基礎教育保障研究所

岡山自主夜間中学校の運営を継続するために寄付をお願いします

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一般社団法人岡山に夜間中学校をつくる会が運営している「岡山自主夜間中学校」では、生徒の皆様からは授業料をいただいておりません。施設使用料、教材費、コピー代等はボランティアスタッフからの会費と寄付金で賄われています。永続的に岡山自主夜間中学校の活動が継続できるよう、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

岡山自主夜間中学校とは

2017年4月に「岡山に夜間中学校をつくる会」を立ち上げ、岡山自主夜間中学校を設立しました。2018年12月に一般社団法人となりました。

岡山自主夜間中学校では、形式卒業者、義務教育未修了者、学齢期の不登校の児童生徒、外国籍や外国にルーツを持つ人など、さまざまな人が学んでいます。学びたい方すべてに教育の機会を確保、共に学び、成長していく学びの場をつくりたいと思っています。年齢、国籍は関係ありません。さまざまな事情により十分に学ぶことができなかった方すべてが対象です。
中学校を卒業していても、「もう一度学んでみたい、学びなおしたい」という方、現在中学校に学籍はあるけれども、さまざまな理由により学校に行くことができない方も参加いただけます。

 

2022年4月より以前から授業を実施していた岡山国際交流センターから学びの場を移転しました。新しい学び舎は表町商店街にあります。常設教室を開校したことにより月・水・土曜日と週3回授業を実施できるようになりました。

今までは週1回土曜のみの授業で、もっと回数を増やしてほしいという生徒さんの要望が多く、念願の常設教室の開校により多くの生徒さんの学びの場が確保できるようになりました。

 

なぜ岡山自主夜間中学校が必要なのか

日本語の読み書きが不自由な人がたくさんいるという事実をご存じでしょうか?

「切符の買い方がわからない。行き先の字が読めない」「電車やバスに乗るのが怖い」「外出するのが不安で仕方がない」という声を、岡山自主夜間中学校の多くの生徒から聞きます。国籍を問わず、日本語が読み書きできない、計算ができないことで、大きな困りごとをかかえながら生活している人々は少なくありません。学びが十分でないと、生存権を脅かされることにつながります。憲法は、「教育を受ける権利」を保障しています。しかし、実際は、日本には読み書きができない人はいないという認識が強く、また、読み書きができない当事者はそれを隠して生きているので、見えにくくなっています。十分に読み書き計算ができないために、履歴書が用意できなく就職できなかったり、やっと就職しても長続きできなかったりします。私たちの周りには「学びの貧困」のためにしんどい思いをしている人が多くいます。ゆえに、岡山自主夜間中学校は「学ぶことは生きること」をモットーに、学びを必要としているすべての人々に学びの場を提供しつづけます。

 

課外授業も行っています

生徒さんの中には未就学や不登校などの理由で、文化祭、体育会、修学旅行など、学校教育の一環として行われる行事を経験したことのない人が多数います。そのため、春には花見や社会見学、夏にはキャンプや星空観察、秋には宿泊研修、冬はクリスマス会など、教室内での学習にとどまらず学校内外で多くの人々と親睦を深め、交流を推進しています。

ご支援の使い道

岡山自主夜間中学校はボランティアスタッフから集める会費と寄付で成り立っています。常設教室を開校したことにより、家賃、共益費、電気代、教材費等を入れると財政的にとても厳しい状況です。

学びを必要としている生徒さんに学びの場を提供し続けるために皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

団体情報
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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