パーラーOKIからOKI HOUSEへ!
私たち夫婦は2021年に娘3人と共に東京から沖縄県うるま市に移住しました。
夫は児童養護施設に勤めて17年目で現在も勤務し続けています。妻は幼稚園、保育園、児童養護施設での勤務経験あり。
2人が児童養護施設で勤務する中で感じた、
「この子ども達やその保護者に対して地域で話を聞いてくれる大人がいれば親子分離をして子どもが施設に入所することは無かったのでは」「親が子育てで悩んだ時に行政に相談するのはハードルが高いのではないか」という想いから、福祉施設ではなく沖縄では馴染みがある地域の誰でも気軽に立ち寄れるパーラーを2021年10月にオープンし、3年間活動してきました。
パーラーからOKI HOUSEへ!
3年間の活動の中で地域の繋がりが子どもたちの幸せに必要不可欠であり、私たち大人にとっても大切だと確信。
優しさや幸せが循環する場所。何も売らないのにお金では手に入らないモノが手に入る場所。
そんな場所を創造していきます。
RYU
・社会福祉士 保育士
・児童養護施設職員・児童家庭支援センター相談員・元沖縄県社会福祉審議会委員
・沖縄女子短期大学非常勤講師・沖縄福祉保育専門学校非常勤講師
・社会的養護の現状と課題を一人でも多くの方に伝えるお話会を定期的に開催。
CHIAKI
・保育士・幼稚園、保育園、児童養護施設、子育て支援センターでの勤務経験あり。
・アロマヘルパー
「できる人ができる事をできる時に」
この言葉をお店のコンセプトとし、Openから今まで色々な活動をしてきました。私たち夫婦にできる事は限られていますが、たくさんの方とご縁で繋がり、それぞれのできる事を考えて実行しています。
沖縄に住んで初めて生理の貧困という言葉を聞きました。何かしなくてはと思い、お店に生理用品を無料で置く事にしました。置くならば必要としている人が受け取りやすいようにとサニタリーケースに入れて置くことにしました。SNSで協力してくださる方を募集したところ、たくさんの方から連絡を頂き生理用品を寄付してくださる方、サニタリーケースの生地を寄付してくださる方、その生地を縫ってケースを作ってくださる方とそれぞれができることをして、今OKIHOUSEには可愛い生地で作られたサニタリーケースに入った生理用品が無料で置かれています。
「何かしたいけど何をしたらいいかわからなかったのでこの活動に参加できて嬉しかったです。」という声を何人の方からも頂きました。まさに優しさの循環です。
活動内容
ゆんたく
ただ話をするだけ。子育ての事でも世間話でも。人は話す事で気持ちが楽になったり元気をもらえたり。
イベント開催
子ども向けのイベントはもちろん、親子で楽しめるような地域の方どなたでも参加できるようなイベントも開催します。大事なのは地域が繋がって、みんなで楽しむこと。
遠足(子どもの体験活動)モノより思い出!
地域の子ども達をお店ではなく少し離れた場所に私達夫婦が引率者として遠足に連れていきます。親から離れて、その日初めて会う子ども同士で一緒にSUPを楽しんだり、パデルというスポーツをしたりと、普段なかなか出来ない体験を一緒に楽しみます。
無料配布
寄付で頂いた物を含め無料で配布します。ただ支援する側とされる側に分けたくないので、ゴミ拾い活動と合わせて実施したりと工夫もしています。
誰でもこれる居場所作り
福祉施設だと福祉を利用している人しか行けない気がしてしまう。
行政機関はハードルが少し高い。
支援センターって言われると支援されに行く気がしてしまう。
OKI HOUSEは「誰でも気軽に来れる」そんな場所を目指しています。
その為基本的には委託費や助成金などは頂いていません。
自主企画のお話会の売り上げなどで運営しています。
今までにない大きなコミュニティーの乗組員(CREW)募集!
どんな人でもその人らしく、ありのままの自分でいられる居場所が必要です。そんな場所やコミュニティを創る仲間を募集しています。資金、資源、ノウハウなどそれぞれができる形で提供する。
奪い合う社会から分け合う社会へ!
※皆様から頂いたお気持ちはは子ども達の体験活動や、店の運営費、ボランティアスタッフへの交通費など大事に使わせて頂きます。
尚、インスタグラムの投稿にて活動報告とさせて頂きます事を予めご了承ください。