活動・団体の紹介
NPO法人わんにゃんレスキューOHANAは地域密着のチームです。
「ZERO KAMISU」というプロジェクトを立ち上げ、活動中です。
神栖市エリアを中心に活動中ですが、茨城県全体がよくなるよう活動の幅を広げていきたいと考えています。
活動の背景、社会課題について
~神栖市エリアの野犬たちの現状~
放し飼い・脱走・遺棄により、放浪犬が発生してしまいます。
放浪犬がいずれ地域の野良犬となり、住民が餌やりだけを定期的にしてしまいます。
餌場に集まった野良犬同士が繁殖してしまい、野犬が産まれてしまいます。
その野犬同士が群れを作り、年2回繁殖を繰り返してしまいます。
群れとなり、目立つ野犬たちは石を投げられたり、棒で叩かれ、追い回される子たちもいます。
手に負える一部の子犬たちだけは救助するが、成犬は野放しのまま手がつけられません。
これが、茨城県の野犬収容トップクラスを毎年維持してしまっている神栖市の現状です。
殺処分ゼロも、収容頭数ゼロも、野犬繁殖の問題も、すべては私たちの足元にある問題です。
何かを悲観したり、誰かを非難していても明日は変わりません。
野犬たちはすでに自然繁殖をしてしまっていますが、元は私たち人間が犬をいい加減に飼育してきた結果です。
それを、人間である私たちが改善せずに誰がやるのでしょうか。
活動内容の詳細、実績について
主な活動は、犬猫の保護・譲渡、猫のTNR活動、啓発活動です。
R4年度活動実績
・譲渡
犬 49頭 猫 25頭
・不妊手術(多頭崩壊現場、TNR含む)
犬 33頭 猫 130頭
・センターに野犬を入れず直接保護 14頭
R5年度活動実績
・譲渡
犬 19頭 猫 12頭
・不妊手術(多頭崩壊現場、TNR含む)
犬 19頭 猫 71頭
・センターに野犬を入れず直接保護 31頭
代表者メッセージ
NPO法人わんにゃんレスキューOHANA 代表 松本です。
茨城県動物指導センターは限界を超えた頭数が収容され、逼迫した状態が続いています。
殺処分ゼロを維持するためにも、やむを得ず収容されてしまった犬たち、猫たちのためにも収容頭数の多い地元、神栖市エリアからの収容を止めることが今とても必要だと思っています。
寄付金の使い道について
犬・猫たちの医療費、フード代、その他ペットシートや猫砂等備品代。
野犬保護のためのトラップ資材、材料費。