思わず本気になる教材を作りたい！～きこえない人が困ることなんなん？～

こんにちは！
手話エンターテイメント発信団oioiからお知らせです！

2024年7月8日(月)～14日(日)の1週間
京都発のチャリティー専門ファッションブラント「JAMMIN」さんとの
コラボ企画を行います。

JAMMINさんがNPO/NGOなどの非営利団体を丁寧に紹介しながら、
団体を知らなくてもファッションから寄付につながるデザインを設計していく
という取り組みで今週はoioiを紹介いただいております。

「チャリティーだから」ではなく、
「カッコいいから」「モノがいいから」、商品を手にとってもらい、購入してもらう。
――――JAMMIN ホームページより

だからこそ、私たちもデザインにこだわりました。

私たちがどのように「バリアクラッシュ」を進めていくのか
分かりやすくアメコミ風にしていただいたデザインが施された限定アイテムを
多数取り揃えておりますので
ご興味がございましたらぜひサイトを見てくださると嬉しいです！

▼サイトはこちら
https://jammin.co.jp/


そして今回、このチャリティーにていただいたご寄付は
クラウドファンディングでいただいた資金とは別で
「きこえないこと」を分かりやすくした映像作成に使用いたします。

実は、クラウドファンディング期間中、私たちが懸念していたのは
「きこえない人の困りごと」の映像を見て学ぶ子ども達が
そもそも「きこえないこと」について知らなければ
困りごとにも気づけない・気づきにくいのではないかということ。

きこえない人に出会ったことがない人がほとんどな中、
なにかしら「きこえないこと」に関する簡単な知識を
困りごとを学ぶ前の学習映像を制作できないかと考えておりました。

例えば、「きこえない」とひと言で言っても様々なきこえ方があります。

分類されているのは、
伝音性難聴、感音性難聴、混合性難聴の３つです。
（もちろん、まったくきこえない人もいます）

それぞれどのようにきこえているのか、
私たちはワークショップで下記のようなスライドを使用し説明しています。

「きこえる人」のきこえ方と比べ、小さくきこえるのが伝音性難聴
１音１音がハッキリせず、こもってきこえるのが感音性難聴
両方が混じり、音も小さくハッキリきこえないのが混合性難聴

という風に言われています。

私たちが実際お伺いする際はしっかり例をお見せする（聞いていただく）のですが
これを文字だけで理解するのはなかなか難しいと考え、
「困りごと」の前に学習できる、いわばvol.0の映像を制作することにしました。

元々は、私たち自身で資金を捻出し制作する予定でしたが
今回このように良い機会をいただきましたので
コラボ企画でいただいた寄付金をこの映像制作資金に当てさせていただきます。

より分かりやすい教材を、全国のみなさまへお届けするために
日々の活動も一つ一つ繋げていきたいと思っております。

ぜひ、今後の私たちの活動も見守ってください！