活動・団体の紹介
米国に本拠を置く国際NGO Operation Blessing は、深刻な状況下で苦しんでいる人たちに救いの手をさしのべようと1978年に設立されました。日本では東日本大震災の発生直後に緊急支援活動を開始し、オペレーション・ブレッシング・ジャパンとして日本支部を設立、イエス・キリストの精神に基づき、国内外において深刻な状況下で苦しんでいる人たちに救いの手を差し伸べるため支援活動を続けています。
苦難の連鎖を断ち切り、愛と希望を届ける-それが私たちの使命です。
活動の背景、社会課題について
世界には災害や貧困、犯罪、戦争などによって生存の危機に直面している人々がたくさんいます。一方で、多くのものを持ち誰かに手を差し伸べたいと思っている人々がいます。必要としている人々が本当に必要な支援へアクセスできるよう、人々の思いやりが苦しみの中にある人々の心に届くよう、これまで様々な分野において支援活動を行ってきました。
アメリカ本部を始め国際救援チームは、各国で起こる災害や人道危機にいち早く駆け付け緊急支援を開始します。また深刻な水質汚染や慢性的な水不足に陥っている国々では浄水設備を整え衛生環境を改善、飢餓救済や医療支援を含む4つの分野において人道支援を続けています。
日本では東日本大震災直後より活動を開始。緊急時の救援や物資提供を行う災害支援、カウンセリングやワークショップを通したこころの支援、炊き出しやフードバンクによる生活困窮支援や被災地でのコミュニティ支援など、多岐にわたって活動しています。
緊急災害支援後は、地震、津波、そして原発事故による複合災害で甚大な被害を受けた福島県南相馬市、予期せぬ土石流災害に見舞われた静岡県熱海市、そして令和6年元日に発生した能登半島地震被災地など、中長期にわたりコミュニティ支援を行っています。そうした中、時間がたつほどに複雑化する地域課題や心理的課題が浮き彫りとなり、潜在的に抱えていた課題が、災害発生をきっかけに目に見える形となり認識される現状を目の当たりにしてきました。
高齢化が進む日本において、災害発生前からの備えが、その後の復旧復興に大きな違いを生み出します。オペレーション・ブレッシング・ジャパンでは平時より、弱い立場におかれる人々、孤立する人々とのつながりを創出するためのフードバンクや炊き出し、市民一人ひとりの意識を高めるための市民ソーシャルワーカー育成プログラム、そして心のケアセミナーやカウンセリングなど、多岐にわたる支援プロジェクトを実施し、社会課題の解決に取り組んでいます。
活動内容の詳細、実績について
オペレーション・ブレッシングは、「パートナーと協力し、世界中の苦しみの中にある人々に救いの手を差し伸べ愛を示す」ことを使命とする国際人道支援団体です。1978年の設立以降、90の国や地域において、災害支援、飢餓救済、水の支援、そして医療支援を行ってきました。
日本支部では東日本大震災以降10年以上にわたり、国内の被災地で支援活動を展開、災害支援、こころの支援、生活困窮支援、子ども支援の4つの柱を中心に活動を続けています。
詳しくは活動レポートをご覧ください→ https://objapan.org/category/r...
代表者メッセージ
「生きる希望」を届ける
オペレーション・ブレッシング・ジャパンを通じて 愛と希望を世界の人々に届けましょう。
世界には災害や貧困、犯罪、戦争などによって生存の危機に直面している人々がたくさんいます。米国に本拠を置く国際NGOのオペレーション・ブレッシング(OB) は、深刻な状況下で苦しんでいる人たちに救いの手をさしのべようと1978年に設立されました。キリスト教精神に基づき、世界中で実践的な活動を繰り広げています。
日本では、東日本大震災の発生直後に緊急支援活動を開始しました。その後も現在にいたるまで、津波で舟を流された漁師さんに漁船を提供したり、メガネを失った人に検眼をしてメガネを贈るなど、被災された東北地方の方々の暮らしに直結する内容の支援事業を展開してまいりました。
オペレーション・ブレッシング・ジャパンは2013年3月に日本での事業強化のために宮城県から特定非営利活動法人(NPO法人)の認証を取得しました。私たちは今後、東北の復興支援・日本で起きる災害への支援、そして特に心の問題・社会の問題に力を入れてまいります。
同時に、世界各地でOBが展開している様々な事業を日本の皆様にご紹介して理解と共感を深めていただきたいと考えております。
苦難の連鎖を断ち切り、愛と希望を届ける―― それがオペレーション・ブレッシング・ジャパンとOBの使命です。
国際NGO特定非営利活動法人
オペレーション・ブレッシング・ジャパン
代表理事 ドナルド・トムソン
寄付金の使い道について
皆さまからお寄せいただくご寄付は、プロジェクトの指定がある場合は該当プロジェクトのため、指定がない場合はその時に最も必要とする支援活動において、大切に使わせていただきます。支援に必要な食料や物資、燃料、水、運搬費や緊急出動時のための備蓄など、大切に使わせていただいています。
私たちは寄せられる貴重な寄付につき最大限の支援を提供することに尽力しています。2023年度も物資の寄贈や寄付、実際的な協働などの温かい支援により、必要な食料や飲み物を手配し、傷ついた人々への衛生用品や生活用品といった重要な物資を提供することができました。
皆さまのようなたくさんの友人の協力を得て、オペレーション・ブレッシングは継続プログラムを実施するとともに、緊急時にはミッションのためにチームが迅速に対応できるよう備えることができます。
オペレーション・ブレッシングのミッションに賛同いただき、世界中の困っている人たちに仕え、実際的な形で愛を示すためにご協力をいただいていることに、心より感謝申し上げます。
※私たちは健全なNGO活動のためにアカウンタビリティ・セルフチェックに取り組んでいます。
詳しくは年次レポートをご覧ください→ https://objapan.org/aboutus/