで食卓を囲みながら海を見ることができるとても最高な場所です。また公民館の前は広場を挟んですぐ海があり、広場では子ども達が海を横目にプロになりたい!という思いのもと、日々サッカーに取り組んでおります。

活動の背景


子どもの頃、いじめられた時期や迷っている時に 人に悩みを相談できず、家でも学校でも自分の居場所が分からないまま、自分自身の思いや感情・表情にまで蓋をして生きてきました。
その当時は“相談の仕方”や”悩みは人に相談してもいいんだよ”ということすら分からなかったのです
しかし、大人になった今、人との出会いをキッカケに本当の自分と向き合おうと決め、少しずつ相談もできるようにもなり、そこから人生が変化していきました。

今、僕と関わりを持ってくれている子ども達には大人になる前、今の段階から気兼ねなく相談できる大人が近くにいることを知って欲しい、どんなあなたでも居てもいい居場所があるという環境を作りたい。という思いから活動を始めました。

またひとり親家庭支援として「なぜママ1人だけが頑張らないといけないのか」「もっと周りに気軽に頼れる環境が必要だ」と感じ、新しい家族のあり方を作り、みんなで子育てができる環境作りを意識して行っております。

昔は地域で子育てや近くに自分の親が住んでいていつでも頼れる環境がありました。
しかし、時代の流れもあり、現在ではお隣に住んでいる方すら分からないこともあります。
そして島には様々な理由で移住してきた方がおり
・『周りに身内がいない』
・『自分でなんとかする』
・『近くに頼れる人がいない』
・『頼りたいけど頼れる場所がない』
など、時代の移り変わりも相まって複雑に混ざり合い、子育て環境が難しくなりつつあります。
また様々な〇〇ハラスメントなどの言葉ができたことで、近所で子ども達に愛を持って叱ってくれる大人や手を差し伸べてくれる大人も減ってきたように思います。
そのため大人も子どもも色々生きづらい世の中になってきたと、諦めるのではなく、
みんなで支え合い【 自分たちが居たい居場所を作る 】という思いで活動を行っております。

そんな思いから実際に祖母の家で活動を始めてみた結果、住み良い素敵な島の環境で生きている子ども達にも問題・課題があることを知り、そこで始めたのが居場所と子ども食堂を掛け合わせた「しまっ子HOME」・ひとり親家庭支援「みんなの家」でした。


ひとり親家庭や多子世帯、ワンオペ家庭の現在の課題として
・仕事中に学校からお迎えして欲しいと電話があっても、子どもを迎えに行くのが難しい。
・子どもが熱で風邪で仕事に行けない。本音は休んであげたいけど生活費が減るため、休めない。
・子どもの帰宅に合わせての仕事だと、どうしてもパートしかできないため収入が低い。
・仕事の関係で帰宅が遅く、下校後は子どものみでお留守番。
・土日にも仕事が入ってしまう。
・兄弟がたくさんいるのは嬉しいが、一人一人に向き合う時間が少ししか設けられない。
・子ども達は自分の話を一番に聞いてほしい。
・自分の体調が悪い時に頼れる相手がいない。
・仕事と家事育児の両立が難しい。

何よりも
仕事から帰った瞬間からすぐに子育て業務がスタートするので
・少しだけでもいいから一息つきたい。
・おしゃべりしながらゆっくりしたい。
・ママだってご飯作りたくない時もある。
・自分時間を過ごしたい時もある。
・ママにも趣味に向き合いたい時はある。
・ママの集まれる居場所が少ない。

などがあげられます。
子どもの居場所は少しづつ増えてきていますが、しかしママがゆっくりできる時間やママの居場所はまだまだ少ないのが現状です。
またママの笑顔にはとてもすごいパワーがあります。家庭の笑顔や元気の源はママからスタートしており、逆もまた然り、子どもの笑顔からママの笑顔にも繋がっているという思いのもと活動を行っております。

これは親の問題・家庭内のみの問題や課題ではないと僕たちは考えております。
沖縄の背景やこれまでの歴史も含め、みんなただ社会の中で一生懸命に生きており

【 自分の当たり前が他人の当たり前ではない。】ということを前提に

僕たちは、自分たちでできないのであれば【 できる人が出来ることを 】一生懸命に、
【 愛や優しさで補い合う幸せいっぱいな環境  】
をお互いで作りあえたらいいのではないかと考えております。

島ならではの最高なロケーションの中、すくすく成長している子ども達ですが、ひとり親家庭や多子世帯、困窮世帯など様々な環境の中で一生懸命に生きている子ども達に対して僕たちは軸になる4つの柱を立てて活動を行なっております。

活動の内容

僕たちは新しい家族のあり方で、みんなで子育てができる環境を作り
ママの笑顔から子どもの笑顔へ繋がり、家族の笑顔へと繋がっていくことを意識して行っております。

その環境作りとして4つの柱として子ども食堂・遊びと学習・体験・家事育児分担を掲げ日々居場所作りを行っております。

1.子ども食堂(食育)
みんなで食卓を囲む楽しさを伝えています。
お腹がすいても我慢し続ける子、お菓子やカップラーメン、菓子パンなどでお腹を満たしている子や、親の帰宅が遅いため1人で食べる孤食、小さい妹・弟がいて落ち着いて食べれないことから“1人で食べる”という子まで様々です。そこでみんなで食卓を囲む楽しさやテーブルマナーも含め、会話を重視した食事時間を作っています。
またママだって仕事帰りに疲れてご飯を作りたくない日だってあります。そんな時は子ども達と一緒にご飯を食べて、ママ同士でおしゃべりしたり、子ども達と会話をしながら食事をすることで少しリフレッシュされたり、新しい発見や子ども達の成長の発見を見ながらみんなで同じ食卓を囲むことを重視して食事を行っております。
また、“口から入れるもので身体が作られる”ということを意識した材料・メニューを取り入れ、なるべく手作りにこだわっております。
今後の活動の中に、“ 畑 ”を取り入れて、自分で安心安全なものを作り、それを食べて自ら生きる力も養っていけたらと思っております。
現在は月曜日・水曜日・金曜日に子ども食堂を開催しており、現在では20から30名の子どもが毎回遊びにきてくれるようになりました。

2.遊び・学習

学習に苦手意識を持った子どもが多いことからその子のレベルに合わせたプリント学習に切り替え、机に向かう時間も意識しながら声掛けを行なっております。また課外学習やワークショプを活用し遊びの中から少しでも学習へ繋がるよう、様々な角度からアプローチをしています。初めの頃はプリントを渡すとぐちゃぐちゃにしたり踏みつけたりする子どももいましたが、少しづつ机に向かう時間を作れるようになってきました。
今後は活動の中から自ら学びたい、研究してみたい、調べたいなど自発的な行動へ繋いでいけるように体験も活用しなが、学校課題のみならず、自分自身の能力や生きる力も高めていけたらと思っております。

3.体験
学習内容と繋がっていますが、様々な体験をすることで興味関心を広げ、学習へ繋がるようなキッカケ作りを行なっております。また休日も島から出ることなく過ごしている子もおり、各家庭によって外出をしない・できない理由は様々ですが、なかなか出かけられない、経験が少ない、体験の貧困問題に向き合うことも含め毎月に1・2回体験学習を取り入れております。1回の体験学習に20名前後の子どもが参加してくれるようになりました。
今後の活動でも、まずは小さなことへ興味関心を見つけ、何かあれば調べるなどの作業を反復で行い、自ら課題点と向き合う力、調べる力を高めていけたらと思っております。

4.家事育児分担

ご飯・お風呂・学習・歯ブラシなどの日常生活を共に行い、共に子育てできる仲間として日々向き合っております。
1人で子育てをしていたら、仕事から帰って子ども達を見ながら家事もこなしているといくら時間があっても足りないくらいで、気がついたら寝かしつけと共に寝落ちしてしまうことや、自分のやりたいことに時間が作れないことでストレスとなり、子ども達に当たってしまうなんてこともあります。
また仕事でどうしても遅くなってしまう場合など、子どもが1人ご飯を食べる・兄弟のみでご飯食べることもなく、楽しく安全に生活ができる環境を整えることで、子どもの成長を応援できたらと思っております。
ママとは、共に子育てを支え合うパートナーとなることで自分時間を設けることやゆっくり子どもの話に耳を傾けることに時間を作ることができます。

核家族化が進む一方でこのように、一つのリビングにたくさんの家庭が入り、たくさんのコミュニケーションが行われることで会話力が養われ、マナーや何通りも考え方を知ることで様々な場面で対応できるようになります。
これからの時代はママもみんなで子育てができる環境を作っていくことこそが重要ではないかと思っております。

シュノーケリング体験

毎月のスケジュール

こどもの国へ動物観察


主に活動の柱としてこの4つをかかげながら、子ども達へ声掛けを行い、本人自身がどうしたいのか。

子どもによっては感情が高まり今の自分の気持ちが分からなくなっていることもあり、心の中と表面に出てきていることが違ったりするので、本当に口から出た言葉が本当の気持ちだったのか、本当はどうしたいのか、という部分にも向き合いながら子ども達とコミュニケーションをとっています。
実際によくある場面として
何かあった際に「全部〇〇のせいだ!!」とキレる子や「どうせ」「別にいい」「もういい」とすぐに伝えることを諦めてしまう子もいるのですが、しっかり話をすると本当は恥ずかしい気持ちを隠すためだったり、責めらると思って自分を守ろうと咄嗟に出た言葉だった、否定される前に諦めて自分を守っているということもありました。これは子どもに限らず似たような形や言葉で大人にもでる現象です。

様々な経験と子ども達の現実も踏まえた上で、今自分の本当の気持ちに蓋をしている子も、大きな壁にぶつかっている子も、大人も子どももみんな小さなキッカケと人との出会い・周りのサポートで乗り越えることができ自分本来の姿を思い出し、その先で自分らしく生きることができ、安心して生きる居場所を見つけることができると考え活動を続けています。
今後はママの「やってみたい」、「やってみたかったけど諦めている」などの声にも向き合いながら、キラキラ輝くママの背中を子ども達に見せながら、大人になることへワクワクして欲しい、「こんなことをしてみたい」に繋がっていけるような環境も整えていきたいと考えております。

資金の使用用途

このような活動は基本的にはボランティアが多く、活動資金としてなかなかお金に繋がることがないのが現状です。困り事のループは誰か手助けに入り、手を差し伸べる必要があります。しかし、支えていく僕たちが活動に比例して貧困になっては本末転倒となり、負のループを続ける結果となってしまうことは明らかです。
そこで皆様からいただいた貴重で大切なお金を僕たちの活動資金や子ども達の体験代、ママ達のサポート代として活用させていただきたいと思っております。
少しでも賛同していただける皆様からの温かいご支援をお待ちしております。

目先の困りごとを助けることも大切にしながら、今後大人になっても続く貧困ではなく、生きやすく生きたい人生になるように願いと愛を込めてこれからも子ども・ママと共に向き合っていきます。

また皆様からの応援のメッセージもとても励みとなり嬉しく思います。

最後に

これからの未来を担っていく子ども達へたくさんの愛を注ぎ、日々時代が変化していく中で生き抜く力をつけていけるようサポートをしながら子ども達と共に成長し続け、変化し続けていけるよう頑張っていきます。
そしてママと家族のように協力しながら子育てに向き合い、ママ自身のくつろげる環境や自分時間の大切さ、ママ自身のやってみたいを応援し続ける、新しい家族のあり方を作っていけたらと思っております。
子ども達の居場所作りとひとり親家庭支援を行う僕たちに皆様からの愛を託していただき、幸せの大きな輪を続けているよう応援いただけると嬉しいです。

※皆様から頂いた寄付は子ども達の体験活動や、活動運営費など大事に使わせて頂きます。

尚、インスタグラムの投稿にて活動報告とさせて頂きます事を予めご了承ください。

団体情報
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コングラント」で作成されています。
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