
この度、congrantを始めました!
以前から学園内外の方より、「手軽に支援できる仕組みがあったらなぁ」というお声を多くいただいておりました。
2023年秋、プロジェクトチームが立ち上がり、このほどついにcongrant(コングラント)のプロジェクトが本格始動いたしました。それによりクレジット決済などが可能になり一回500円から、お気軽にご支援いただくことができます。みなさまどうぞ、よろしくお願いいたします!
活動報告を書くにあたり、ページにお越しいただくみなさんに、おひさまの丘のことを知っていただけたらなぁと思っていました。
さて何を書こうかな?と、少し教室やお部屋へ覗くと、いろいろなものが目に入ってきました。その一つひとつに、この場所に至るまでのご縁や物語があって、暖かな人の手がかけられていたり、優しい気持ちが込められているのだと感じられました。改めてこの学園が、とても多くの人の想いやさまざまな方のご支援・ご協力によって成り立っていることを、つよく実感することとなりました。
そこで、今回は1の校舎、1階にあるホールをご紹介したいと思います。
普段は音楽やオイリュトミー、運動遊びなどの授業が行われ、入学式などの催しや講座、月に1度のおひさま会もここで開かれています。写真を撮ったこの日は保護者有志による「おやつの会」がありました。

元々は、和室の二間続きだったホール。1の校舎は賃貸物件ですが、開校当時、大家さんのご好意により畳からフローリングになりました。淡い黄色〜山吹色のグラデーションが暖かな壁や襖は、開校時に教師や1期生の保護者が塗ったものです。



猫脚のピアノは、遠くに住む娘さんと一緒に住むことになり、手放されることになったというOさんから。「子どもたちのためになれば」とのお考えからご縁がつながり、学園にご寄付をいただきました。
シュタイナー学園では音楽の授業でいろんな楽器に触れますが、キンダーハープやゴングもご支援いただいたものです。ほんとうにありがたい限りです。いつも大切に使わせていただいております。

ホールは天井から床まで大きな窓があり、とても明るい空間です。柔らかな綿の大きなカーテンも、開校当時、担任教師と1期生のおばあさまが縫われたものだそう。既製品にはない優しい雰囲気があるなぁと、いつも感じます。学園には手づくりのものがいっぱいです!
この日は仙台にも久しぶりにたくさんの雪が積もりました。
子どもたちは待望の雪に大喜び。雪だるまや雪合戦、いろんな遊びに勤しんでいましたよ。


それでは今回はこの辺で。また次回も別のお部屋をご紹介したいと思います。お付き合いありがとうございました!