私たちの思い
「あの時、助けてくれる場所があって本当によかった」
そんな声を、たくさんの女性と親子からいただいています。
オリーブの家は、家庭内暴力(DV)や虐待に苦しむ女性と親子、経済的に困難なひとり親家庭を支える認定NPO法人です。
「逃げたい」「助けてほしい」と願うその瞬間に、力になりたい。
そして、子どもたちが未来を信じられる社会をつくりたい。
そんな想いで、日々活動しています。

プロジェクトについて
オリーブの家が届けている支援は、すべて「小さな一歩」を応援するものです。
1. DV・虐待被害女性と親子のシェルター保護事業
ある夜、日々の暴力から居場所がなくなった母子がシェルターにたどり着きました。
母親は泣きながらこう言いました。
「ここがなかったら、私たちはどうなっていたか分かりません」
オリーブの家は、そんな親子や女性が安心して眠れる居場所を提供しています。
心身を休める時間、未来を考える時間――それは、親子や女性が立ち直り自立するための大切な時間です。

2. 困窮ひとり親家庭への訪問支援
「恥ずかしいのですが・・・お米が底をついてしまったんです」
子どもが病気になって仕事に行くことが困難になったひとり親家庭からSOSを受けて、スタッフが家庭を訪問しました。
オリーブの家では、頑張っているけどどうにもできなくなって貧困に陥ってしまったひとり親家庭に食料や生活必需品を届けるだけでなく、子育てや仕事の相談にも寄り添っています。
一人で抱え込まずに済むように、そっと手を差し伸べています。

3. 傷つきを抱えた子どもたちの体験学習
経済的な理由で、学校以外での体験を行ったことがない子どもたちがいます。
海に行ったことがない、キャンプや家族旅行も一度もない・・・このような体験格差のため、休み明けに学校でも楽しい思い出の話が出来ない・・・だから友達は作らない。
オリーブの家では、自然の中で遊んだり、他にも様々な学ぶ機会をプレゼントしています。
「楽しかった!」「また行きたい!」「またやりたい」そんなキラキラした笑顔が広がります。

4.困窮ひとり親家庭への宅配ランチ事業
長期の休みの間、親が仕事で家にいないとき、給食もなく栄養状態が一気に悪くなり、何より子どもたちは孤独に過ごしています。
宿題を見てくれる大人もいません。子ども食堂にも行けません。猛暑の中でエアコンを我慢して熱中症の危険にさらされている子どももいます。長期休みの様々な問題を解決するために、手作りのお弁当を届けて見守りや学習の相談にものっています。
「おいしかった~!また食べたい!また来てね」
食べることで、関わってくれる人がいることで心も元気になります。
愛情いっぱいのお弁当をきっかけに、子どもたちの生きる力を育みます。

活動実績について
- 年間30組以上の親子をシェルターで一時保護
- 年間500件を超えるDV・虐待・ハラスメント相談
- 年間200回を超える訪問支援
- 年間40人以上の子どもたちが自然体験学習に参加
- 年間280食以上のランチを子どもたちに届けています
代表者メッセージ
「誰ひとりとして虐げられることのない世界へ」

暴力も、貧困も、簡単にはなくなりません。
でも、誰かが手を差し伸べれば、必ず未来は変わります。
私たちは、今日も女性と親子の精いっぱいの小さな勇気を信じて寄り添い続けます。
私たちと一緒に、チャンスと希望をお届けしていただけませんか(*^^*)
皆さまのご支援でできること
皆様の応援が、困難な問題を抱えている女性と親子の今を支えて、未来の社会への貢献につながります。
- 1,000円で…子ども1人に、手作りランチを2回届けることができます
- 5,000円で…訪問支援で2家庭の子どもに食料品や生活用品の支援・学習支援を行えます
- 10,000円で…DVから逃れた親子が一週間、安心して眠れる場所を確保できます
あなたの寄付が、女性と親子の「明日」をつくります。