活動・団体の紹介
私達は、熊本県立小国高等学校2年生のOGUNIギフト制作チームです。総合的な探求の授業で小国郷(小国町及び南小国町)の魅力をより多くの人に知ってもらうために色々な活動をしてきました。その活動をしていく中で、小国郷のために何かできることがないかと考えたときにこのプロジェクトを実行することを決めました。私達はこのプロジェクトを通して目指したい未来が3つあります。
①小国町や南小国町の特産品に興味を持ってもらうこと
②小国郷(小国町と南小国町)のふるさと納税をもっと活用してもらうこと
③学校の魅力化を進めることで生徒募集や学校存続につなげること
そして、私達高校生がギフトの掲載商品を選ぶことで小国や南小国町の特産品の知名度を上げることに繋がり、小国郷の魅力をPRします。また、小国町や南小国町は地域との距離が近いため、地域の方々の協力を得ながらプロジェクトを進めていくことで、小国高校生と地域の方の繋がりがより強くなることができると考えます。このプロジェクトをきっかけに小国郷へ足を運んでみたいという方が増えることを目指します。
活動の背景、社会課題について
(1)社会課題
小国郷には、少子高齢化と人口減少による地域の活力低下という大きな課題があります。小国町の人口は6451人(令和5年12月1日現在、小国町公式HPより)で、直近6年で970人減少しています。南小国町は、3869人(令和5年12月15日現在、南小国町公式HPより)で直近7年間で179人減少しています。働き手の不足や税収の減少を招いており、「ふるさと納税」の事業をより活発にしたり、より多く観光客や宿泊客を呼び込む必要があります。
また、新型コロナウイルスの影響によって、小国郷の大きな収入源である観光業が落ち込んでしまいました。観光客や宿泊者数は徐々に戻ってはいますが、新型コロナウイルスの影響で3年分の収益を取り戻すことは、まだまだ困難な状況にあります。
また、小国高校の学校存続の課題もあります。現在の小国郷内の中学生が現在の中学2年生の世代から一気に減少するため、1学年40名以上の生徒数維持が困難となり、統廃合の対象となる可能性があります。このプロジェクトによって、学校の魅力化を進め、小国郷の中学生や今後「地域みらい留学」の制度によって全国の中学生に選んでもらえる学校を目指し、学校存続につなげたいと思っています。
(2)活動の背景
このプロジェクトに取り組む6人は、最初は、それぞれが総合的な探究の時間に小国郷の観光を盛り上げるための活動を行っていました。
具体的には、
・アバターを使って小国高校から魅力の発信
・ASOおぐに観光協会と協力して「おぐに観光クラブ」としてフィールドワークを行い、小国町について知ってもらうためのクイズ「オグシル」の作成
・小国郷の飲食店を巡るデジタルスタンプラリー作成 を行っていました。
活動を行っていく中で、「もっと広い範囲で小国郷の魅力を知ってほしい」という思いから、地域限定のカタログギフトを作成している「けんさんぎふと」さんに商品開発のご協力を依頼しました。そこから昼休みに何度も打ち合わせを重ね、掲載商品の選出と事業所さんへのアポ取り、表紙やデザイン決めなどを行いました。掲載商品の選出では、小国郷(小国町と南小国町)の特産品である小国ジャージー牛乳や小国杉などだけでなく、地域に根づいたお店の商品などを選びました。
その後、放課後等を利用して事業所を訪問し、プロジェクトの旨を伝え、商品や価格などの細かいところまで打ち合わせを行いました。さらに協賛金集めや南小国町のカタログギフト作成の際に、追加メンバーの募集を行い、小国町の商品掲載依頼で6人、小国町の協賛依頼で5人、南小国町の商品掲載依頼で6人、南小国町の広告掲載依頼で6人の現在23人でプロジェクトを進めています。12月23日現在、68の事業所と連絡をとり、訪問して協力依頼を行い、39の事業所の協力をいただいています。
活動内容の詳細、実績について
(1)活動
6月〜9月 総合的な探究の授業で、地域活性化や観光等をテーマにした高校生が地域の調査やフィールドワークで地域の事業所を訪問し、地域について理解を深める。
9月中旬 株式会社けんさんぎふとに高校生から商品開発を提案。
9月下旬 株式会社けんさんぎふとの方が来校し、高校生と打ち合わせ。
10月上旬 学校・同窓会・けんさんぎふと・小国町・南小国町の担当者と企画について会議を行い、企画を説明。
10月中旬 小国町の掲載商品を選出。
10月下旬 商品掲載依頼のための事業者の方々へ連絡。表紙やデザインなどを考案。
11月上旬 小国町の商品掲載依頼へ行く。(11月下旬まで)
11月中旬 小国町の事業者の方々へ協賛広告依頼に行くメンバーが追加。
11月下旬 小国町の事業者へ協賛広告依頼(現在も進行中)
南小国町の商品掲載依頼と協賛広告依頼に行くメンバーが追加。
12月上旬 南小国町の商品掲載依頼の連絡と訪問(12月中旬まで)
南小国町の協賛広告依頼の連絡と訪問(現在も進行中)
各種コンテストにエントリー
12月中旬 クラウドファンディングの実施を考える
12月23日(土)第2回熊本スーパースクール全体発表会 県立高校「学びの祭典」にて、県立高校50校の中から代表でステージ発表
1月下旬 小国高校総合的な探究の授業公式インスタグラム開設
https://www.instagram.com/ogun...
(2)OGUNIギフトについて
(3)今後の予定
全国高校生マイプロジェクトアワード2023参加中(熊本県Summitへ参加!)
SDGsQuestみらい甲子園熊本県大会出場中(1次審査通過!)
令和6年度 次の学年に引き継ぎ、学年全体で取り組む。その際に体験型返礼品や高校生と企業とのコラボ商品を開発し、ギフトに掲載する予定。
代表者メッセージ
熊本県立小国高等学校2年生のOGUNIギフト制作チームです!
私たちは「小国らしさが伝わる商品で、地域の魅力を発信したい」と強く思っています。
また、このプロジェクトを通じて学校の魅力化をはかり、生徒募集につなげ、学校存続を達成したいと思っています。
OGUNIギフトは、学校と地域の魅力を同時に発信でき、小国の未来を高校生がつくることができるプロジェクトだと確信しています!
ぜひ、地域や学校のために活動する小国高校の生徒を応援していただければと思います!
みなさまのお力が必要です!!
ご支援よろしくお願いします!
※地元のラジオ局エフエム小国の生放送に出演しました!(令和5年12月6日)
※熊本日日新聞からも取材を受けました!(令和5年12月15日朝刊)
※熊本放送(RKK)から取材を受けました!
寄付金の使い道について
このプロジェクトには制作費がかかります。地域の事業者の広告協賛に加えて、制作費の補填とこのプロジェクトを継続可能なものとするための次年度制作費(研究開発費)・広告宣伝費・生徒の交通費等に使いたいと思っています。
今年度ギフト制作費・・・・・・・・・39万円
次年度ギフト制作費・・・・・・・・・39万円
広告宣伝費(ポスター制作や印刷)・・12万円
交通費(バス代等)・・・・・・・・・10万円
合計100万円
最後に
本プロジェクトに対し、商品開発や商品掲載、協賛等で協力いただいた事業者の皆様、クラウドファンディングの紹介をしてくださったUniverse Questの神田みゆきさんに謝意を表示します。